親子で英検4級合格プロジェクト【第2時間目】〜まずは本試験を解こう!(リスニング編)


前回の1時間目では筆記問題を解いていきました。

主な目的は「本試験のレベル」「自分の現在位置」を把握することでしたね。


さて2時間目はリスニングの本試験問題を解いてみましょう。

▼これはメモ書き。
(紙で管理するのが効率的ではないので、次回からはiPadを利用することにしました。)


リスニング問題を解く目的とは


リスニング問題の時間は30分。意外と長いですよね。

市販の教材からアプリをダウンロードして音源を流すこともできますが、まずはあえてCDで実際に聞いてみることにしました。

リスニング問題を解く目的は以下の2つです。


1)リスニング試験がどんな感じで進行されるのかを体感する
2)自分のリスニング能力がどれぐらいかを測る

概していうと、リスニング問題に苦手意識を持っている生徒はとても多いですね。

それもそのはず「英語を聴く」という習慣がほとんどないため当然です。なじみのない言語をただひたすら30本聴くというのは苦行に近いですよね。

そこでまずは単に30分間聞くだけでOK。一通り流して聞いてみましょう。

もしここでなんとなく雰囲気がつかめるなら万々歳です。もし「全く聞き取れず雰囲気も全然わからない」と言う状態であっても何の不思議でもありません。むしろ当然です。


「現状はそうである」という認識だけで大丈夫。
ここから実力が伸びていく「伸びしろ」がたくさんあるということですから。


リスニング問題の戦略(1)リピートを最大限利用せよ


英検4級のリスニング問題は、問題文も解答文も2回ずつ繰り返し放送されます。

つまり、1回目で聞き取れなかった部分は2回目でカバーすることができるのです。

これはかなりのアドバンテージであり、最大限に利用しなければなりません。
たとえば、「1回目の放送でどの部分まで聞けるか」ということをトレーニングを通じて計画しておくのです。

ちなみにTOEICでは2回問題文が繰り返されるというサービスはありません。
一回勝負なのでかなり神経を使いますね。

リピートされるのとされないのとでは取れる戦術が異なってくるので、英検の場合TOEICとは違うアプローチをする必要があります。


リスニング問題の戦略(2)五感をフルに使おう


さて、実際に、娘がリスニング問題を解いてみたところ、やはり感覚で解いていた部分が大きいようでした。

端から見ていてもヤマカンで回答している問題が多そうですね……まぁ想定内です。

ここから時間をかけてリスニング対策を練っていくのですが、私としては筆記とリスニングを区分せずに英検対策をしてきたいのです。

一般的には筆記問題とリスニング問題とを別々に対策を練る方が多いですが、英語力を伸ばすと言う意味では「筆記をしながらリスニング」「リスニングをしながら筆記」というように有機的に学習する方が効果的であると思うのです。

語学というのはとにかく五感を使いながら学習するのが鉄則。
そうすることによって頭と体に定着していきやすいので、このあたりの方法論も今後考えていきたいと思います。


つづく

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