スキな3曲を熱く語ってみよう


noteを始めてまだ1週間で色々作法とかわからないけれど、
「スキな3曲を熱く語る」というお題が目につき、なんだか語りかけてくるので思い浮かんだ3曲について熱く語ってみることにします。

【1】LOVE THEORY / Kirk Franklin
たぶん日本でゴスペルやってる人でカークフランクリンが好きじゃない人はいなんじゃないかと思うのだけれど、カークの音楽をゴスペルの枠だけに入れておくのはもったいなさすぎる。
ゴスペルだから当然神様を賛美する曲だし、それゆえのパワーもあるけれど、ゴスペル愛好家にしか聞かれてないとしたら大きな文化的損失と断言できるくらい、普通の洋楽として聞いてもカッコよすぎるサウンドなのでとにかくみんな聞いて!

カークの曲で好きな曲はたくさんあるけれど、今のイチ推しはこの曲。
とにかく爽快感がものすごくて、歌ってると小さなことはどうでもよくなって幸せな気分になれる。
最初に聞いた時からめちゃくちゃ気に入ってどうしても歌いたいと思っていたので所属チームで練習を始めた時は小躍りして喜んだけれど、ちょうどその頃コロナ禍となりなかなか皆で集まって歌ったり、観客の前で披露することができなくなってしまいました。
近いうちにみんなで大きな声で歌える日が来ることを願って、今日もカーステで流しながら車の中でひとり歌うのです。


【2】After The Love Has Gone / Earth, Wind & Fire
EW&FはSeptemberやLet's Grooveなどのダンサブルで楽しい曲も大好きだけれど、今、人生の最後に1曲だけ聞けるとしてその1曲を選べと言われたらこの曲を選びます。

私は長調のきれいなメロディーに、メランコリックで音数の多い切ない感じの和音が乗ってる曲がなにより好きなのですが、この曲はど真ん中のどストライク。
ちょっと気だるげでアダルティーで飛び切り切なく美しい。
この、世にも美しい曲を世の中に送り出してくれたモーリス・ホワイト大先生にひれ伏して感謝したい。

洋楽は最初に聞いた時点で歌詞の内容がほぼわからないので、好きの基準はあくまで「音」なのだけれど、「音」が大好きな曲の歌詞を訳してみると、何故か大抵別れの曲(笑)。

ちなみに日本の曲だと近い感じの匂いがする東京事変の「スイートスポット」、星野源の「Nothing」も大好きです。

【3】Rain / 大江千里
最近は「言の葉の庭」のエンディングで流れた秦基博さんのカバーバージョンの方が知られているかもしれない。藤井風くんも歌ってる。でも、やはりオリジナルの大江千里版は私にとって特別なのだ。
たぶん後からカバーしている歌い手さんの方が歌唱力的には上手だなと思うのだけれど、曲の世界の「切なさ」の体現はオリジナルが一番だと思う。「原点にして頂点」まさにそんな感じ。
これも私が大好きな美しい長調のメロディーに切ない和音が乗っている曲で、何度も転調する。そのたびに場面が切り替わる、ものすごく映像的な曲。そして歌詞も「路地裏では朝が早いから」とか「今日だけが明日に続いてく」なんて文学的な表現、どうやって思いつくんだろう。

昔、カラオケで歌っても周囲にこの曲を知っている人はほとんどおらず、この名曲はもっと日の目を見るべきだ!と思っていたけれど、時を経ても色々な人に歌い継がれて全く古くならないこの曲は、少しずつじんわりと世の中に名曲と認められてきたのかもしれない。

最近また、NYでジャズピアニストとなった彼を時々メディアで見かけるようになった。今画面に映る、丸顔、ひげ面に満面の笑みを浮かべるおっちゃんとなった彼に、10代の私が憧れていた繊細な「千里くん」の面影はあまり感じないけれど、肩の力が抜けたいい年の取り方をしているなー、今の彼が創り出す音も聴いてみたいな、と思うのです。

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うーん、好きな曲を考え始めると次から次に浮かんできて、正直3曲ってなかなか難しいですね💦


#スキな3曲を熱く語る

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