my roots 10〜柳澤 澄人(nameshop/オワリズム弁慶)〜

・my roots 10初のゲスト寄稿
前回公開してありがたいことに中々の反響をいただいたこの音楽コラム「my roots 10」ですが、
第2回目はゲスト寄稿ということで、nameshop、オワリズム弁慶のメンバーでもあるマイメンの柳澤澄人に、自身のマイルーツである音楽アルバム10枚を選出してもらいました!

柳澤澄人(nameshop/オワリズム弁慶)

すみとありがとうな!
すっごくすっごく悩んでくれたみたいなので、本当に楽しみです。

「誰かのマイベスト10枚を教えてもらいたい」というのがこのコラムのそもそものコンセプトなので、やっと本来やりたかったことができる!といささか筆者(ケント)も興奮気味ですが、ひとまずやっていきましょう!

〜ルール〜・10枚の音楽アルバムをジャンル、国、時代問わず何でもいいので選びます。(公式から出ていれば収録曲のyoutubeのリンクも載せます)・1枚ごとに140文字前後のキャプション(文章)を書いてもらいます。秘話、思い出話、アルバムの魅力、何でも語ってください。

それでは、柳澤澄人のmy roots 10、開始です!



1:Cyber TRANCE presents SUNSHINE TRANCE

※動画なし

地元のCDショップで生まれて初めてレンタルしたCD。
2003年発売なので当時12歳。
小学1年生からコナミの音ゲーにハマり、
とにかくクラブ音楽に浸っていたのをよく覚えてる・・・
中学3年生の頃に日本のバンドを聞くまではずっとトランス少年でした


2:GAIA/Janne Da Arc

中学生の頃はジャンヌダルクばかり聞いてましたね。
人柄が魅力的で皆仲良しなのに、
スキルがテクニック全振りという最高のバンド。
V系とは?
その中でもGAIAは一番涼しくて軽やかで好きなアルバムです。
一昨年のバンド解散宣言に落胆したひとりが僕でございます。


3:and world/ACIDMAN

中学時代にtvkの「音楽缶」というMV紹介番組をよく見ていました。
ある日、いつも通り流し見していたら、
耳馴染み無い爆音イントロが聞こえて来て、
それが「ACIDMANという日本人のバンド」だと知りました。
聴き終える頃には駅前のTSUTAYAにいました。


4:ハロー/Menoz(ex.GIZMO)

2016年に解散してしまった大阪出身のバンドです。
高校時代、ライブハウス「西川口Hearts」に友達のライブを観に行き
たまたまその後に出ていたバンドでした。確か2008年か2009年に観たんだよな。
当時の自分には聞いたことのない不思議なサウンドや
ボーカルの圧倒的存在感に胸を打たれ
長文の感想をmixiでメンバーさんに送りつけた記憶があります。
このバンドを見ていかに「バンド感」が大切かを痛感しました。


5:Takk…/Sigur Ros

邦楽とクラブ音楽ばかり聞いて育ってきたので洋楽の引き出しがほとんどありませんが、
ことSigur Rosに関してはライブにも参戦するほどの刺激を受けました。
名盤多いですが僕は「Takk…」というアルバムがベストです。人気作です。
音の暴力の中に美しいメロディがあるのがとても好きです。
俺からしたら最高にキャッチーなアルバムで好きです。好きですねえ。


6:LOVE COOK/大塚愛

自分の作品制作の一番のルーツになっているかもしれないアルバム。
今でこそ自由な作風で活躍している大塚愛さんですが、
「朝目が覚めてから夜寝るまでの1日」というコンセプトを
当時売れっ子ながら全曲通して音に表れていて最高です。
非常に振り幅があり、
ポップの代名詞「SMILY」名曲「プラネタリウム」
重たい歪みギターの心地いい「Cherish」など、今聞いても最高。


7:100景/音速ライン

中学時代、友達ほとんど野球部だったんですけど、
男5~6人(俺以外全員野球部)みたいな編成で花火大会に行った時に
宮崎くんがauの着うたフルで聴かせてくれたのがM-4「街風」でした
音速ラインはメロディ美しすぎ。
今でも「こんな綺麗なメロディが作れたらなあ」と思わせてくれます。


8:Rapture/UNCHAIN

バンドサウンドに影響を受けたわけではありませんが、
「ルーツのアルバム10選」という事で言えば
UNCHAINのRaptureが入らないはずがありません。
14曲捨て曲なし、バンドのベストアルバムと言われても何も疑わない1枚です。
今回挙げた10枚の中で最も「全曲好きかも」な1枚です。


9:TERMINAL/Salyu

大好きSalyu様。日本のビョーク。
高校二年の頃、昼休みに学校を抜け出してCDショップで購入。
5時間目は保健体育の授業だったんですが、
この日ばかりは歌詞カードを熟読して終わりました。
茂呂先生ごめん。
僕はないものねだりなんですが、Salyuを聴くと
「結局手に入らないじゃんこんな声」ってなります。
モノ作りしたい時には聴かないようにしているCDでもあります。

10:PURPLE/Spangle Call Lilli Line

受験期にさんざん聞いた1枚。これ聞くと大学受験を思い出して少しつらい。笑
SCLLは俺にとってはホームタウンのような安心感がありますね。
何言ってるかわからないんだけどきもちいい。
音楽ってこういうことでいいなって思わされます。
バンド活動のスタンス、ライブのやり方、楽曲の美しさや自由さ、
その全てが自分の活動ルーツになっていると思います。


・最後に宣伝などあれば!

5月にソロ音源をサブスク限定でリリース予定!
ご期待ください!


・というわけで

澄人は昔から「同い年なのにすごく懐の広い人だなあ」って思ってたのですが、その心の広さが実によくわかるような、トランスオムニバスから0年代中期邦楽インディ、邦楽メジャー、洋楽オルタナとかなり守備範囲の広い選出でしたね。
個人的な話をするとand worldと100景は俺もよ〜く聴いていたアルバムだったので読んでてぶち上がりました!

改めて、協力してくれてありがとうございました!!

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