JR東日本ホテルメッツ横浜桜木町宿泊記。夜景もそこそこの2020年代型駅ナカホテル。
2020年6月オープンのJR東日本ホテルメッツ横浜桜木町。もちろん駅前でみなとみらい近く。部屋も近代的で眺めもそこそこ良い。こりゃかなり良いとこ取りのホテルかも知れません。
1.駅隣接だけどIC専用改札口
ホテルは京浜東北根岸線桜木町駅に隣接していますが、最近増築された部分なので少しクセがあります。
最寄りの改札口はIC専用なのできっぷでは出られません。券売機も精算機もありません。
都心部では比較的よく見かけますが、ホテルの目の前の改札口がIC専用というのは珍しいです。
横浜の観光客は宿泊でも首都圏からが多いから問題ないという目論見なのでしょうか。JR系列ホテルだからというターゲットマーケティングもされているようです。
例えば新横浜まで新幹線で来る人は要注意かも知れません。
利用者が多いきっぷ対応の西口&東口改札を出た場合は南側に進んで横断歩道を渡る必要があります。IC専用の新南口改札のほうが圧倒的に近道です。
新南口改札なら目の前がホテルの入口です。エレベーターで3階に上がるようです。
2.チェックインは機械化とスタッフのハイブリッド
フロントはセルフチェックイン機が並んでいますが、スタッフも複数人いて挨拶と説明から始まります。
機械操作は自身で行いますが、前方画面にスタッフが映し出されテレビ電話形式で会話が進み、端末下部からルームキーを受け取れます。
チェックイン機やテレビ電話を使うとはいえ、完全無人化されているわけではないので不安は無さそうです。
フロント後方にはちょっとしたスペースがあります。
アパホテルやリブマックスのようなミニマムでは無さそう。
アメニティはセルフですが、化粧水や入浴剤まであるのは意外でした。
3.部屋はスーペリアシングル
エレベーターはルームキーが必要なタイプ。一度チェックインすると部屋から直接1階に降りることができます。
部屋は10階のスーペリアシングル。
壁はアパやリブマックスのように収納が全て壁掛け式の省スペース型。それでもデスクや浴室が広く取られています。
この液晶画面ではレストランの混み具合や館内案内も。YouTubeやNetflixも見られます。下の透明なのは冷蔵庫。
シングルの割にかなり広々としています。まともに書類や電子端末を広げるスペースがあるのは2020年代水準。もちろん電源はAC100VとUSB両方あります。
USB電源はデスクとベッドサイドにありますが、さらに引き出しにはUSB-C、Lightning、そしてドコモやauのガラケー用マルチコネクタも。ここはビジホらしい設備。
トイレとバスタブはビジホでは珍しい独立型。バスタブも足を伸ばせる広さで洗い場、椅子付き。かなり余裕あります。
日も暮れてくると夜のみなとみらいが見渡せます。横方向は他のビルの隙間にはなるけど、部屋によってはハイクラスホテルに負けない展望。
桜木町駅は左下に屋根だけ見えます。すぐ真下が京浜東北線ホームだけど防音対策はしっかりしている印象です。
4.館内は成城石井やスタバあり
桜木町駅は1872年に開業した当時の横浜駅であったことから、建物1階はちょっとした資料館になっています。入場無料。
奥には成城石井、2階にはスターバックスも入っています。ともにJRE POINT優待店なのでビューカード決済でポイントが貯まります。
5.朝食は神奈川産食材レストランで
朝食は1階のレストラン"KITEKI"にて
ランチ、ディナーは地元神奈川県産食材を使ったメニューが特徴のお店ですが、朝6:30から10:30までは宿泊者限定の朝食バイキングになっています。
店内はアメリカンな雰囲気ですが、カウンター席を封鎖してブッフェスタイルにしています。
でもやっぱりディナーで食べたいお店かな?
6.レジャーでも強い駅前ビジホに
ホテルメッツといえば駅前立地の宿泊特化型ホテルでしたが、みなとみらい近くとあってここ桜木町では駅前の便利さはそのままに、商業施設イン、シティビュー、広々としたバスタブなどなど観光でも魅力満載のホテルでした。
IC専用改札口だったり首都圏からにターゲットを絞っていそうな感じもありますが、泊まりでの横浜旅行にはなかなかアリな選択肢かも知れません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?