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【CS福岡6-2】要塞型ヤマト~大会までの練習方法~


◆ごあいさつ

はじめまして。
12/23に開催されたCS福岡にて、8キッド入りヤマト(=要塞型ヤマト)で6勝2敗を達成することができました。

今回の大会への取り組み方を振り返って、次回大会では予選トーナメントへ出場するステップアップのために思考の言語化をしたいと思い、noteを書いてみました。

内容としては、デッキレシピの紹介・解説紹介、対戦の振り返り、大会までの練習方法を記載したいと思います。

読んでくださった方の参考になれば幸いです。
基本無料ですが、もしよければ投銭をお願いします。
 ※オマケ程度ですが、青黄エースのレシピまとめ・使用感を記載します。
  まだ作成途中です、追記を予定していますので良ければ確認下さい。

◆自己紹介

2022年8月(ロマンスドーン発売頃)からワンピースカードを始めました。スタンダードバトルやフラッグシップバトルで数回の優勝を経験しています。緑・黄・黒のデッキをよく使っています。

◆デッキレシピ・解説紹介

要塞型ヤマト(超新星 & ドン・キホーテ海賊団)

このレシピは下に記載するnoteを参考に作成しました。
各カードの採用理由は、こちらを読んでいただければと思います。
https://note.com/kamitatsu0910/n/n975061872fc4

参考noteの構築から、5ローを1枚減らして2キラーへ変更した理由は、ワンピース1,2弾環境で緑デッキを使用していた時の負け筋である ”カウンターレスが固まる” ことを嫌って減らしました。

後述しますが、減らしてもレスが固まってしまい8キッドを守り切れずに1敗しています。8キッドを使う際はカウンターレスのカードを極力減らすのが構築のコツだと改めて感じています。

◆対戦の振り返り

8回戦の振り返りをしたいと思います。各対戦の引き直し基準、対戦の感想を思い出せる範囲でざっくりと書いています。要塞型ヤマトを使用する際のヒントになれば幸いです。

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勝敗 先攻後攻 じゃんけん勝敗 対戦デッキ
❌ 後 勝 モリア 
⭕️ 後 勝 ペローナ
⭕️ 後 勝 エネル
⭕️ 先 負 エネル
⭕️ 先 勝 ペローナ
⭕️ 後 勝 白ひげ
⭕️ 後 勝 カタクリ
❌ 先 負 白ひげ
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▷1戦目 モリア

対策していた対面が来たので張り切って試合を開始しました。

引き直し基準は、キッド+ロシナンテ→ドフラミンゴです。
相手はこちら側のカウンター値を探るように6,000・9,000のラインでアタックをしてきており、上手なアタックでした。キッド+ロシナンテを展開することはできましたが、12枚のカウンターレスを7枚引いてしまい、リーダーへの大量ドン付与+アブサロムに対して8キッドを守り切れずに敗北しました。

緑特有の負け筋です。これを嫌ってレスを減らしたのに・・・と泣きながらも8回戦中1回は負けると思っていたので気持ちを切り替えて次に挑みました。

▷2戦目 ペローナ

お相手もキッドを採用している型でした。

引き直し基準は、キッド+ロシナンテ→ドフラミンゴです。
お互いに8キッドを並べて戦っていきましたが、こちら側のみドフラミンゴを2体登場させることができ、パワーで押し切って勝ちとなりました。

▷3戦目 エネル

この対面はキッドが8カタクリによって有効にならない可能性があり得ますが、置かない訳にはいかないため欲を言えば2枚引きたい+おナミ2枚が欲しいなと思いながら試合を開始しました。

引き直し基準は、おナミ→キッド+ロシナンテ→ドフラミンゴです。
序盤にキッド・ドフラミンゴが引けませんでしたが、ボニーとベビー5が計3枚あったので、4ドンタイミングまでで全てを使い、リーダー5,000でのアタックでカウンター値を使って守ってもらった後におナミバニッシュ1回目を決めました。1回目のおナミ+リーダー9,000アタックが通ったので、5ローによって再登場をさせて8,000アタックをしてみるとこれまた通ってしまい、4枚バニッシュを成功させて勝ちました。

結果的には8キッドが1枚しか引けませんでしたが、このバニッシュで8カタクリを2枚トラッシュへ送れたこともあってキッドが残り、安心して試合を進めれました。

▷4戦目 エネル

エネル2連戦で厳しいかなと思っていましたが、3戦目と同じような展開で勝つことを考えて、おナミ+ローを引き直し基準として試合を始めました。

引き直し基準は、おナミ(ロー)→キッド+ロシナンテ→ドフラミンゴです。
無事に3戦目と似た展開を作って勝ちました。

▷5戦目 ペローナ

この方もキッドを採用した型でした。

引き直し基準は、キッド+ロシナンテ→ドフラミンゴです。
2戦目で感じたのは、キッド+ロシナンテ→10ドフラという基準で引き直しを行い、1枚ずつ引ければ無難に勝てるということでした。

キッドが登場できる9ドンタイミングまでは全ドンをリーダーに付与してライフを詰めて0枚にした状態でお互いのキッドによるにらみ合いが始まりました。途中で4ボルサリーノを登場させられましたが、トリガーおナミによってKOできたので、7ドンタイミングに12,000アタックでライフをしっかり詰めることができました。黄色はこれがあるのでやめれません、ラッキーでした。

▷6戦目 白ひげ

6弾環境で始めての大会がCSだと試合前に話をされていたと思います。リモートにて白ひげ対面も練習していたので、環境をよくわかっていないならチャンスだと思いながら試合を開始しました。

引き直し基準は、キッド+ロシナンテ→ドフラミンゴです。
白ひげに対しては、相手の手札がかなり多い状態で戦わなければならないので、序盤におナミを使ってバニッシュしたくなりますが、これをしてしまうと簡単に防がれてしまうので厳禁です。

すべてのドンを付けてライフを削りにいくことで、1回でもアタックが通れば9ニューゲートのタイミングでライフが残ることはありません。それを見越して1ドン残してガードポイントなどを構えてくる生粋の白ひげ使いもいますが、試合前に話されていた通り、そこまで理解をされていなかったようで、お相手3ドンタイミングで9,000アタックしていただき、返しで9,000ダブルアタックが通りました。ダブルアタックのライフが通った場合は出てきた5ルフィなどのキャラを全力でリーダーにドンを振ってKOしましょう。

あとは他対面と同じくキッド+ロシナンテ→ドフラミンゴの動きを決めていき、勝ちました。

▷7戦目 カタクリ

8カタクリさえ入っていなければ楽な対面だと思いながら、試合開始しました。

引き直し基準は、おナミ→キッド+ロシナンテ→ドフラミンゴです。
初手からキッドを握っている状態だったので、リーダーへのアタックは基本的に全て受けてました。お相手は7リンリンを7ドンタイミングで引けなかったようなので道中で登場した5ローに対してリジェクトを打ちつつ、リーダーへアタックしてきました。こちら側のライフが0になり、お相手のライフが3枚残っている状況でしたが、キッド・ロシナンテを登場させることができると相手のトリガーからキャラがいくら出ようと全く怖くありません。ライフを取り続けていくと菊之丞が2枚出てきましたが、キッドがいれば大丈夫です。

最後のライフに2億ボルトアマルがありましたが、ドフラミンゴにてアタック回数を絞りつつ、キッドで守っていたので全く困ることなく楽に勝てた試合でした。デッキレシピの傾向的に8カタクリが抜けているのが、要塞型ヤマト(8キッド)の追い風になっています。

▷8戦目 白ひげ

初戦負けからあと1勝すれば・・・というところまで来ましたが、生粋の白ひげ使いと対戦することになってしまいました。

引き直し基準は、キッド+ロシナンテ→ドフラミンゴです。
初手にキッド・ドフラミンゴを引けなかったので、気安くライフを受けづらい状況から始まりました。ボニーは手札にあったのでキッドを探しに行こうと1ドンタイミングで置きました。

返しのターンに1ナミ、1ドンアクティブで返されました。嫌な予感がしましたが、全ドン付与8,000でアタックするとガードポイントで防がれました。

返しのターンにイゾウ+マキノを展開し、6,000・6,000のアタックをされ、また1ドンアクティブで返ってきました。

マキノを残すわけには行かないのでボニーでのサーチを諦めてマキノを1ドン付与し、2,000でKOしにいきましたが、またもやガードポイントで防がれ、ならばリーダーと9,000でアタックをしかけると2,000ガード2枚で防がれました。

嫌な予感は的中し、緑黄ヤマト対面を理解している白ひげ使いでした。
要塞型ヤマトの欠点として、序盤にキャラが登場しないことがあります。ここを上手に突かれてしまい、負けてしまいました。ただお相手のガード値などは多少、上振れていたと思います・・・そう思いたい願望かもしれません。

その後は流れるように負けてしまいました。
8キッドは1枚引くことができましたが、初手になかったという理由でライフを受ける場面で守ってしまったのが良くなかったかなと思います。9ドンでのキッドが登場できるタイミングまでに引けることを信じて割り切ったプレイも大事だと実感しました。あと必ず後攻を取りたいですね。

▷大会の感想

CS福岡をペローナが優勝したことで、増加が見込まれますが、この形のヤマトであればペローナに対してかなり強く出れると思います。この大会後もサカズキ対面以外は、8キッドが有効に使えると思うのでまだまだ現役で使えるデッキなのではないかなと思っています。

◆大会までの練習方法

2022年度のCS愛知【2-3】、2023年度のCS福岡1次予選【0-2】と良い成績を全く残せていませんでした。今回こそはなんとしても ”勝ちたい” と考えて大会までの事前準備・取り組み方を見直そうと考えて様々な方の知見を調べて3つのことを実践しましたので紹介します。

【Tier表を2つの軸で作成する・対戦の記録をつける・想定対面との練習(調整)を行う】

▷Tier表を2つの軸で作成する

双璧の覇者のカードリストが発表されたタイミングでCSベスト16に入りそうなデッキのTier表の作成を行っていました(だいたい大会から遡って1ヵ月前)。双璧の覇者環境でCS福岡までにCS宮城・CS東京とあるので、もちろん当初の想定とズレてくる部分はありましたが、勝ちたければ単純に使いたいという欲だけでデッキを選ぶより、仮想敵を想定してデッキ選択・レシピの作成を行うことが大切だと思います。

2軸で作成するとは、【強さ・使用者の数】のそれぞれでTier表を作成することです。強いデッキでも使用者が多くないデッキを想定してデッキ選択・レシピ作成を行うのは結果的に負けに繋がると考えています。

11/20時点では、下のように考えていました。

11/20 時点

ここからCS宮城・CS東京が開催されていき、最終的にはこのように考えていました。1次予選の時に福岡の黄色の多さがよく噂されていたことから黄色が使用者多めの予想をしています。

12/9 時点

結果的にはそこまで大きく外れたものでは無かったと思います。
これは日ごろからXで公認・非公認などの大会結果・使用者分布をまとめてポストして下さっている方のおかげです。本当にありがとうございます。
よく参考にしているXアカウントを下に記載しておきます。

https://twitter.com/ophirata
https://twitter.com/shumaicup

前回大会では、黒スモーカー・緑紫ドフラミンゴを使用しており、大敗しています。今回は勝ちにいこうということでTeir1予想のカタクリを選択して練習をしました。モリアを避けたのは、ミラーを勝ち切る自信がなかったからです。ミラーが多発することを考えると対戦数が勝ちに直結すると考えているので、社会人で働いている私が時間をしっかりとって練習できる方に対抗できるとは思えませんでした。

カタクリについては、3弾での登場時から使用していたこともあり、モリアよりもデッキの動かし方について理解できている状態だったのでミラーでも戦えると思い、使用することに決めました。

▷対戦の記録をつける

2022年度の大会で良い成績を残されたasuさんという方がnoteで発信されていたと思います。私もそのnoteを読んでから記録をつけることを心掛けていましたが、やってみるとなかなか面倒で続きませんでした。ですが、今回は勝ちたかったので公認・非公認・フリー対戦含めて徹底して毎試合の記録をつけました。

Googleスプレッドシートで作成

記録をつけだすとXや対戦している中での話題である ”○○が○○に強い・弱い” ということが実感として認識できます。各対面で対戦数が多いとは言えませんが、記録をつけることでその対戦の一部が思い出され、巷で言われていることが正しいのか、間違っているのか自分の中で納得できるものになっていきました。

結果的にカタクリで練習を重ねていましたが、記録からモリアへの勝率がかなり悪いことがはっきりとわかったため、大会2日前に要塞型のヤマトへ変更することになりました。

後攻の場合、全敗・・・

変更時に確実に達成したいのは、Tier1のモリア・カタクリへ勝てること。要塞型ヤマトへの変更は、双方共に8キッドの突破が難しいと考えたからです。

➡モリア
5,000ラインが並び、大きいパワーは8モリアのみ。
KOでの突破は2ロシナンテを8キッド登場時に添えることで防ぐ。

➡カタクリ
8カタクリが入った構築がほぼ見られない。
ライフを全部受けてしまい、7・10リンリンの強みを消しながら8キッド+複数ブロッカーの展開をすることで守り切る。また10ドフラミンゴで攻撃回数を減らすことで長いゲームへも対応できる。

ギリギリではありましたが、この変更がなければ、今回の大会結果は出せなかったと思います。

▷想定デッキとの練習

大敗をした今までの大会では、公認・非公認大会へ参加しての対戦やリモートでのフリー対戦ばかりしていました。今回は自分が作ったTier表に基づいて想定したデッキを対戦相手として練習することを心掛けました。地元の公認・非公認大会で知り合った方やよくリモート対戦する方へお願いして対戦会(練習会)を開きました。

今までは自分から練習会をしませんか?とお願いすることはしていませんでした。断られたらどうしよう、自分なんかが声を掛けても相手の練習にならないのではないかなど色々と考えてしまって自分から行動を起こせませんでした。

以前、勤めていた会社の社訓に「物事を成し遂げたければ渦の中心になれ」という言葉がありました。自分が練習会を開く・お願いする側へなることで渦の中心になって良い成績へと繋がったと思います。勇気を出して一歩踏み出せて良かったです。練習していただいた方々、本当にありがとうございます。

◆まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございました。練習方法について一度はどこかで見たこと・聞いたことのある内容だったと思います。実際にやってみるとかなり面倒です。ですが、勝ちたければやるしかないと思います。次回大会でも今回のやり方を思い出して、次こそはトーナメントへ出場したいと思います。

◆青黄エース構築まとめ

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