ライフハック:月曜とたたかう君のために①

 毎週かならず訪れる最も憂鬱な曜日、月曜…仕事や学校に向かうのが億劫で、身体はだるく、心は沈み、足取りは重く、気は進まない。昔から「月曜日は労働者の生産性が悪い」「月曜に作られた製品は欠陥品が多い」など冗談半分で囁かれていたのですが、近年の統計データ各種により、実際に多くの人にとって月曜日が重い負担になっていることが明らかになったのです。



<自殺率が突出して高い>

 2005年に厚生労働省が発表した『人口動態統計特殊報告 自殺死亡統計の概況』によると、1日平均の自殺死亡者数を曜日別に見た場合、最も多いのが月曜日。男性の場合は平均80.7人と、最も少ない土曜日(平均53.5人)の1.5倍以上で、女性の場合も1.3倍となっています。

 理由は不明ながら、会社員や学生が月曜日を迎えるにあたって強いプレッシャーを感じている事や、逆に、失業者や引きこもりがちの人なども社会が始動する週のアタマに自分だけ取り残されているような感を強めるのではないか、と見られているようです。


<体調の変化も深刻> 

 鳥取大学が1985年から2001年まで足かけ17年分のデータを解析したところ、脳卒中の発症率は年齢、性別を問わず月曜日の発症率がもっとも高く、日曜日が最も低いことが明らかになりました。

 特に若年者(退職しておらず、現役で働いている世代)の場合、男女とも約17%と、最も少ない日曜日の1.5倍ほどにリスクが跳ね上がる一方、高齢者群(退職済み)では、月曜日が若干多いものの、週内の変動幅はほとんど無かったとのこと。「現役世代のみ」「月曜日が突出して多い」という調査結果は、動かしがたい事実のようです。

 また、大阪大学を中心とする大阪急性冠症候群研究会(OACIS)のグループによって、「有職者の男性」は、月曜日に心筋梗塞を発症する率が他の曜日の1.3倍になることも発表されています。男女全体でみると「3%程度の違い」ではあるものの「有職者の男性」は月曜日に明らかに発症リスクが高いのです。

 スコットランドやドイツの調査でも同様の結果が出ており、これは明らかに、ゆったり休んでいた日曜日と仕事を開始する月曜日の環境の違い、身体的もしくは精神的な負担が大きいことを示していると言えるでしょう。


<ブルーマンデー症候群>

命にかかわるレベルの話でなくとも、月曜日に「気分が落ち込む」「集中できない」「身体がだるい」などの経験をしたことがある人は多いはず。土日に激しい運動をしたり明らかに寝不足など因果関係がはっきりしている場合はともかく、これといって理由のない物だった場合、それは俗に言う「ブルーマンデー症候群」かも知れません。

 生体リズムの乱れや心理的な負担から、心身にさまざまな失調をきたす「ブルーマンデー症候群」。

 重症化すると、熟睡できずに目が覚めてしまうのに、動悸や頭痛がおきて職場や学校に行けないなどの深刻な事態にも繋がりかねません。登校拒否の子供が、学校に行こうとすると頭痛が起きてしまうケースの大人版です。心理的な負担が身体に影響を及ぼすのは、あなたにとっての黄信号。要注意です。


 では月曜日を乗り切るために、どうすればいいのでしょうか?

 簡単にまとめましたので、ご参考にどうぞ。


ライフハック:月曜とたたかう君のために②(日曜・昼)

ライフハック:月曜とたたかう君のために③(日曜・夜)

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