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イギリスのドクターマーチンショップに行ったら台湾美女と出会った話。

こんにちは、シンガーソングライターのハギワラケントです!

タイトルで釣ろうとしてる感が否めませんね(笑)

ですが今から書くことはいつか誰かの役に立つかもしれないことなので是非最後まで読んでいただけると嬉しいです。長くなると思いますがお付き合いください。

プロローグ


2019年2月、大学生最後の年だった僕は学生最後の記念にイギリスに一人旅をしていました。

僕はこの旅でどうしても行きたい!と思っていたところがあります。それが、ロンドンから少し離れたところにあるドクターマーチンファクトリーショップ、通称 "The Doc Shop"です。
なんとこのお店、Dr. Martensが定価の1/2~1/3の値段で買えるんです!!
ぼくはそれまでDr. Martensを持っていなかったので、どうせなら初めてのDr. Martensをイギリスで買いたい!!しかもそれが半額以下!行かない手はありませんでした。

肝心なお店の場所ですが、ロンドンから電車とバス2つを乗り継いでおよそ2時間の所にあります。

一応Googleマップのルートを共有しておきます。

Googleマップだと Road〜Castle Wayまでバスで行くように言われるかもしれませんかが、Wellingboroughで電車を降りてから、Castle Wayの一つ前にあるPost Office というバス停まで徒歩で行くのがいいかも。バスは1時間に1本しかないのでお気をつけて。ここ大事。

ここのサイトからあらかじめロンドンのSt. Pancras Station~Wellingborough間の往復チケットを購入しておくといいと思います。(以前はEast Midlands Trainsでしたが、2019年8月にEast Midlands Railwayに名称が変わりました。)


Wellingboroughへ

2月17日(日)お昼頃、早速予約しておいたチケットをロンドンのSt .Pancras Stationで手に入れて、Wellingborough行きの電車に乗り込みました。電車というか新幹線みたいな感じでした。弱いですが一応WiFiもありました。

およそ1時間ほどでWellingborough駅に到着。そこはロンドンとは全く違って、田舎感あふれる静かな町でした。

そしてバスに乗るためにバス停まで歩きました。


…バス停に着いて、看板を見るとそこにはなんと 

“THE BUS IS NOT RUNNING ON SUNDAYS”

と書かれていました。(正確な表記は忘れました)。


そう、日曜日はバスが走っていなかったのです!!


…いや、もっとちゃんと調べてから行けよ。

僕は行き方や値段だけは何度も調べたので「これで完璧だ!」と思っていました。バスが1時間に1本しか来ないことは知っていましたがまさか日曜日にバスが走ってないとは思ってもいませんでした…。そんなことあるのか…。

スマホのSIMカードを持っていなかったので、とりあえずWiFiがある所を探してUberやLyftアプリで近くに車が走ってないか探してみましたが1台も見当たらず。タクシーも走っていません。ヒッチハイクなんてもってのほか。

初めての土地、しかも海外で、僕は行き場を失いました。周りには人ひとりいない。スマホの電波も無い。

どうしよう…ここまで来て何もせずに帰るわけにも行かないし…。


「よし…歩こう。」


僕は何を思ったか無謀にもお店まで歩くことにしました。幸いな事に辺りはまだ明るく、時間だけはたっぷりありました。

距離にしておよそ6km強。馬鹿じゃねえの?ここ日本じゃねえからな?


地獄の始まり

…確実にたどり着ける保証もないままに、僕は異国の風を文字通り肌で感じながらただひたすら歩きました。歩くにつれて、駅からの距離がどんどん遠くなっていき、もう店まで行くしかない、という状況に自分が置かれていきました。メタい。


序盤はこんな風に白鳥が優雅に泳いでいる風景もありましたが、落ち着いていられるのも束の間。草が生い茂り、真横に猛スピードの車が駆け抜ける歩道もない道を一人で何十分も歩くことになりました。

本当にずーーーっとこんな感じ。

いや、口で言うよりめちゃくちゃ怖いですよ。マジで。


道の半分くらいまで来た所でしょうか。
僕のはるか後ろの方から人が着いてくることに気づきます。

もちろん、こんな道に歩いている人なんて他にいません。でもその人は明らかに僕の後ろを僕より少し早いスピードで歩いていました。
僕は恐怖と安心感が入り交じったような感覚でした。

本当に着いてきているのかどうかわかりませんが、とりあえず僕は店にたどり着くために歩き続けました。
時々後ろを振り返ると、明らかにその人が僕の方に近づいてきていました。そして、その人がアジア系の若い女性であることもわかりました。

「この辺の人じゃなさそうだな」
「日本人かな?」
「もしかして俺みたいにバスが無かったから歩いてるのかな?」

…そんなことを考えながら歩いているうちに、その人が僕の所まで追いつきました。

僕は自ら、 “Hi, where are you going?” と話しかけると、彼女は疲れ切った顔で、苦笑いしながら “Dr. Martens.” と答えました。


運命の出会い

なんと彼女も、WellingboroughからバスでDr.Martensショップに行こうとしていたが、バスが無かったために歩いていたといいます。

彼女も同じく日曜日にバスが無いことを知らなかったんですね。

歩くかどうか迷っていた時に遠くで僕が歩いている姿を見つけて歩こうと決心したそうです。笑

さらに色々聞いてみたところ、彼女は台湾出身の24歳で、アイルランドに語学留学中で休日を使ってロンドンに一人旅をしていた最中だったといいます。

僕も以前語学留学をしていたので、話もすぐに合いました。もし留学してなかったらイギリスに一人旅なんかしていなかったと思うと、なんという偶然…。

そこからおよそ40分くらいでしょうか。 2人で店まで歩きました。英語力がちょうど同じくらいだったのでめちゃくちゃ話しやすかった。

一人よりもだいぶましになりました。おそらく彼女も相当怖かったと思いますが、そう感じさせないくらい強い人でした。


Wollastonに到着

そうこうしているうちに、やっとお店のあるWollastonに到着!

少し歩いた先の建物には”Dr. Martens”の文字が!

あったー!

…あれ?

もしかして開いてない…??
…いや、まだこっちの建物はオフィス。あぶないあぶない。


そこから少し奥まで歩いたところに、ついに!!

あったー!!


異国の茨道を6キロ歩いて、やっとお店にたどり着きました。いや改めてバカかよ。

ちょうどいい写真が無くてすみませんが、店内はこんな感じでDr.Martensの色んな靴がかなり安くで売られてます。

着いたのが午後4時くらいだったからか、思っていたよりは品揃えが良くなかった印象です。いや、もう来れただけでも充分満足なんですけどね。

靴の他にも、Tシャツや靴下などのグッズも揃ってます。

店員さんたちはみんな丁寧な接客をしてくれました。

僕は悩んだ挙句にこちらの2足を購入。奮発してしまいました。ローカットの方はMade in Englandです。

なんとこれ2足合わせても215ポンド。日本円で約27,800円です!!

日本ならMade in England1足買うだけで4万円しますよね。。。

あとついでにちっちゃい純正のクリームもおまけしてくれました。

ちなみに台湾人の彼女は、ここまで来ていろいろ試着して悩んだ挙句に結局何も買ってませんでした(笑)

「思っていたほどいい靴が無かったからやっぱり買わない。でも今日は新しい友達ができたからそれでいい。」と彼女は言いました。エモい。


そして買い物を終えた後、せっかくなので2人で一緒にロンドンまで帰ることに。

店からWellingboroughまでをどうやって帰るかずっと不安だったのですが、店員さんに聞いたら親切にタクシーを呼んでくれました…!また歩くはめにならなくて助かった!!

2人ともWellingboroughからLondon St. Pancrasまでの往復チケット(時間はいつでもOK)を買っていたので、同じ電車に乗ってロンドンまで帰りました。(ちなみに帰りの電車はかなり混んでました。)


ロンドン観光そしてお別れ

無事にロンドンまで戻り、ここでお別れしてもよかったのですがせっかくだし一緒にご飯を食べようということに。

「何食べる?」という話になり、二人共イギリスに来たのにまだFish & Chips食べてない!!ということだったのでFish & Chipsのあるレストランを探して入りました。

そのときに食べたのがこちら。

イギリスの茨道を6キロ歩いて念願の靴を手に入れた後初対面にして同じ経験を分かちあった人と食べるFish & Chips は格別でした。。。

…ここでちょっと豆知識。Fish & Chips は “Cod & Chips”と表記する場合もあります(Codはタラという意味)。基本的に同じ食べ物なので、イギリスのレストランに行ったときメニューにFish & Chipsが無くても焦らずに。


その後、夜のロンドンの街で大観覧車 “The London Eye” を下から見上げたり、“Big Ben”の名で知られる時計台(改修工事中でした😥)を見たりして、最後にパブで乾杯しました。

僕はまだ彼女と話していたかったのですが(苦笑)、そうこうしているうちに夜も更けてもう帰る時間に。疲れも2人とも非常に溜まっていました。

お互い泊まっていたホステルの方向が違ったので、それぞれ別々のバス停からバスに乗って帰ることに。僕は彼女をバス停まで送ってそこでお別れをしました。

“See you again!” 

って言いたかったけどなんかクサすぎるので

“See you!” 

だけにしました。あんま覚えてないけど。

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エピローグ

はい、これで僕のイギリス一人旅のお話は終わりです。笑

色んな意味で忘れられない旅になりました。

とにかくThe Doc Shopに行ってとても良かったです。

とりあえず僕がいちばん言いたいことは、


イギリスのドクターマーチンファクトリーショップには絶対に日曜日には行かないようにしましょう!!!!


…ということです。笑

さもないと僕のように茨道をひたすら歩く羽目になりますよ。笑

まあそれで僕みたいな出会いがあるかもしれないですけどね。


〈参考にさせていただいたサイト〉

〈お店のHP〉

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ハギワラケント

静岡県富士市出身シンガーソングライター。1995年生まれ。
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