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弱小出版社の本屋を作ろう計画その1「本屋作るの無理だから方向転換しよ」

タイトルが出オチな気がするが挨拶のテンプレを張り付けて置く。

「皆さまこんにちは、4000兆円文庫の編集者のケチャップ神です。」

こういうと何を言ってるんだと思われるかも知れないが、我々は2022年に出版社登録(記号910990)をしていてISBNコード(国際標準図書番号)も持っているきちんとした出版社なのである。
(ここまで宣伝かねてテンプレにすることにした)

というわけで、今回は水面下のような水上のような場所で計画していた本屋計画の話である。

さて、今回は本屋計画の一回目の話なのだが
本屋計画は書く前に終わっている、理由は簡単である。

まじで採算取れる気がまったく欠片もしなかったのである。

私が石油王だったり、太いバックが居る人間なら出来るとは思うが、生憎私の知り合いにそんな奴はいない。
自分の金や融資、出資を募るような立場の人間である。

そんな私の最近のお仕事は、計画書を書くことだったのだが…
基本的に私が書く計画書は

・費用が想定外のことあったら困るから最大限の想定でかかれてる
・利益想定が最悪レベル
・わからないことがわからないと書かれてる

と夢も希望も無いことが多い。
現実的かと言われたらそうじゃない、ただめっちゃネガティブなだけの計画書になる。

その結果、できたのは
「これ何もかも無理だわ」な計画書の数々である。

まず、自分を裏切ってポジティブに書いても採算取れる気がしない
融資も得れる気も、出資も得れる気がしない。

めっちゃ金があったり、すでに本屋持ってるなら作戦も立てようがあるが、もう何もかも無理だわというオーラしか漂ってなかった。

こう見えても私は経営学やってた人間。
そういう知識はちょろっとあるし、分析もできる、ような気がする。
ついでにいうと父親も祖父も会社やってた(両方潰れた)から、会社経営にもちょっと詳しい。

無理だわこれ

なので方向転換である。
こういう計画書は基本、書いて修正して書いて修正してネガティブな計画書でもちょっといけそうな計画書になるまで、計画書を作り続ける。

ちなみに私が何も考えずに計画書を書くとこんな感じになる。


そして気が付いたのだ、この出版社の理念は

「電子オンリーではなく、物理で書籍を残す」
電子データは数十年で消えたりするが、紙は千年残る、紙の素晴らしさを伝えるのだ、とかなんかそんな感じである。

ていうか、電子書籍は本読んでる気がしない、本に囲まれてぐだぐだ本読むのが良いよねとかをめっちゃ綺麗な言葉にしたらこんな感じの理念になるから、まあ似たようなもんだと思う。

私じゃないプロ編集側はきちんとキレイな理念持ってるから…

まあ、そんな感じで思ったのだ。
「別に本屋にこだわらなくていいんじゃね?」と

その結果
「私設図書館とコワーキングスペースと出版社まぜればいいよね、一応開いたスペースに本屋置くか…」

と、本屋計画は本屋だけだと無理があるよね、せや全部混ぜたろになりました。

これなら、採算成り立つ計画書になったから、多分いける可能性は上がったと思われる。
ワイの計画が狂ってる可能性は大いにあるけど、まあ、うん、一応企業分析とか経営分析やってた時代もあるから、多少はまともだろ多分。

というわけで
「本屋始めよう」は
「私設図書館出版社始めよう」に方向転換されました。

本好きが集ってワイワイできて、本が好きだから本書いてみたい作ってみたいって人の手助けになる感じの施設になれば良いよね。

ネットは話しやすいけど、話すのが難しすぎるからね…
やっぱり現実で話すのも大切だよ

私は野球以外だと割と綺麗になるのだよ、フハハハ

これ読んで「一口乗るぜ!」みたいな人いたら、お金とかお金とかお金とか融資してくれると助かります。
リターンはあるから!普通に出版ノウハウと編集ノウハウはあるから、そのあたりならいくらでもあるから!
何をするにしてもお金が必要で、いくらあっても不安すぎてね…

廃校買い取りてぇ(無謀)
無謀すぎるから普通に不動産探してますけどね…








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