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ラブソングアルバム企画のラブソングを真に受けるようなクソオタクですが良ければ話聞いてってください。ちなみに真に受けてません。だぁまさぁれたぁ 〜オタク、等身大の愛を謳う〜

愛。

わかりづらいよね、愛。

人によって形の違う愛。

これは……愛?

永遠に誓える愛。

思い返すと少し切ない愛。

深い海の底からでも、愛は届けられる。


要約するとこんなアルバム、ALL ABOUT LOVE vol.1まーたバナスタかよ
今回はそんな「等身大の愛のすべて」への愛のすべてを謳います。ラインナップはこちら。
※プレリュード、OVERTUREは省いちゃいます。ごめんね。

  • ALL ABOUT LOVE - HIROSHI OKUBO feat. 増田良

  • code name: erica - 佐藤貴文

  • Switchback - LindaAI-CUE feat. YK-3

  • 共に駆ける - 橋本大樹

  • ロンリー - ミフメイ

  • 鮮やかなBLUE - 矢野義人 feat. TAKU INOUE

ALL ABOUT LOVE - HIROSHI OKUBO feat.増田良

最初はこれ。アルバムの名前そのものを冠した曲。責任重大コンセプトは「語れるほど理解はしてないけどラブっていいよね‥」(アソビストア 商品ページより)。

曲はすごく一般的なラブソング敢えて言うと無難。まあ無難こそ一番安定していて良いとも思うけれど。
ボーカルの増田良さん(BNEI)はなんと元ジャニーズJr.なんでバンダイナムコに入ろうと思ったの

歌詞も「うまくは言えないけど」「目に見えるものじゃないけど」と語れるほど理解してない感がマシマシ。それでも感じること、わかることはできるのがまた人間だなぁ

決して未来っちゅうのは奇跡でもなんでもなくて、「やさしくてかわいい君」の悲しみや我が儘の全ても………と、歌詞はここで途切れており、結局「全ても何なのか」はわからない私の読解力がなさすぎるだけかもしれない。エニタイム、シェアリンマイン………(現実逃避)

code name: erica - 佐藤貴文

お次はこれ。読み方わからないけれど、取り敢えずそのまま「コードネーム:エリカ」と読んでいます。コンセプトは「愛には様々な形があります。それは、視点次第で真っ直ぐだったり歪んで見えたりします。」(アソビストア 商品ページより)。

一週間 一ヶ月 今シーズン 今年内 今年度 来シーズン 来年内 来年度 再延期 now 未定
といきなりなんかドバーッとくる出だし。なんの時間かは不明ですが、なんの呪文かも不明です
曲は全体的にハネており(多分)、歌詞もめちゃくちゃ病み気味な愛(個人の感想です)を感じさせられる内容になってます。TikTokで乱用されそうな、或いは最近流行りのダークなボカロ曲みたいな、若者受けする波を感じました
この曲の佐藤貴文は貴公子とNBLIの中間くらいでしょうね。なんとなくNBLI寄りですが。

「頭を挿げ替えて」「あの子の次でいい」「躰は捧げます」「あの子はあたし」と不穏な歌詞(個人の感想です)が並びますが、歌の主人公には何があったんでしょうね
「躰は捧げます 貴方の傍に居るために」がめちゃくちゃ怖い「は」なのがまた………
既成事実作ろうとしてる?

ちなみにサビになると急に曲調が変わります……やっぱりアイツNBLIかもしれない

Switchback - LindaAI-CUE feat. YK-3

お次はこれ。Switchbackという言葉には「レールの切り替え」「ある状態にあるものをもとに戻す」みたいな意味があるっぽいですね。コンセプトは「畢竟、何処迄も旅のなかば…なのです。そういう「歌」に、なったかと思います。」(アソビストア 商品ページより)。

サウンドがいきなりリンダさんですね。流石にあの頭のネジ全部飛んで穴に醤油流した曲ほどではないけれども。「ー ー ・ ・・・」というリズムも癖になる(なんでモールス)。
ボーカルのYK-3さんはかの有名な「スーハー2000」のボーカルもしているあの公式イケボプログラマー・YK-3さんです。アルバムの冊子に載ってる顔写真が可愛すぎる

まあそんなこともあってか、なかなかに深読みしたらスーハー2000と繋がる歌詞もあったりなかったり。
逃げていた苦い思い出」や「声に出して謝ろう 重いかつてを」「もうそこにあるSwitchback」「新しい道程」とかがそれっぽくて。オクスリって苦いらしいですし。

個人的には「スーハー後、捕まってなんやかんや『更生』し、かつて住んでいた町に帰る歌」か「更生してかつての恋人と『復縁』する歌」か「スーハーとか全然関係なくただただ『帰郷』する歌」だと思ってます。「ある状態にあるものをもとに戻す」というSwitchbackの意味を信じて
その「もとに戻す」が「更生」「復縁」「帰郷」のどれかはわからないけれど。

共に駆ける - 橋本大樹

お次はこれ。ここまでアルファベットがタイトルの曲が続きましたが、ここでいきなり日本語です。コンセプトは「一歩一歩前に進むきっかけに、ほんの少しでもなれたらと思い、作った曲です。」(アソビストア 商品ページより)。

拍子がよくわからない。早めの三拍子なのかゆっくりの四拍子なのかで悩んでます。どっちともとれちゃうから困る(困んな)
橋本大樹さん、この曲で知ったのですが代表作は釣りスピのようです。でも釣りしてるときにこれ流れたらなんかやだ

曲はなんだか結婚式で流れてそうっていう偏見。「どんな景色もすべてが美しい」のよ。「いつかは枯れるその日まで(中略)共に駆ける」のよ。そんなの「相手が元気でも病気でも若くても老いても一生愛せますかオイ?」じゃないか。
でもわっちの結婚式には別の曲流して別の好きな曲

あと、「向日葵」って言葉がいっぱい出てくるね。ヒマワリの種食べてみたい

ロンリー - ミフメイ

お次はこれ。アルバムのアー写が赤ん坊なミフメイさんの曲。コンセプトは「誰かの青春を掬って青写真みたいなものにしたら、どんな音楽ができるだろうとずっと思っていたものを形にしました。」(アソビストア 商品ページより)。

とにかくかっこいい。かっこいいけどその中にどこか寂しい感じがある。まあタイトル「ロンリー」だから当たり前なんだがな。
ミフメイさん、アー写は赤ん坊なのに声がかっこよすぎる。曲も声もかっこいい。頭おかしい。バチバチ褒め言葉。

曲からとれることは、青春時代に付き合ってたけど今は別れた恋人の面影に触れて、当時の思い出に浸ってる?っていうこと。なんか泣いてるし
くしゃくしゃの手紙に火をつけて、「解けない魔法みたい」っていう元恋人(?)の幻が言うシーンが特に泣ける。ちゅらい…

鮮やかなBLUE - 矢野義人 feat. TAKU INOUE

最後はこれ。あの矢野義人とTAKU INOUEのタッグ。珍しっ。コンセプトは「いつか大人になり、海原を泳ぎ進んでいく子供達に向けた、誓いのような音楽です。」(アソビストア 商品ページより)。

キラキラしながらもスタイリッシュで、歌詞もオールひらがな→少しずつカナ、漢字も増えていく→仮名交じり文どんどん成長してく感じがあって、エモいというやつに
ボーカルのTAKU INOUEはみんな大好き人間名曲製造機・スリムクリアアイズことイノタクさんである。最近は熊蜂の話とかをしているあのイノタクさんだ。

まあ、わっちはコンセプトとは全然違う絵本みたいなストーリーを想像していたんだけれどね。この曲の愛は友愛

畢竟。

本当に愛にはいろんな形があるよね。

深く語るとこはできない愛

捉え方によっては真っ直ぐにも歪んでも見える愛

懐かしいあの町への愛

一生をかけて紡ぐ愛

今はもうなくなった思い出の愛

幼い頃からの友同士の愛


本当にいろんな形がある。
対象は人でも何でもいい。

私は、愛っちゅうのは法に触れてさえいなければどんなのでもいいのではないかと思っている。
やっぱり違法行為はダメだもんね。

というわけで、みんなも法律を守ろう

間違えた

みんなも是非様々な「等身大の愛」を謳ったアルバム
「ALL ABOUT LOVE vol.1」を買ってみよう

そして吟味しよう
クリエイターたちの「等身大」の愛を

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