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「テキスト」の「対面」よりも良いところ

『SNSによって、いつでもどこでも誰とでもコミュニケーションをとれるようになったからこそ、直接会うことの価値が高まっている』というのは、もういろんなところで言われている話です。

ぼくもその言説に異論の余地はなかったんですが、かといって『文章でのやりとり』が決して『直接会うことの代替手段ではない』のだないうことを、下の最所さんのツイートで思いました。



文章でやりとりをするということは、『すぐに返事ができない』のではなく『すぐに返事をしなくてもいい』ということなのだなと。

そのコミュニケーションに時差を生じさせることが許されているからこそ、返答の内容について吟味して、そしてそれを言葉として伝えるときに推敲することができます。


対面でのコミュニケーションだと、どうしても『スピード』が優先されるので、あまり自分のなかで深く思っていないことでも、ついそれっぽくまとめて話してしまうこともあります。


というか、ぼくがけっこう対面のコミュニケーションでも『あーなるほど...』や『たしかに...』と言いつつ、ひとつの返答にめっちゃ時間をかけてしまうことがあって、それでもやっぱり相手を待たせてはいけないと思って、生煮えな言葉を返してしまうことがあるので、そういった点で『文通の優位性』を感じました。


いままで、コミュニケーションにおいて『対面→電話→テキスト』という情報量の多い順番で各手段に優劣の意識があったんですが、実はそんなものなくて、そのコミュニケーションの目的と種類によって、それぞれのやりとりの仕方に輝くときがあるんだなということを思いました。


だから、最後ちょっと脱線するんですが、これからメディアは『動画も時代だ(テキストや画像よりも情報量が多いから)』と言われていますが、これも同じことで、それぞれの発信の目的に合ったメディア形態を使い分けていくことが大事なんだなとも思いました!


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