見出し画像

糸井重里とアンチエイジング

昭和のギャグに、金婚式を迎えぐらいのおばあさんがおじいさんに、「私たち、結婚して50年もたつのにわたしはおじいさんの歳に追いつきませんね。」といったのがあった。おじいさんもおばあさんのどちらも生きていれば、同じだけ歳をとるから年齢差は変わらないので少しボケてしまったおとしよりをネタにした昭和のコントだ。

昨日、糸井重里さんがほぼ日の今日のダーリンの結びに書いた「若い人だったぼくが若くなくなって、こんなことを記しているのは小さな親切のつもりかな。」というのを読んだとき、いやいや糸井さんは昔とちっとも変わらず若いときのままだよって思ったすぐ後に、ハッとした。

ひょっとして糸井さんが昔と変わらず見えるのは、ぼくと糸井さんの年齢差が変わらないからではないか。糸井さんはぼくの22歳上で、NHKのYOUで初めて糸井さんを知った1982年から変わってない。当時からだいぶお兄さんだったから「若い」とは思わなかったはずだ。ということは、ぼくらの感覚とか感性の年齢差が縮んでるんじゃないか。美魔女が髪型とかファッション、スキンケアなんかにものすごく手間をかけてるように、感覚や感性の「スキンケア」みたいなのをしないといけない。まず、熟女ものの動画を見るのを控えよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?