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53. FW23 ベストバイ① PRADA 90年代ミニマルコーデ

前回の投稿2アイテムを使用してコーディネートしてみました。

jacket (size44) / PRADA
mockneck (sizeL) / UNIQLO U
pants (size2) / NUMBER(N)INE 2001SS
shoes (size41) / PRADA


テーマは90年代ミニマル。
着用したアイテム、カラー共に無駄を省いたミニマルなスタイル。
アイテムはダウン+カットソー+パンツ+スニーカーと最小限に。
カラーは、ホワイト、グレー、スニーカーに1部使用されているアイボリーのみ。

90年代のラフが尊敬して止まないマルジェラやヘルムートラングのアーカイブを彷彿とさせるパデッドジャケット、2001年に購入したNUMBER(N)INEのワイドパンツ。
ストリートのオーバーシルエットで時代を超えた、自分の経験に忠実な合わせです。

ちなみに、カットソーはUNIQLO UのモックネックTシャツです。
商品名載せておきます。
『UNIQLO U / モックネックプルオーバー(長袖)』
僕のコーディネート見ると何度も登場しています。
ブラック、ホワイト、チャコールと出てる時は毎回買い足してる定番中の定番。
サイズ違いでストックしてます(笑)
それ位、気に入っています。
先シーズンは裏表を反対にしたようなマイナーチェンジがリリースされました。
次の春夏に出るか分かりませんが、凄くお勧めです。

後、パンツについてです。
現Soloistデザイナー宮下貴弘さんの手掛けていたNUMBER(N)INE 2001年春夏"Time migration"コレクションのパンツのです。
当時恵比寿本店で購入しました。

当時のナンバーナインは海外の生地を使用している物が多く、こちらもメーカーは忘れてしまいましたがその類の商品です。
パッと見、ポリエステルっぽいテック系の物に見えるが、実はウール100%。
ライナーにポリエステルを貼り付けたダブルフェイス仕様。
張り感があり、撥水加工もされています。
サイドラインは同色の共地になっており、とてもクールな印象。
切りっぱなしなので使用していくとほつれくるのですがそれがまた格好良い。
ウールのトラックパンツと言った感じです。
更にジップをririを使用していて細部までこだわりを見せています。
当時、日本でこのようなこだわりを全面に出すブランドはなかった。

正直、現在のソロイストの方がデザイン自体はデザイナーズ感があり洗練はされているが、そのディテールだったり、生地だったり、細部までのこだわりは、両者で少し異なる部分はあるが一貫している。
その未完成ながらも繊細でダークな雰囲気のあるコレクションは熱狂的なファンを生み、入荷日は大行列だったのも頷ける。
今見ても格好良いですし、当時の勢いが蘇ってくる。

シルエットに関しては当時タイトな物ばかりで今着るとなると中々難しい物が多いが、このパンツはワイドシルエットなのでコーディネートに取り入れ  
この時期のナンバーナインは東コレデビュー2シーズン目でモードでロックな雰囲気が強いが、こちらは初期のテックっぽい雰囲気と、このシーズンの雰囲気が融合されて絶妙なバランスとなっている。
形はイージーパンツ仕様でカジュアルですが、生地がウール100%なのでドレスライクに穿けるのも良いポイントです。


ナンバーナインのアーカイブは色々所有しているのでまたご紹介していきたいなと思います。

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