#10 カバー版「The Beatles (White Album)」ができるまで
The Beatles (White Album)(1968)
Back in The U.S.S.R. / Enuff Z'nuff(2021)
ポールの楽曲。ホワイトアルバムの1曲目を飾る、爽快なロックチューン。
大物のカバーで言うと、まずは「Billy Joel」がライブでカバー。
そして、じつは布袋寅泰もカバーしている。
イントロ何。でもなんか、布袋寅泰っぽいちゃ、ぽい。
で、ぼくが選んだのは「Enuff Z'nuff」のバージョン。
Enuff Z'nuffはポップ色の強い、ハードロックバンドで日本でも人気がある。このアルバムでは、数々のビートルズカバーを披露しているが、その中でもこの曲が一番ハマっている気がする。
Dear Prudence / Mike Massé(2014)
ジョンの楽曲。個人的にはホワイトアルバムの中でもかなり好きな一曲。シンプルなカバーがいいな。
そんな中、見つけたのが「Tarbox」。
なんとこのトラック、今年出たばかりである。かなりハードロック寄りのカバー。これはこれでかっこいいと思うが、個人的にはもっとシンプルなカバーが好みかも。
ということで、選んだのが「Mike Massé」のバージョンだ。
冒頭の美しいギターフレーズをそのまま採用。そのまま、軽やかに歌い上げている。聴いていて、とても気持ちの良い自然なカバーである。
後半の盛り上がり方も楽器が増えるのではなく、ギターをかき鳴らすようになるという方法が使われており、なかなかエモい。最後に拍手があるということは、これがライブ演奏なのか。すげえ。
Glass Onion / Aaron Sutcliffe(2007)
ジョンの楽曲。ハードでちょっと不気味なかっこいい曲である。ファンからの人気が高い楽曲ではないだろうか。
原曲に近いカバーが多い中、個性的なカバーを見せてくれたのが「Aaron Sutcliffe」。
不思議な打ち込みサウンドでのカバーが逆に新鮮で面白い。こういうバージョンもあっていいんじゃないかと思わせる。とくにGlass Onionはちょっと変わってる方が雰囲気出る。
Ob-La-Di, Ob-La-Da / Himesh Patel(2019)
ポールの楽曲。日本では人気が高い楽曲だが、海外だと「稚拙」だということで、評価が低い傾向にある。
カバーに関しても、子ども向けの音源への採用が多い。
こんな感じのカバーが多いのが特徴だ。まあ、そりゃそうよね。
意外といいなと思ったのが、メタル風にカバーしたこれ。
「Leo」というバンドだが、曲がポップすぎて怖くない。悪魔がはしゃいでいるみたいで、なんだかハロウィーンっぽい感じがしてむしろ可愛い。
で、ここで選びたいのが映画で話題になったこれ。
誰もビートルズを知らない世界に行ってしまうと言うSF映画。なかなか面白いが、最後はこの「Ob-La-Di, Ob-La-Da」で締められる。みんなで合唱して楽しむ「Ob-La-Di, Ob-La-Da」だなと思うカバー。
Wild Hony Pie / Comodoro Truffaut(2008)
はい、厄介なのキター。これカバーする人ってなんなんだ一体。まあ、見ていくか……。
まず見つけたのは「Morgan James」のこれ。
……うーん。ちょっと本気度が疑わしい。まだまだ。
うーん、もう一声。
これ、狂ってるね。これかな。
The Continuing Story of Bungalow Bill / Raaga Tripin(2021)
これもまあ、変わった曲で。これのカバーって、どんな人がやってるんだろう。
まずはパンク調にビートルズの曲をどんどんカバーする「The Punkles」。
ちょっと無理矢理だけど、意外といい感じ。アリアリ。
面白かったのは「Rainbow Ffolly」。
原曲とは違うんだけど、原曲と同じ「ちょっぴり狂った」世界観を上手に表現している。オノヨーコのパートで、しっかり声を裏返したので笑ってしまった。
で、ここでチョイスするのは「Raaga Trippin」である。
この曲、こんなCMソングに使えそうな感じのおしゃれな雰囲気にできるもんなの?あと、メロディきれいなんだね、この曲……。
歌っている「Raaga Tripin」はインドのアカペラグループとのこと。このカバーに関しては、ほぼインド感はないけどね。
While My Guitar Gently Weeps / Michael Schenker(2009)
ジョージのキャリア1、2を争う超名曲。この曲はミュージシャンウケもいいはずなので、大量のカバーがありそうだ。
まずはサンタナ。
そして「TOTO」。
なんと吉田兄弟もカバーしていた。
いや、どれもいいな……。決めづらいけど、とにかくどんどんカバーを聴いていく。
いろいろ聴いて「決めた」と思ったのは、「Michael Schenker」のバージョン。
とにかく聴きどころは最後ののギターソロ!!!!!!これを聴け〜〜〜!!!そして、ひれ伏せ〜〜!!!
Happiness is a Warm Gun / Phathom(2011)
ジョンの楽曲。この曲はボーカリストの「熱唱」を聴く曲だと思っているので、ちゃんと自分なりに熱唱しているボーカリストを選びたいな。いるかな。
とか思って、最初に見つけたのは「元ちとせ」。まじかよ。
すげえ「もらい泣き」感。すげえ「ええいああ」感。
洋楽でもこの歌い方は変わらないんだ。なんでこの曲カバーしたんだ?なんで?なんで?面白い。
で、今回かっこいいなと思って選んだのは「Phantom」。
ハードでカッコいい。特に最後の「GU~~~~~~N!」の高音シャウト最高。
Phathomの詳細は不明だが、ハードなロックを演奏しているロックバンドである。「Phantom」って間違えられそうな名前。
でも、Spotifyのリスナーは75人っていう。そんなバンドとビートルズを介して出会える。カバー沼は面白い。
Martha My Dear / Fool's Garden(1997)
ポールの楽曲。美しいメロディを持つ楽曲。原曲がシンプルなので、もっとしっかりアレンジが施されたバージョンを聴いてみたい。
ということで、選んだのがこれ。
「Fool's Garden」のバージョン。めっちゃしっかり編曲されていて、聴いていて面白い。
Fool's Gardenはドイツのグループ。1991年に結成された、ベテランのバンドである。
I'm So Tired / Fascinoma(2017)
ジョンの楽曲。やっぱりこの曲で重要なのは「Tired」感。そして、楽曲のメリハリ。そういう観点で選ぶと、これになった。
「Fascinoma」のバージョン。このカバーには、「Tired感」がある。そして、楽曲内のメリハリもバッチリ。
雰囲気のある声でオーラを感じるが、この「Fascinoma」というバンドの詳細は不明。
Blackbird / NOA NOA(2020)
ポールのど名曲。自然な形でカバーしているものを選びたい。そこで、まず候補に上がったのは、カナダの人気アーティスト「Sarah McLachlan」のバージョン。
もちろんいいんだけど、なんかもう一捻り欲しくなったぼく。そこでチョイスしたのが「NOA NOA」のバージョン。
NOA NOAは、ボサノヴァやブラジリアン・ミュージックを核にいろいろな音楽と融合したサウンドを聴かせてくれるグループらしい。原曲と全然違うアレンジなのに、とても自然体で聴ける素晴らしいバージョンだと思う。
Piggies / Twiggy & Andreas Kisser's Lostapes (2008)
ジョージの楽曲。この曲にカバー曲が存在するイメージがないのだが、実際にはどうなのか。そんな心配をしながら探していたところ、やたらかっこいいバージョンが見つかった。
この曲、こんなにロックになるの!?変わりすぎてるのに、なんか自然で笑ってしまった。
「Twiggy & Andreas Kisser's Lostapes」という人たちなのだが、どんな人なのか詳細は不明。Twiggyは、イギリスの国民的女優と同じ名前なので、検索もしづらく、情報が集めにくい。雰囲気のある声だけに、今どうしているのか気になる。
Roccy Raccon / Kendall Street Company (2022)
ポールの楽曲。なんだかデモ音源のような原曲なので、しっかり編曲されたバージョンを聴いてみたい。
すると見つかったのが「Nu Funk」のバージョン。
めっちゃおしゃれ。これにしちゃおうかと思ったのだが、さらに好きなバージョンが現れた。それが「Kendall Street Company」のバージョンだ。
曲のメリハリが増し、楽器も多くなっている。バンドサウンドで聴けるRoccy Raccoon。こんな曲だったのかな、と思わせてくれる。
Kendall Street Companyはアメリカのオルタナティブロックバンド。デビューは2014年で、現在も精力的に活動中である。
Don't Pass Me By / The Georgia Satellites(1988)
リンゴの作曲。初めて、リンゴが作曲した楽曲がビートルズのアルバムに収録された。こんなマニアックな楽曲をカバーするバンドって、どんなバンドなんだろうか。
こんなバンドだ。「The Georgia Satellites」。
リンゴには失礼だけど、この曲、こんなにかっこよくなるの?めっちゃいいじゃん!原曲よりもいいかも。笑
The Georgia Satellitesは、アメリカのロックバンド。1980年にデビューし、現在でも活動を続けている。
Why Don't We Do It in The Road? / Lowell Fulson(1969)
ポールの楽曲。アドリブみたいな曲だが、ポールのボーカルを堪能できる名教である。この楽曲をカバーしているアーティストは少ないようだったが、それでもいくつかいいのがあった。
まずは「Electric Boys」。
めっちゃハードロックな感じにカバー。ラウドでかっこいい。
そして、ビートルズカバーではすっかりおなじみの「The Punkles」。
まあ、期待通りなんだけど、なんだろう。原曲にある「貫禄」がちょっと足りないかなという気がする。貫禄のあるカバーはないのか。
そこで出会ったのが「Lowell Fulson」である。
冒頭のザクザクしたギターの音、かっこいい〜〜!!貫禄たっぷりのトラックである。
それもそのはず、Lowell Fulsomはブルースの殿堂にも入っている超大御所。そんな超大御所にも「Why Don't We Do It in The Road?」はカバーされていたんだなあ。知らなかった……。
I Will / Tuck&Patti(1998)
ポールの楽曲。メロディーが綺麗な楽曲である。カバーも多く存在しているので、いくつか紹介する。
まずは「Diana Ross」。
一流ボーカリストの歌唱を聞くと、いかにこの曲のメロディが美しいかが、改めてよくわかる。いい曲だな〜……。
そして、井上陽水のバージョン。
なんかラテンの空気のあるカバー。この企画をやっていて初めて知ったのだが、海外のビートルズカバーは、ラテンな感じにカバーをされている楽曲がとても多い。日本人がビートルズをラテン風にカバーするのはとても珍しいと思う。井上陽水さんは、海外でビートルズがラテン風にカバーされていたことを知っていたのだろうか?
さあ、実際にぼくが選んだトラックについて。ぼくはI Willの魅力として、リビングで録ったのかな?と思うようなアットホーム感もあるのかなと思っている。そういった面で選ぶと、これ。
「Tuck & Patti」というデュオだ。このトラックにはアットホーム感がある。なんでも、このTuck & Pattiは夫婦なのだそうだ。つまり、このアットホーム感はガチなのである。今回のカバー企画のテーマのひとつ、「自然さ」を持ったカバーなのだ。
Julia / Stefanie Hempel(2014)
ジョンが亡くなった母・ジュリアのことを想って書いた曲。原曲がとてもシンプルな仕上がりになっているので、もう少し楽器が増えたバージョンのカバーを聴いてみたい。
そこで選んだのが「Stefanie Hempel」のバージョンだ。
ベースやドラムが混じり、新しい楽曲の魅力が生まれた。Stefanie Hempelは、ビートルズが大好きなドイツのアーティスト。他にも、ビートルズのカバーを数多く発表している。
Birthday / Sub Par All Star(2011)
ポールが書いたロックチューン。有名曲でカバーも多い気がするが、タイトルが「Birthday」なので同名曲が多く、非常に検索しづらい。
実際に検索は難航。そもそも、意外とカバーもそこまで多くないようだ。すでにポール自身で良質なセルフカバーをシングルで発表していたことも影響していると考えられる。
そんな中で選んだのが「Sub Par All Star」というバンドのバージョンだ。
かなりラウドロックな感じでカバーしている。けっこうかっこいい。
ジャケットがなぜかピストルズ風で、文言はNirvana風。カバーはビートルズというわけわかんない感じになっているが、どういうことなのか……。バンドの詳細は不明。
Yer Blues / 椎名林檎(2002)
ジョンの楽曲。かなりヘビーでダークな楽曲だが、この楽曲の良さをさらに引き出すようなカバーがないか楽しみ。
まずは「The Jeff Healey Band」のバージョン。
原曲よりもさらにギターのサウンドが重くなって、かっこいい。これに決めちゃいたくなるくらいいいんだけど、このバージョンを忘れちゃダメだ。
やっぱこれかな。とにかく、冒頭がかっこいいのよね。これ。楽曲への愛情もひしひしと感じる、極めて良質なカバーだと思う。もうあまり語る必要なくて、かっこいいもんはかっこいいよね。てか、みんな知ってるよね、このバージョンは。
Mother Nature's Son / GLAY(2011)
ポールの美しいメロディを持った楽曲。なんとこの曲、「GLAY」がカバーしている。
全然知らなかった。しかも、かなりいい。これよくない?けっこう困惑している。GLAY、どうしたの??もう、これを選ぼうかな。びっくりした。いいよね、これ。
GLAYってカバーとかするんだね。調べると、Oasisのカバーもしてた。
Everybody's Got Something to Hide Except Me and My Mokey / Fats Domino(1969)
ジョンのタイトルは超長いけど、曲自体は短くてシンプルでかっこいい曲。これなんだけど、Fats Dominoがカバーしてるって知ってた?
めっちゃかっこいい。ジョンもポールも「Ain't That A Shame」をカバーしていたこともあり、憧れの人物だったはず。カバーしてもらえて嬉しかったんじゃないかなあ。
Sexy Sadie / Kush Mody(2014)
この頃のジョンを「才能がポールに追い抜かれた」みたいに言うケースが多い。普通にポールに負けず劣らずの美メロの曲多いじゃん、と思うんだけど、感覚おかしいのかな。この曲のメロディー、大好き。
まずはThe Jamの「Pall Weller」のバージョン。
渋くてかっこいい。これもいいんだけど、探しているとより好みなのを見つけてしまった。
ぼくはどうやら、ビートルズを現代風におしゃれにアレンジしてくれたものに弱いらしい。でも、これめっちゃいい。そして、Sexy Sadieの楽曲の良さも生きているいいカバーだと思う。
「Kush Mody」の詳細はよくわからないが、Spotifyには17000人以上のリスナーがついていた。これからの活躍に期待しよう。
Helter Skelter / Motley Crue(1983)
ポールが「史上最もやかましいボーカル、史上最も騒々しいドラム」というコンセプトでつくった曲。ヘヴィメタルの先駆けの楽曲と評価する人も多く、HR/HM界隈での評価が高く、HR/HM関連のカバーが多い。大物も数多くカバーしている。
まずは「U2」。
そして「Oasis」。
さらに「Aerosmith」。
こんなに数々の大物からカバーされている曲も珍しいのではないか。で、個人的にベストは「Motley Crue」なんじゃないかなあと思う。
このバージョンを聴くと、Helter Skelterがメタルの起源だと言う話がより納得できるようになる。そして、Motley Crueはやっぱりかっこいいな〜。
Long, Long, Long / Kelly De Martino(2008)
ジョージの楽曲。あまり話題に上ることはないけれど、ちゃんと聴くといい曲なんだよね。
メロディの美しさをより引き立たせるカバーをしているのが「Kelly De Martino」。
ミステリアスな雰囲気だけど、美しい。Kelly De Martinoはアメリカのフォークシンガー。今はどうしているのか、近況は不明である。
Revolution 1 / Tantra(2008)
うげええええええええ、厄介なのきた。シングルの「Revolution」ではなく、こっちのスローな方の「Revolution 1」のカバーを探さないといけなくなった。あるんかな、そんなん。
まあ、基本はこんな感じのトリビュートバンドの演奏になっちゃう。
上手だけど。できれば、トリビュートバンド以外のカバーを入れたい……!と思ったら、あった!
「Tantra」のバージョン。いいじゃん。アコースティックでなんか癒される「Revolution 1」。別に「Revolution」で出してもいいカバーだとは思うけれど、正式に「1」で出ているんだから、これは「1」なんだ。
Honey Pie / Sarah Corman(2009)
ポールの楽曲。これも美しいメロディを持った、大昔の映画音楽なのかなとでも思うような、すげえ曲。ポール、やばい……。
さあ、まずはすげえギターソロから。
ビートルズマニアには有名な「告井延隆」のバージョン。告井さんがすごいのは、ギター一本なのにバンドが演奏しているようなグルーブ感をつくれるところ。とにかくリズムがすごい。聴いていて楽しい演奏。クセになる。
「Honey Pie」のどこかウキウキした感じも、見事ギター1本で表現。さすがだ。
次はジャズ風なこちら。
ジャズにすると、楽曲がいかに美しいかがよくわかる。いい曲だな、Honey Pie。かっこいい……。全然雰囲気変わる。
そして、まじで映画音楽みたいに歌ってくれているのが「Barbra Streisand」。
彼女自身が映画女優だったこともあって、嘘が本当になったような不思議なトラック。このカバーが存在するのは、Honey Pieにとって必然だったんじゃないかな。
さあ、いろいろ紹介したけれど、プレイリストに入れるのはこちら。
可愛い。やっぱり、ぼくは今の空気をまとったビートルズカバーが好きなのかな。とはいえ、10年以上前のトラックなんだけど。
おしゃれでかっこいいカバーなんだけど、Sarah Cormanさんが出しているアルバムはこの1枚だけ。「ジャズをメインにフォークやポップスを消化し、作詞作曲からアレンジまでこなす才女」とのこと。今はどうしてるのかな。
Savoy Truffle / Dhani Harrison(2016)
あまり話題に上らないが、ジョージが作曲した曲の中でもかなり好きな部類。かっこいいと思うんだけどな。カバーもいいのがありそう。
と思ったら、とんでもないのがあった。ジョージの息子、Dhani Harrisonのバージョンがある。
歌声、そっくりじゃないか。普通に演奏もかっこよくて、これに勝るカバーはちょっと見付けられなかった。
Dhani Harrisonの曲なんて、ほとんど聴いたことなかったな。
これからはちょくちょく聴いてみよっと。けっこうよい。やっぱり歌声がジョージすぎるのは、すごいけど。
Cry Baby Cry / Autoramas(2008)
ジョンの楽曲。これもメロディ綺麗だよね。ただ、カバーはあまり多くなかった。たしかに、あんまり話題には上らないもんな……。そこで見つけたのが「Autoramas」のバージョン。
ちょっとザラついた声のボーカルに丁寧な演奏。かなり原曲に忠実なカバーだと思う。もっと個性があってもよかったかなぁ〜。
Revolution 9 / The Analogues(2018)
はい、超厄介なのきたー!!効果音を繋ぎ合わせまくっている前衛音楽。これにカバーなんてあるのかよ。
そしたらあった。「The Analogues」が「The White Album」という名前のライブで演奏していた。
「The Analogues」はライブ演奏でビートルズの完全再現を行っているバンド。一度は生で演奏を見てみたい。
Starawbeey Fields Foreverのライブ演奏もすごかった。ぜひ聴いてみて。
Good Night / Parampará(2017)
ホワイトアルバムがようやく終わる。長かった〜……。この曲も、カバーあるかなあ。タイトル的に「beatles」とつけて検索しないと見つからないだろうな。
Good Nightはインストゥルメンタルのカバーが多く、なかなか歌入のものが見つからなかった。ようやく見つけたものがこちら。
しっとりしたGood Nightで、聴き心地も良い。原曲とはまた違う魅力を引き出している。「Parampará」は詳細不明のアーティストだった。
さあ、というわけでついにカバー版「The Beatles (White Album)」が完成した。
字数は6万字を超えた。あと、オリジナルアルバムは3枚だ。ラストスパート。ぼくはもう、この記事を自分のためだけに書いている。
オレが後から読むから書いてるんだよ。読みながら聴いて楽しむんだよ。文句ねーだろ。
続き↓
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