カロリーメイトって、未来だったよね

最近、カロリーメイトがぼくのなかで流行っている。といっても、先週から食べ始めたばかりで、いわゆる「にわか」だ。きっかけは、来月末の健康診断に向けて取り組んでいるれダイエット。といっても昼食や夕食を、カロリーメイトに変えたら痩せるだろうなんてことではない。

昼飯と夜飯を、それぞれ400kcalぐらいにしてみたら、当然だけど目に見えて体重が減った。調子に乗って、さらに昼を抜いてみたところ、空腹にはすぐなれたんだけれど、どうにも体の調子が悪い。ついには風邪でダウンしてしまった。

そこまでしなくても、目標の体重には落とせる見込みはあったので、量は減らしつつも、いい感じに栄養がとれるものを食べようと、コンビニで買ったのがカロリーメイトだった。

久しぶりに食べた感想は、「美味くもないし、まずくもない。カロリーメイトって、こういうもんだよな」だった。それでも、ぼくが気に入ったのは、カロリーメイトが持つ「昔の人が考えた、未来の食事」みたいな感覚。

黄色い箱に黒い文字で「BLANCE FOOD Calorie Mate BLOCK」とあり、その下に、箱いっぱいにオレンジ色の文字で書かれた英文が書いてある。1983年の発売当時からほぼ変わってないデザイン。あのころ、中学生が使うような缶ペンケースとかに、あってるかどうかわからない英文が、ファッションとして書いてあった、そんな80年代初期のノリ。

中身の方も、1列に2個ずつ、10個の穴が開いた、ちっとも美味しそうにみえない直方体が、かえって未来人が食べる「バランス栄養食」っぽくていい。こどものころ、想像した未来人って、体にピタッとした全身タイツみたいなのを着て、カロリーメイトみたいな、必要な栄養素を手っ取り早く取れる食事をとっているイメージだった。そういう感じがね、ファミコンゲームのドット絵みたいで懐かしくて、机の上とか、バックパックの中何入れておきたくなる。


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