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実践篇

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エンデューロで必要なテクニックをメインに、覚えておくと役立つ小技などを載せていきます。
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2018年6月の記事一覧

ピボットターン

ピボットターン

フロントアップを使って何が出来るか?の第三弾は「ピボットターン」です。

ピボットとは何ぞや?と思う人もいるかと思いますが「Pivot=軸を中心とした回転」の事で、バスケットボールをやっていた人なら知っていたかもしれませんね。ここでいうピボットとは、リアタイヤを軸としてフロントタイヤを上げ、左右に振って小回りにターンするテクニックです。足を着かずにやる場合はフローティングターンとか呼ばれます。

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低いステアの越え方

低いステアの越え方

丸太越えの次は「ステアケース」です。ただ、タイトルで書いてある通り、今回は高さが3~40cm位の低いステアケースです。

中上級者クラスで出てくるような腰の高さ以上あるようなステアケースではなく、林道のちょっとした岩の段差や根っこの手前で掘られてしまって出来た段差といった、走っていて良く出くわす高さのステアケースを想定した内容で話を進めていきたいと思います。

3~40cm程度の高さのステアケース

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丸太越えの方法

丸太越えの方法

ステップアップFrontUp!でフロントアップの仕方はもう習得されたと思いますので、次はそのフロントアップを使って何が出来るか?です。

第一弾は「丸太越え」です。林道ツーリングで出くわす倒木…レースでもセクションとして置かれている事が多く、引っ掛かったり転倒したり、嫌らしい存在かと思います。

そこで丸太を幾つかのパターンで越えた動画が冒頭のものです。フロントアップ出来なくても越えられますし、出

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ステップアップFrontUp!3

ステップアップFrontUp!3

ステップアップFrontUp!も第3弾、ホップ・ステップ・ジャンプという事でフロントアップ講座もいよいよ最終回です。

今までの1と2をおさらいしたい人はこちらからどうぞ。

今回のステップアップFrontUp!3では、実際に走りながら上げる際に気を付ける点を挙げていきたいと思います。

まず、スピードですが「出来るだけゆっくり」です。遅いスピードから急にクラッチを繋ぐ事で、バイクは前にでは無く、

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How to 登り方 ライン取り

How to 登り方 ライン取り

なんか連発して記事を上げていますがw ライン取りについても書きます。

斑尾のゲロゲロクラスで結構苦戦した人も多い「UターンしないUターンヒル」ですが、土曜日にたっぷり練習できた事もあって自分の中では6つのラインが出来ていました。

まず、一番簡単なのが真ん中の(1)から左に抜けるラインです。上部がキャンバーになりますが、中間までにキチンとスピードが乗っていれば問題なく、パワーの無いトレールはここ

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How to 登り方〇と×

How to 登り方〇と×

レース中は早く終わらないかと思っていたのに、終わったらまだ1週間も経っていないのに既に走りたい気分になっていますw

さて、今回のCGC斑尾、皆さんはどうでしたか?ゲレンデのダイナミックなヒルクライム、楽しかったですね!土曜日のフリーライドでかなり練習できたのでレース中はほぼほぼミスなく登る事が出来ました。

ただ、普段からなかなかあのレベルのヒルクライムを練習する機会というのは少なく、上手く登れ

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How to 登り方(初級)

How to 登り方(初級)

下り方やったら登り方も書かないといけないかな…と思い、急遽書きました。

ただ、下りよりも登りの方が断然やらなければならない事が多過ぎて、アクセルやクラッチワーク、荷重抜重のボディーアクション、ヒルクライムの種類…なので、今回は初心者向けに要点を絞って説明したいと思います。

ヒルクライムが成功するかどうかは、1にも2にも加速区間でちゃんとスピードが乗せられるか?です。

スタートした瞬間から失敗

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How to 下り方

How to 下り方

Twitterでのリツイートで色々な方から反応を頂いたので、レース前なので大急ぎで作成しました!参考になれば幸いです。

1番上は初心者に多いパターンかと思いますが、2番目も中級者でもアリがちかなと思います。自分もこの前MTBに乗った時に、腰の引き過ぎと肘が伸びているのを指摘され「なるほど~!」と思いました。車体と比べてライダーの方が重いMTBでは特に感じましたが、オフロードバイクであっても共通し

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