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オールドレンズレビュー 夢から覚めたドイツの青い瞳 meritar 50/2.9

メルカリで安くEXA→FXのマウントアダプタが安く手に入りました。
早速使っていこうと思います。
exaマウントはドイツ、イハゲー社のカメラ「エクサクタ」を筆頭に、wikiを見ていると、フランスのアンジェニュー社のシネレンズもありました。とても危険な香りがします。

本日、レビューするレンズはEXAについていたメリター50/2.9です。
シリアル番号、デザインからみて中期型だと思います。
詳しいレンズのことは以下の記事をご参照ください。

E.Ludwig Meritar 独50mm/F2.9(Exaマウント) 中期型です。
デジタル機はX-T2を使用。いつかフルサイズでも使ってみたい。
コーティングは青。眺めていると心地いい。
これから紹介する内容とは相反するんですが笑

解像度は時代相応にそれなり、F5.6-8.0ぐらいで使えばちゃんと出る。
開放で画面スミには渦っぽさが出ている気がします。

発色が悪いので、現代な写りを再現させるためには要レタッチです。「不協和音」「心地悪さ」というキーワードが似合う描写。

「まどろみの中」という表現が正しいでしょうか

アンダーな作品作りには向いているのかもしれません。

EXAマウントにはツアイスが誇るPlanarやTessarもあるので、高解像度や、「見たままの空気感」を求める場合はそちらを使ったほうが良いかもしれません。私はRollei35でTessarを使ったことがありますが、コンパクトさに似合わぬ描写力と驚いたことがあります。

コントラストが弱いので、はっきり写したい場合はお日様の力をかります。
引用ツイート4枚目の紅葉の写真。渦巻いてます。巻いてますね

ポートレートでつかいてえ〜〜〜😹**
ツボみたいなところがわかった気がします。**

APSC機で使っているため、スミまでの描写は確認できていません。換算75mmになってしまうので、近い!😹フルサイズでぜひ試してみたいもの。

良い意味で曖昧さがあり、ヒトの記憶や感覚を彷彿させる描写があります。
GOOGLEで調べてみると酷評が多いレンズですが、当時同国のツアイスが凄すぎただけで、このレンズは当時の描写力を楽しませてくれるでしょう。

描写についての総括ですが、、

開放での描写はかなりネムい。二重線が見られたり、発色も悪い、
当時の写りらしいといえば、そうかも。

50〜60年前に作られたこのレンズとカメラはどんな人の手を渡り、
どんな景色を見てきたのだろう。手に入ったのも何かの縁、

これからも使い方を模索していきます。




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