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8年前に亡くなった母を今なお愛してやまない父の句(No.10)

・味噌汁をすすると妻をまた思う
ゆげの温もりこの身に沁みる(しみる)

・妻(きみ)のこえ 聞けなくなって三年過ぎ(みとせすぎ) 聞こえて残る合唱の歌

・妻の居ぬ 人生あゆむ たれの為
通り過ぎねば ならぬ道かな

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