# 相続対策日記 第7号 
＃令和6（2024）年4月7日

こんにちは、大井研也です。

今回のメインは編集後記です。
続きは編集後記で。

私は基本的にテレビを見ません。
意識的に見ないようにしています。

見ると馬鹿になると思っているので。

実際、子供の頃から
そう言われて育ちました。

子供の頃はテレビが大好きでした。

ひょうきん族に
ドリフに
あぶない刑事。

水戸黄門に
大江戸捜査網に
銭形平次。

全日本プロレスに
新日本プロレスに
夕やけニャンニャン。

いい時代でしたね。

中学生の頃かな？

夏の暑い盛りに家で留守番をしながら
テレビを見ていたら

おじさんたちが
テレビカメラまで走ってきて
ゼーゼー言いながら、
なんかワメイていました。

あれは、ロッキード事件の
田中角栄被告（当時）
控訴審判決を伝えていたんですね。

その頃からでしょうか？
裁判に興味を持ち始めたのは。

さて、、、

令和6（2024）年から税制改正により
生前贈与の持戻し期間が順次延長され
3年から7年になります。

コレを受けて、ある出版社が
令和5年に相続特集号を発売しました。

そのなかに

「相続税の節税の基本は、
　相続財産を減らすことだ」

とありました。

これには正直、驚きました。

びっくりたまげた門左衛門とは、
このことです。

一休さんに出てくる
新右衛門さんも
驚くと思いますよ。

（新右衛門さんは、
　いつも驚いていますけど）

言いたいことはよくわかります。

でもさぁ、、、

財産を減らしてどうするの？て
話ですよね（笑）

これが、いわゆるひとつの
『相続税対策パラドックス』
なんでしょうかねぇ。。。

彼らはいたって真面目に
こんなことを書いているのですから

テレビだけじゃなくて、雑誌を読んでも
アレになる時代なのかもしれません。

言い過ぎましたか？
失礼。

それはともかく、、、

じゃあ、どうしますか？
三人のプロに聞きました。

往時の
『クイズ100人に聞きました！』
みたいなモノです。

答えは1つ。

相続税対策を行うとしたら
何を提案しますか？

大井さんチームのメンバー
A、B、Cさんが、
それぞれ答えました！

A「住宅資金贈与を使って
　  財産移転をしましょう」

B「教育資金贈与を使って
　  財産移転をしましょう」

C「生命保険を活用して
　  財産移転ができる
　  仕組みを作っておきましょう」

ある！ある！！ある！！！ある！！！！

ブッブー！！！！！！！！
ざんねーん！！！

なるほど、
間違ってはいません。

が、、、

そんなアドバイスをする人は

ズレてます。
赤点です。
全員、落第です。

（大井さんチームだめだなぁ。。。）

私なら、こう答えます。

「まずは、額や制度ありきではなく
　資産運用の“効率”で見た場合に
　どうなるかを考えてみましょう」

当然ながら、、、

人によっては
やらないほうがいい

あるいは

もっと効率のいい方法が
あるはずです。

そもそもなんですが、、、

その人の財産状況を
数値で把握、分析もせず

ましてや
目的や動機を確認することなく

ドウノコウノ語るのは
どう考えてもおかしいのです。

それこそ
『カタニハメて沈める』やり方
そのものですよね？

というわけで

私は、他のプロ・専門家とは
立っている位置が違います。

なので、視点も切り口も違います。

節税はもちろん大切です。

が、、、それも

ガッツリ資産を遺すための手段の1つ
でしかありません。

私がポリシーとして掲げている
【資産最大化×相続対策=資産承継】
の意味は

資産最大化をして
相続対策と掛け合わせて
資産承継が実現！

という信念に基づいています。

ですので、

この考え方に
共感できない人は

当然ですが、
私のところには来ないでください。

水と油です（笑）

威風堂々！

信じる道を歩んでください。
節税対策を真剣に行ってください。
徹底的にやってください！！！

私は一切関知しませんが、
お好きにどうぞ！

それが自由を謳歌できる
日本に生きる大人です。

好きなようにすればいいのです。
好きなよーに。

ニッポン万歳！！！

【編集後記】

時々、出くわすんですよ。

「相続対策をしたら
　払うことになる相続税が減った！
　ありがたや～ありがたや～！！！」

と喜んでいる方に。

それで、ちょっと調べてみると、、、

資産そのものが減ったから
そうなっただけという
(;´д｀)ﾄﾎﾎ……な結果。。。

御本人が喜んでいるので
いいんですけどね。

いいですか？

相続税が減る理由は2つ！

①単に資産が減ったから
②資産は増えたが
　相続税対策が功を奏したから

あなたはどちらを選びますか？

私なら②ですね、知らんけど。

好きにしてください。
疲れるわ、ほんま……

明日もまた、気合い入れて行きますよ！
Chao!!!

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