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ぼくには友だちがいない。

実はぼくには友だちがいない。

家族はいるんですよ。
父親も母親も妹も妻も5歳の子供もいます。

でもなぜか友だちがいない。

それは何故か考えてみると、逆説的ですが友だちが欲しいと思っているからかもしれません。

友だちが欲しいと思えば思うほど、嫌われたくないがために相手の期待に沿おうとしてしまう。また、自分の友だちへの期待も高い。その結果、いずれの期待にも沿わなくなり、友情が築けなくなってしまう。

そんな傾向がぼくにはあったのです。


子どものときから友だちが出来ない。

ちょっと幼少時から振り返ってみます。
ぼくは保育園から友だちがいませんでした。
シャイで内気で内向的なぼくに寄ってくる「幼児」はいませんでした。

うーん。こう書くと自虐的ですが、本当にいなかったのです。

小学校にあがると、ぼくの内向ぶりはますます突出してきます。
人と話すことが苦痛であり、うまく自分を表現することができませんでした。いや、自分を表現する術を持っていなかったのです。頭も悪く、両親はぼくの行く末を不安がっていました。

そんなぼくに転機が訪れます。

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