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デジタルツインについて雑に雑談する30分 第2回

1.開催情報

開催日時:2023/9/23 22時半~
開催場所:X(旧Twitter) Space

2.開催目的、趣旨

  1. デジタルツインをもっと世に広めたい/知ってほしい

  2. デジタルツインについて(勝手に)語りたい

  3. デジタルツイン好きな仲間を増やしたい

3.私が考えるデジタルツイン

  1. センシング技術を使って、物理状態を電脳空間に再現する

  2. 取得した状態(データ)を元に近未来予測を行う

  3. 予測結果を物理世界にフィードバックする

  4. 予測結果を元に、最善手で行動する

  5. それらを繰り返し実施することで、より良い状態になる

4.アーカイブ

5.勝手にデジタルツイン関連ニュースのご紹介

国交省が進めるPLATEAUとは別に、東京都は東京都で「デジタルツイン実現プロジェクト」を進めています。
これまでも、いくつかのリアルタイムデータはあったようなのですが、今年の局所的なゲリラ豪雨とかを受けてか、河川の状況をリアルタイムでデータが反映されるようになったそうです。
リアルタイムデータが増えるということは、それを受けてシミュレーションの精度が上がることに繋がるので、非常に良いことですよね。

23日朝の状態を覗いてみると…こんな感じでした。水位の上昇がシミュレーションで予測されると、河川の色が水色から変化するのですね。

ちなみに、「デジタルツイン実現プロジェクト」はこちらにサイトもありますので、良かったら参照してみてください。

こちらは神戸市の活動。ドコモが持っている空間統計データ(人流データ)を、スパコンの富岳を使ってシミュレーションさせて予測します、っていうなんとも豪華なプロジェクト!
目的は、震災等の影響で帰宅困難者が出た場合の対策で、神戸市の街並みを再現した電脳空間の中に空間統計データを入れて、避難経路を指定する/しない、信号をすべて青にする/しない等、無数の組み合わせが発生するパターンでどうなるのかを予測。その結果を踏まえて、どのように対策すべきなのを考え手を打つ。
まさに自分が考えるデジタルツインの典型的な活用方法ですね、コレ!

これは是非プロジェクトを成功させてほしい!!

まず、GXって言葉を初めて聞きました。グリーン調達の発展形みたいなもんだと思えばいいのかな。。。?
自分も以前は製造業だったのですが、ISO140001とかを持ってないと、お客さんにそもそも相手にしてもらえない、なんてことも聞きましたし、生産性向上のほかにも、こちらはこちらで重要なのでしょうね。
ただ、それを踏まえてもGXのためにプラットフォーム導入まで考えるのはまだ大手さんだけかなぁ?という気もするけど、ブルーオーシャンなうちにデファクトスタンダードを狙うのは1つの戦略ですよね。
(いや、勝手にブルーオーシャンにしてるけど…笑)

ちなみに、記事の中に「GHG」という言葉が出てきますが、Greenhouse GASの略で、温室効果ガスのことを指すみたいですね。

こちらも製造業からですが、世界全体でデジタルツインへの投資(調達額)が大きくっ減ってますよ、という内容の記事。
製造業のデジタルツインを引っ張ってるので、超大手(BMWのオムニバース利用とは有名)だけど、そのあたりの話かな?
減ってる理由が…

デジタルツイン市場が飽和状態にあり、一部メーカーが新型コロナウイルス禍での特需の反動減に見舞われているのが理由

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC319OT0R30C23A8000000/

個人的には、まだまだ飽和状態なんてほど遠いと思っていて、逆にこれからの市場だと思っています。そもそも、中小企業にとっては高嶺の花状態。システムもそうだし、それらを活用できる人材も。
また、下の記事では…

2026年におよそ502億ドル、市場の平均年成長率は59.0%に達すると予測

https://researchstation.jp/report/BCC/3/Digital_Twin_2026_BCC375.html

という情報もあったりします。


ポストの中にも書きましたが、記事からはAIによる予測が実装されてるかどうかまでわかりませんでした。
これだと、現実そっくりのVR空間の中でロボットを遠隔操作してるだけなので、少々もったいない感じがしました。

でも、この記事のいいところは…

NTTの光通信技術「APN(All Photonics Network)」を採用し、ロボットを遅延なく遠隔操作できるのが特長

5Gではないのが個人的には残念ですが、これからIWONの普及を目指すなかでAPNを採用しているのはいい記事ですね。
※APNとIWONの違いは勉強しておかないあかんですね。。

これは面白い記事でした。
デジタルツインといえば、IoTで得られたデータをVR上で再現し、そこにAIを組み入れるというパターンが多く、AIは後付けのようなポジションだったのですが、こちらはAIファーストで考えられているデジタルツイン。
ちょっと記事の内容が浅いですが、いい記事でした!

DataMesh Director、うちでも取り扱いありますw
と、それはさておき。
記事だけ見るとMRのことしか書かれていませんし、末尾にある動画もマイクロソフトさんの話では、MRとしか言ってません。後半、DataMeshさんの話になってやっとシミュレーションとかデジタルツインの話になります。

マイクロソフトとしては、デジタルツインというよりもHoloLensによるMRをアピールしたいっぽい狙いと、DataMeshさんのデジタルツインプラットフォームの話と、対立しているわけではないですが、住み分けされてるなーと感じました。

MRはあくまで、3Dオブジェクトの表示方法の話なので、デジタルツインとはカテゴリが違う話ですもんね。

6.最後に

前回は完全にノープランでしたが、今回は事前にちゃんと話す内容をまとめる、という入念さ!
あまり負担を掛けちゃうと続けられなくなっちゃうので、適度に継続できるようにやっていきますー。

松田さんから素敵な言葉もらった~!!
ありがとうございます♪

また来月もお楽しみにー(^O^)/

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