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実践篇

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エンデューロで必要なテクニックをメインに、覚えておくと役立つ小技などを載せていきます。
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SLORIDE ONLINE SCHOOL

SLORIDE ONLINE SCHOOL

普段、定員6名で開催しているSLORIDEですが、今回オンライン上でいつものスクールの内容を伝えられないかと思い、動画でその練習方法やポイントを纏めてみました。

まずは短いダイジェスト版をご視聴ください!

フルバージョンの方は26分となっており、内容もこれを覚えれば大抵の場所は走破出来るだけの技術が身に着くと自負しています。

スクール内容・走る前に3つのセッティング
(クラッチ、ブレーキ、空

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FLORIDE(林道ツーリング)

FLORIDE(林道ツーリング)

FLORIDEとはレースで速さを競うのではなく、ゆっくりとSLOWに走り、自由自在に地形を楽しむ。その為の基礎を磨く為の練習、そんな考えで行っているSLORIDE(スローライド)ですが、お陰様で2019年に始めてから今も続いております!ありがとうございます。

スクール形式のSLORIDEを続けてきて、もう少し違った形の企画は出来ないかとここ最近ずっと考えておりました。初心者向けのコースアテンドツ

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半クラについて

半クラについて

現在、バイクを修理に出している為、noteの執筆活動に精が出ていますw

TRAINING FOR ~シリーズ第2段、STAIRCASEの原稿も時間を掛けてるのでより濃密な物となっております…あとは動画のみ。早くバイクが復活して撮影したいです。というか、もう1か月以上乗っていないので普通に走りたいですね~

とはいえ、もう暫くバイクの復活には時間も掛かりそうなので、TRAINING FOR STA

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ブレーキの基本

ブレーキの基本

基本中の基本で、もっと最初に書いておけば良かったと今更感がありますが…自分も大して上手くないですがちょっと書こうと思います。

ブレーキはフロントとリアがありますが、初心者の方だとフロントを掛けるとスリップしそうで怖いとか、前後どうかけていいのか分からずメリハリのある走りが出来ないという人も多いのではないでしょうか?

まず、クルマでもバイク、自転車でも、オンロードでもオフロードでも減速する為には

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加重と抜重

加重と抜重

この間は茨城県のオフロードパークSHIRAIでSLORIDE初のコースでの開催をしました。

関東のハードエンデューロライダーなら一度は行った事があると思いますが、オフロードパークSHIRAIは元々トライアルバイクのコースで、岩、沢、ヒルとバリエーション豊かなフィールドがあります。

折角のコース開催という事なので、普段のSLORIDEと比べてより実践的な内容で行いました。午前中はステアでの精度を

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ハンドルの持ち方

ハンドルの持ち方

TLで手首が痛くなるという話を見たので、そういえば書いていないな~と思ったので、最初の頃に書いたハンドルバーは十人十色や

最近書いたHow toスタンディングと合わせて読んで貰えると補足になると思います。

さて、ハンドルバーの握り方ですが、良くドアノブを回す時の手の形でグリップを握ると言われると思います。それは、手が腕に対して直角ではなく斜めになっており、そうするのが自然だからです。試しに直角

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バイク操作のA・B・C・D

バイク操作のA・B・C・D

今年のレースシーズンも終わり、涼しくなった冬の間は翌シーズンの為にも練習をするのにもってこいの時期だと思います。そこで今回は、練習する際にどうやって練習したら良いかという観点から書きたいと思います。

第一弾は、SLORIDEでのメイン講座となるフロントアップからです。フロントアップはステアケースしかり、丸太やワダチ越え、Z切ってイゴる時と幅広く使うテクニックの基本となります。また、フロントアップ

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レース中の渋滞への対応

レース中の渋滞への対応

最近Twitterで盛り上がっていた渋滞(運営うんぬんの話ではありませんw)について自分なりの対応を書いてみようと思います。

レースにおいて渋滞区間をいかにパスするかというのは順位に大きく影響を及ぼすファクターです。なので、スタート時の列が早い方が有利だからエントリー時点から勝負が始まっていたりもしますよねw

とはいえ、全く渋滞に嵌まらずにレースが進むというのは稀なので、渋滞区間に出くわしたら

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ターンとライン取り

ターンとライン取り

もう1か月弱経ちますが、今年の9月に日野カントリーオフロードランドで開催されたイベント「サカバカ」に参加してきました。エンデューロの醍醐味であるヒルクライムアタックと、足付き減点方式によるトライアルの要素が合わさった面白いイベントでした。

1発チャレンジ、足付き減点というルールの中で感じたのは、ヒルクライムに入る前のターンのライン取りの重要性でした。ギリギリタイトに曲がりつつ、しっかりと加速させ

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How to スタンディング

How to スタンディング

今日はTwitterでスタンディングするにはステップが~とか色々と書いたので、それをまとめる意味でも書いてみました。

ステップについては以前セッティング面について書いたので参照までに。

シッティングからスタンディングへの移行する際、まず大事なのがステップにちゃんと足が載っているか?という事です。何となく足をポンと置くだけのフットレストではダメです。キチンと踏み込んで加重する、立ち上がる為にはス

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How to 登り方(中級)

How to 登り方(中級)

去年の6月に書いたHow to 登り方の続き、中級編になります。

まずは以前書いた初級編のリンクを参考までにどうぞ。

登るという根本的な部分では初級編と同じですが、今回の中級編では最近投げる投げないについて話題があったので、どうしてそうなるのか?投げない為にはどうすれば?という部分から書きます。

まず、投げる理由としては2つあると思います。

・振られて倒れる時や、突然グリップしたりして偶発

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ステップアップFrontUp!3.2

ステップアップFrontUp!3.2

フロントアップに必要な事はほとんど今までのステップアップFrontUp!で書いてきたので、それを見て貰えば大丈夫だろうと思っていましたけど、SLORIDEを2回開催してみて参加者のトライする姿から色々な部分が見えてきたので、補足の意味で3.2を書こうと思います。

まず、SLORIDEの参加者との比較を見てください。(この参加された方はまだKTMを買われたばかりでオフロード経験値的には初心者では無

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SLORIDE(スクール)

SLORIDE(スクール)

バイクを操る為には、正しいやり方とコツを知っている必要があります。ですが、知識だけでは上手く操る事が出来ません。

実際にバイクに乗っている時、頭では分かっていてもカラダが無意識のうちに動かないと瞬時に対応できず、上手く操れないはずです。では、上手くやる為にはどうしたらいいか?それは何度も練習するしかありません。

赤ん坊がハイハイして、転びながらも歩くのを覚えるように一からコツコツと…。基礎が出

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最悪&正しい「再発進と押し」

もっと早めに書く内容だったのですが、地味なので後回しになっていました「再発進と押し」についてです。

失敗せずに1発で行けるならそれに越した事は無いですが、失敗する事は必ずあります。そこから再発進できるか?またはひと押しする事でセクションを越えられるか?はレースにおいても結構大きい差になります。

やり方については動画を参照して貰うとして、大事なポイントは、「片足は必ずステップに乗せる」「アクセル

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