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ZONEについて、ゾネじゃないよ #98

おはようございます。
バスを乗る時に、乗ってから財布をだして小銭ガサガサしてる人を見るとビックバンアタックをしてやりたくなります。最初から用意しとけ。
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メンタルトレーニングをする目的の1つに「実力発揮」があります。
自分の持っている力を出し切るということ。

緊張しすぎて力が出し切れなかったり、油断しすぎて出し切れなかったり、ということが無いようにメンタルトレーニングをしていきます。

どれだけ実力を持っていたとしてもそれが発揮できなければ自分より実力が下回る相手にも負けてしまうことだってありえます。

心技体の技と体の練習だけしてても、心の練習をしていないとせっかく練習した技と体が発揮できないんですね。

さて、実力を出しきるためには心がちょうどいいバランスのところにコントロールしないといけません。

理想的な心理状態、いわゆるゾーンとかフローとか言われるところです。

ゾーンになるためには緊張とリラックスがちょうどバランスのとれたところで、スイッチが入りやすくなります。

緊張は悪いものと思われがちですが、まったくないとゾーンに入れないんですね。緊張を受け入れることが大事。

ゾーンに入った状態はいろんな言葉で表現されてます。例えば野球選手の場合は「球がゆっくりに見えた」だったりゴルファーの場合は「カップまでの道筋が見えた」だったり。

他にも、相手の動きがスローに見えたとか考えた通りに試合が動いていったとかそんなような感覚になるようです。

スポーツを本格的にやっていた人だったら一度や二度は経験あるんじゃないでしょうか?

ただ、メンタルトレーニングをしていないでゾーンに入り込んだとしてもそれはマグレでもう一回やってと言われてもなかなか難しい。

メンタルトレーニングをして、心をコントロールしてゾーンに入り込むことが大事でそれが出来れば毎試合ゾーン状態で臨むことだって出来るわけなのです。

そのためには、心を落ち着かせるためのリラクセーションと心のウォーミングアップのサイキングアップというテクニックを使ったりします。

心をあげたり、落ち着かせたり、調整しながらゾーンに持っていくんです。

理想的な心理状態は↑の画像のように、逆U字でよく表されます。

縦軸が実力発揮度。横軸が緊張・リラックスレベル。
先ほども言いましたが緊張とリラックスのあいだくらいがゾーンの部分で実力発揮度が1番高くなります。

リラックスしすぎててもダメだし、緊張興奮しすぎててもダメ。
リラックスしすぎてる時にはサイキングアップをして、緊張しすぎてる時にはリラクセーションを行うというイメージですね。

競技の特性によっては、ゾーンの位置がリラックス寄りになったり、興奮よりになったりしたりもします。

例えば、弓道の場合は少しリラックス寄りにゾーンの位置が来て、パワーリフティングとか瞬発系の競技は興奮、緊張の方にゾーンが寄ったりします。

自分の競技はどのくらいかなというのはちょっと考えてみてください。

ゾーンは狙って入り込むことが出来ます。それがメンタルトレーニングっす。

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株式会社メンタリスタマネージャー
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株式会社SSFプロモーションマネージャー
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森下健(もりしたけん)
1986/10/31 埼玉県三郷市出身。
学生時代は水泳に没頭。専門種目はバタフライ。現在はトライアスロンにハマっている。青春真っ只中。
奥様と息子(2歳)の3人家族。横浜在住。
家族、仕事、趣味についてとりとめなくつらつら書きたいと思います。

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