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自分の人生に真剣に悩み、涙し、4月から社会人になる若者とのエピソード(Wantedly運用における事例)

アウスタ広報の西脇です。自社のWantedly運用のメイン担当です。

Wantedlyを運用していますと、毎月いろんな若者にお会いする機会に恵まれます。
最近「Wantedlyをアウスタが使っていて良かったぁ......」
と心から思えた事例を共有します。

昨年8月、ある修士2年生からのエントリー「大学院をやめそうと思うんです......」

弊社のエンジニア募集に、昨年の夏ある大学院生よりエントリーがありました。
名前はT.Hさん。

メッセージをやり取りしていく中で、彼がこんな悩みを打ち明けてくれました。

現在、大学院に通う修士2年生です。
あと半年で修了ですが、
自分がなぜ研究をしているのか、大学院を修了する必要があるのか、自分のやりたいことは本当にこの分野なのか…

様々なことを考えているうちに、専攻分野への研究意欲が無くなり、研究に手が付けられなくなってしまいました。

取り敢えず、弊社はオンラインで彼とお話しすることにしました。

大学院を辞めた自分/辞めなかった自分、どちらともイメージが出来るか?

彼とは最初、弊社の児玉がお話しをすることにしました。

T.Hくんは弊社にエントリーしてきたとき、あと半年で大学院修了という状況。敢えて今のタイミングで辞めることはないんじゃ......私は正直そう思ってしまいました。

しかし児玉は、このように彼に伝えたそうです。

大学院を辞めずに修了した場合のキャリアプラン/大学院を中退したときのキャリアプラン、どちらも考えてみてください。

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人生もキャリアも「自分で決断することが大事」

児玉とは5年ぐらいの付き合いになりますが、よ~くこういうことを言います。
これまで3,000回以上のキャリアカウンセリングを行ってきた児玉は、
「自分で決めることが大事」ということを伝えたいんだ、と。

T.Hさんが当時直面していた大学院を続けるか否かの問題。

それに対して、他の人はいろいろ言える。
でも退学にさせられない限り、彼は大学院を続けるか否かのジャッジを自分で下すしかなかった。

その夏、彼は相当悩み、涙したらしい

その当時彼は東海のほうに住んでいたので、
弊社名古屋オフィスリーダーの相馬君や関係する方と会い、自分と向き合った。

両親にも相談し、当時の大学院の担当教官にも相談した。
そうとう号泣したらしい......

でも自分はどうすればいいんだ、と......
でも自分が決めるしかない

結果彼は大学院を辞めない決断をした

約1ヶ月後、彼からこのようなメッセージがきた。

沢山の方とお話をするなかで、自分の中の世界が大きく広がりました。
そして、大学院を続けるという選択をしました。
先週から研究室に復帰しています。
卒業までには、まだ壁がありそうですが、自分でした選択なのできっと大丈夫だろうと今は思っています。
大変お世話になりました。本当にありがとうございます。
これからも児玉様や相馬様にお世話になることがあるかと思いますが、どうぞよろしくお願い致します。

それから約半年、彼が会社に挨拶にきた

(左がT.Hさん、右が弊社の児玉)

いろんなことを彼と1時間ほど語らった。

単純に彼は素晴らしいと思った。
自分のことを自分で決断するという経験をしたこと、
こちらは求めていないのにも関わらず挨拶に訪れるという礼を尽くす姿勢。

彼は社会ですぐ輝くだろうし、
「もう1日も早く社会人デビューしたいんですよ」
と言っていた。

アウスタがWantedlyをやっていて良かった

人材サービス企業なので、当然人材と企業のマッチングが売上となる。

金銭のことだけをみれば、僕たちは何をやっているんだという話しになるかもしれないけども、
T.Hさんとのエピソードを通じて、やっぱり他の会社ではなかなか出来ない関わり方が出来たと思う。
そしてアウスタという企業の提供価値が改めて分かった気がする。

アウスタがWantedlyを動かしていなければ彼とは出会えなかったわけで、
彼も僕たちと出会えなかったわけで......

いろいろと思うことはあるが、シンプルにWantedlyやっていて良かった。


という土曜の昼のシェアでした。

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