Kentaro.初の書籍「20代のうちに身につけたいお金と生き方の話」の内容と裏話

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こんにちは。Kentaro.です。

この度、僕の初の著書となる「20代のうちに身につけたいお金と生き方の話」が発売される運びとなりました。

これもひとえに、普段から動画をご視聴くださる皆さまのおかげです。
あなたが動画を見てくれたことでチャンネルが少しずつ伸びていき、KADOKAWAさんからお声をいただくに至りました。感謝感激雨あられでございます。

今回は本の内容を紹介するとともに、本に関して皆さんが疑問に思うであろうことへのお答えしていきます。


「20代で身につけたいお金と生き方の話」の主な内容

・貯金しないといけない理由
・倹約生活があなたにもたらすメリット
・圧倒的に貯金するための習慣や考え方
・投資との向き合い方
・貯めたお金を何に使うべきか?

主な内容としては上記のとおり。

簡単に言えば「お金に振り回されずに、自由かつ余裕のある人生を送るための知恵をまとめた本」といったところです。


お金に振り回されないためには、日々の生活から無駄を省いていくこと・堅実に資産形成をしていくことが必要不可欠です。

余計な出費を抑えられれば、毎月貯金する余白が生まれます。
その貯金が積み重なることで、自分の中での余裕や安心感が生まれますし、誰かを喜ばせることもできます。その結果として、自分らしく楽しい生き方につながるのは間違いありません。

つまり「節約してお金を貯めることが人生の豊かさにつながる」と僕は思ってるわけです。


とは言うものの、倹約を妨げる風潮やマインド、お金を奪っていく世の中の罠なども数多く存在します。

この本では、そこから逆算しつつ、誰でも節約・貯金ができるような思考や方法を体系的にまとめているのが特徴です。


なお注意点として、多くのマネー本・FIRE本のように、家計管理の方法・副業・〇〇経済圏などの情報はあまり扱っていません。

主に書いているのは、タイトル通り「お金と生き方」についてです。

具体的には「何にお金を使うべきか」「どこを抑えるべきなのか」「投資はどう行うべきなのか」等の点について、最小のコストで最大のメリットを得られる考え方・生き方にフォーカスしています。

「今すぐ〇〇ポイントもらえてお得!」のような即効性はないものの、その分一度身につけたらこの先ずっと活かせる、そんな本質的な内容を多く盛り込みました。

書籍に関するQ&A

本の購入を迷っている方が気になっているであろう点に対して、Q&A方式でお答えしていきます。

Q. 動画と内容は被っている?

結論、かなり被っています。笑

嘘を言って買ってもらっても意味がないので、正直にお答えしました。
Kentaro.という同じ人間が書いているわけですから、どうしても内容の重複は出てきてしまいます。
(もちろん動画で触れていない内容も書いていますが)

とはいえ、普段から動画をご覧の方であっても、読む価値はあると自負しています。

なぜなら、本なら体系的に理解できるからです。


普段の動画は、1テーマに1動画という構成です。
動画を出す順番に関しても完全にバラバラ。節約について話したと思ったら、次は投資を取り上げたり…。
YouTubeというプラットフォームでは仕方がないことであるものの、どうしても情報が散らばってしまいます(動画の中で一部内容の重複もあります)。

また僕のチャンネルには、動画が合計で100本以上あります。
そもそも100本すべて見ている人はごく少数のはずですし、今から100本見るのはめちゃくちゃ大変でしょう。そして仮に見たとしても、内容は忘れてしまいますよね。


一方で本では、動画の中から本当に理解すべき内容・大事な情報を1冊に凝縮しています。

また内容を分けて章を構成しているので、「節約なら節約」「投資は投資」のように、整理された情報をインプットできるという利点もあります。
忘れてしまった部分も、サラッと読み返せばすぐに復習できるので、圧倒的な時短につながるはず。
動画だと「欲しい情報がどの動画なのか分からない」「動画のどの部分が該当するか探すのが大変」なんてことも起こり得ますからね。


以上より、手前味噌ではありますが、普段から動画をご覧の方でも買う価値は十分あるのかなと。

1,540円というお金はかかってしまうものの、本の内容を日々の習慣に活かすことで、その何倍ものリターンはあると自負しています。

Q.20代じゃないと買う価値はない?

年齢に関係なく、30代以降の方も読む価値はあると思います。

タイトルには「20代」とありますが、節約・貯金をする上で必要な習慣・本質的な思考法は全年齢共通です。

もちろん若いうちに習慣や考え方を身につけるのがベストであるものの、貯金は何歳であっても「今すぐ」始めることが最も大事。

本には年齢や性別に関係なく、今日から使える内容を多く盛り込んでいるので、ぜひ多くの方に手にとってほしいです。

Q.なんで書いたの? 儲けたかったの?

「書いてみたかったから」というのが本音です。

僕のような凡人が本を出版する機会なんて一生ないと思っていました。
そんな時にお声をいただいたので、「折角だからチャレンジしたい」という気持ちになった感じです。

また前述の通り、本には「情報を整理できる」「体系的に理解できる」という利点があるので、動画とは違った価値提供ができると思えたのも理由の1つですね。


「儲けたかったの?」と思う方もいるかもしれませんが、これは正直全然ないです。

そもそもですが、本を書くのにかかる労力を考えたら、その時間で動画を作った方が全然お金になります。笑

本は出版数に応じて、売上の一部が「印税」として入るものの、昨今は出版不況と言われます。おそらく僕レベルだとあんまり儲からないですね…
(特に僕は初めての著書なので、そんなに印税率も高くないです笑)

また本の執筆が思いのほかしんどくて、8月には動画を1週間お休みするという事態になりました(ごめんなさい)。


総じてお金が欲しい云々ではなく、本を書いてみたかったという気持ち、そして本という媒体が持つ価値が、執筆した理由です。

ただ、今持っている全力は出せたと思うので、執筆してよかったと心から感じています。

Q.全部自分で書いたの?

大半は自分で書きました。

本って必ずしも著者が全部書いているわけではなく、実はライターが仕上げてることが多いんですよね。

・インタビューやアンケートで著者に聞き取り
・聞き取った情報をもとにライターが執筆

ざっくり言えばこんな感じです。


僕の本も、最初に構成やテーマを決めて、それを元にしたアンケートに答えていく形式を提案され、そのやり方で当初は進められました。
(アンケートと動画の内容を本にしていくイメージです)

「その方法ならYouTubeの動画を作りながら、無理のない範囲で本も出せるな」と思ったためです。

ただ、ライターさんの書いた文章を見たときに、どうしても違和感というか、自分の文章ではない感を抱いてしまいまして。

そして「本を出す」なんて、一生に一回あるかないかの貴重な機会です。

結果として「妥協したくない」という気持ちが強く芽生えてしまい、大半を自分で書き直すことにしました。


とは言うものの、そのせいで想定の何倍も大変になりました…

執筆やYouTube以外にも普通に仕事がある&動画作成もやりたかったので、やることがドバッと押し寄せてきた7〜8月はほとんど休んでいなかったと記憶しています。
お盆期間も、ずっと実家と地元のスタバで本の執筆・確認・修正等をやり続けていました。
そして前述のとおり、8月後半に力尽きました。笑

でもそのおかげで、細かい点の位置や文末の表現の仕方、言葉のチョイスまで、Kentaro.らしい、納得のいく本に仕上がったと思います。

Q.たくさん買った人には何か特典はある?

結論、特にないです。笑

「20冊買った人を自宅に招待します!」的なことをおっしゃる著者の方もたまにいますが、Kentaro.の本に関しては特にありません。笑

当たり前ですが、何冊買っても本の内容は変わりません。
売上げに貢献していただけるのは大変嬉しいことですが、お金が超もったいないです。本を何冊も買うより、そのお金を他のことに回した方が圧倒的に有意義でしょう。

1冊を丁寧に読み込んでいただけることが、何より嬉しいです。
そして本の感想をSNS等でシェアしてくれたら、もっと嬉しいです。

最後に皆さまへ

繰り返しお伝えさせていただきますが、凡人の僕が本を出版できたのは、普段から動画を見てくださる皆さまお一人お一人のおかげです。本当にありがとうございます。

高い収入を得るのは元々の能力や運による部分が大きいものの、支出は誰でもコントロールできる。そして支出を適切にコントロールできれば、大きな資産を築くこともできるし、豊かな気持ちで毎日を過ごせる。

そんな思いから、誰でもできる&再現性のある節約・貯金・投資への考え方を本には詰め込んでいます。


もちろん「必ず買ってください」とは言いません。あなたのお金をどう使うかは、完全にあなたの自由です。
また節約の思考が完全に身につき、現時点で資産が5,000万円以上あるような方にとっては、この本はあまり参考にならないかと思います。笑

でも一方で、「節約をこれから頑張りたい」「ついお金を使ってしまう」「お金に困る人生は送りたくない」という方にとっては、1,540円という金額は必ず元が取れると自負しています。


発売日は2022年10月19日。
予約部数によって初版の発行部数が決まるとのことです。

気になる方は、ぜひAmazonから予約をしていただけると嬉しいです。