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はじまりの夢の扉開いた1stワンマンライブ

2020/9/13 星乃めあ1stワンマンライブ「Merry Star Tours!!」が開催された。ここではその様子を書き残しておきたいと思う。

本公演はクラウドファンディング「星乃めあ1st ALBUM PROJECT」のストレッチゴールとして開催されたライブになる。
このCFは昨年2019年11/25に1stアルバム制作を賭け、all or nothing 方式で行われた。めあめいとが長く望んでいたアルバムに、開始から4時間半で目標の200万円の支援を達成し、全曲オリジナルのアルバム「START!!」の制作が決定した。
その勢いの元、200%のストレッチゴールとして設定されたのがワンマンライブになる。CF開始から10日ほどでその目標も達成し、5/30に池袋HUMAXでの開催されることが決まった。
ちなみにCFの方はさらに倍の約400%まで支援が集まった。私自身も支援に参加し、参加者先行販売としてチケットが販売された2/15に遠征先の名古屋でチケットを取ったのを覚えている。しかし世界中でコロナが流行している中、漏れなくライブは延期になってしまった。
その間に完成したアルバムは、さながら1本のライブのようなトラック順になっていて、ますますライブが楽しみになるものだった。
その期待とは裏腹に、3か月経ってもコロナの流行が収束を見せない状況に、今回配信での開催が決まった。念願のリアルライブイベントは叶わなかったものの、1stワンマンとして開催してくれたことにまずは最大の感謝をしたいと思う。

ドキドキとキラキラが詰まったライブ

星乃めあが画面に現れ、ガイド担当と名乗る。そんな感じの前説からライブは始まった。そのあと、演題のStar Toursとリンクするように、星間旅行のような映像が流れた。雄大なBGMから「彗星」のメロディに繋がり、これまでの活動の中のMVやライブシーンがまとまった軌跡の映像が流れた。
ふと音が切れるとライブタイトルが表示され、星乃めあが現れた。
最初の曲は難波さん作曲の「彗星」。スタートがこの曲ということ‥

一番輝いた 歌は夜空を駆けて
ありがとう かさねて ほら
歴史を拓こう

曲中のこのフレーズに集約されていると予感させるようで、今夜のライブは最高なものになると確信した。

続く曲は「夢の扉」。この曲を歌うとき星乃めあはいつも楽しそうだが、今日は特に楽しそうだった。「ハイ!ハイ!JUMP!JUMP!」と掛け声を入れ、夢らしく色とりどりの背景に笑顔で歌う姿がとても輝いてた。

2曲終えて、「さぁやってまいりました。バーチャルシンガー世界の星乃めあ~~~~だ~~~!」と挨拶からMCに入る。いつも以上にだ~~~!が長く、いっぱいに動く姿がかわいかった。最初のMCでは今回のライブグッズの紹介が行われた。

ここから一気にカッコよく、温度差で風邪をひかせる。イケめあパートに入ると宣言。「星空のglitter」が始まった。歌の疾走感に背景が合わさり疾走感が最高だった。
畳み掛けるように「GROUND-ZERO」とさらにロックな曲が続いた。ステージを左右に大きく動きながら、熱く歌いきる姿がかっこよかった。

そして、映像コーナーが始まる。星乃めあのライブ配信では、シュールで面白い中間ムービーが流れるの恒例だ。今回も例に漏れずしっかり準備して作ってきたようだ。転換映像というには気合いの入ったもの、これぞ夢見坂。個人的に副部長ブートキャンプは癖になった。

映像コーナーの後は、きらきらした星乃めあを見せると告げ、最初の曲のコールアンドレスポンスを軽く練習。ライブが楽しくなるやりとりいいなって思います。曲は「ほしのうた」。楽曲・ライブ制作プロジェクト「VUCCANEER」での楽曲になる。サプライズのようですごくよかった。曲調と合わせてかわいさが爆発していた。
次に続いたのは「Blue Star」。サビで切り替わる前のサウンドがめちゃ好きで、そんなタイミングに合わせて変わる背景がとてもきれいだった。そんな景色で歌う姿は、めちゃくちゃキラキラしていた。

そこから突然和風なBGMが流れ、星乃めあが姐さんと慕う朝ノ瑠璃のカットインが入った。前曲「Blue Star」の歌詞のフレーズ「瑠璃色の空」からの文脈を感じさせるのがよかった。(でも正直に言うと、ここまでステージが良すぎて、今日ゲストがいたの忘れていました。)

歌う曲は「ロストワンの号哭」、続けて「逆光のフリューゲル」と、歌ってみた動画での想い出のデュエットが続いた。パワーあるボーカルの二人が歌うのは、「つよい」としか言い表せれない。もうシンフォギアそのもの‥
後日振り返り配信で聞いた話だが、なんと当日リハ合わせだったそうだ。
いや、すげぇよ、意味わかんねぇ。

今度は星乃めあがアニキと慕うMonsterZ MATEのコーサカが登場し、「call me now」が始まる。アニキの出番に「やった!」とはしゃぐのが、かわいかった。
さらに続けて「乙女解剖」が始まる。この曲は昨年3月に開催され、初のイベント出演となった「TUBEOUT! SESSIONS」でコーサカと披露した曲だ。リリックもちょっぴり変化し1年半の2人の進化と共に、世界一カッコいい乙女解剖にさらに磨きがかかっていた。

「乙女解剖」が終わり3人の集合になる。頼れる先輩2人に支えられながらMCが進んでいった。この家族みたいな関係がとても暖かくて好きだ。

先輩2人は掃け再び1人での歩みとなる最初の曲は「Brave it out」
さっきまでの頼りないMCから、「声出せー!」の掛け声でステージを率いていくギャップは魅力的だった。
その次は「スピカ」。どこかの星を背景に歌う歌声は伸びやかでとてもきれいで美しかった。心に染みわたった。
何気に2曲目の「夢の扉」からここまで、アルバム曲はアルバム曲の順になっている。アルバムが1本のライブのようだったと先に書いた通りの解釈一致だった。

そして続きの曲は1stシングルでもあり、星乃めあの代名詞にもなっている「Step up Super Star」。こちらも「TUBEOUT! SESSIONS」で初めて披露された曲だ。しかもその時と同じ背景での披露で、あの時よりもずっと成長し、たくさんの人が見ていると思うと胸にくるものがある。さらにこの曲のスーパーめあめあタイム(掛け合い「かわいい!」「ダイスキ!」のところ)で夢見坂学園の副部長春原つくしが映像に合わせて共に飛び出してきた。涙腺に直接に響いた。

夢見坂メンバーが勢揃いになったところでの、最後の曲は「キミとミライ」。待ってたと言わんばかりの曲で、これしかないよね!と思った。副部長と春原つくしが合いの手入れて歌うのは、アルバム「START!!」を聴きながら想像した光景だったので最高に感動した。コメント欄も入力間隔の制限の限り、コールで盛り上がっていたと思う。

「彗星」のBGMが流れる余韻の中、ライブ恒例のアンコールパート待つ。

暫くして制服姿に変わって表れた。
星乃めあは、節目の際にはいつも応援してくれているみんなに向けて手紙を書いてくる。いつもと同じ言葉ばかり浮かんで、今回特に何を書こうか悩んだと言う。いつもまっすぐ活動し、いつもまっすぐに感情を伝えてきた彼女らしい悩みだし、今度も変わらず素直な言葉が紡がれ、それが刺さった。

そして副部長が登場。星乃めあが椅子を魔法で出し、座らせる。さらにアコースティックギターを出現させる。Unityってすげーな
出会った時から俺ん中ではナンバーワンのスーパースターだと思っているとエモいことを言う副部長。
そんな2人での次の曲は、「君の知らない物語」と知らせる。みんなに想い出の、思い入れのつよい初めての曲を聴いてほしいと。

お互いアイコンタクトしながらの歌と演奏が本当に息ぴったりで、ずっと一緒に進んできた2人だからこそと言い切れるものだった。これぞ生の音楽という感じ、本当によかった。世界一好きな「君の知らない物語」になった。

ライブのトリの曲は「ドリームトリップ」。この曲の歌詞には、たくさんの感謝の言葉が込められている。1stシングル「Step up Super Star」よりも前の活動開始前に作曲され、いつかありがとうと伝える人が出来る日のことを夢見て作ったというエピソードが最高にエモい曲だ。

ありがとう 走りだした
夢をのせて 坂をこえて
信じ合えるさ
迷わない そう思っていた
君をてらす 光になると信じて
ありがとう ありがとう
君がいるなら 叶わないはずないよなんてね

夢を信じて進んできた星乃めあと信じて応援してきた人の気持ちが1つに合わさっていた。こちらこそ素敵なライブをありがとう。

最後に改めて今日遊びに来てくれたみんな、出演してくれた4人、ステージを作ってくれたスタッフへ感謝を述べた。自分の言葉で伝えようとする姿は素敵だった。今度こそみんなを引っ張っていけるように、絶対にスーパースターになると宣言。なりたいじゃなくてなると言い切るのがかっこいいところ。
そして「だせぇからやです」と弄られながらも、恒例の星乃めあセンスな挨拶をみんなでやって幕を閉じた。

おわりに

ずっと星乃めあを一番近くでみてきた副部長が色んなところで涙してたのも凄くわかる、彼女のすべてが詰まった最高のライブだった。今はMCが頼りなかったり、未熟なところはあるかもしれないけれど、これだけ涙あり、笑いありで自分を表現したライブが、STARTとなるワンマンライブからできるのは本当に凄いことだと思う。
自分はそんなストレートで、何事にも全力で、しかも妥協しない姿に魅かれている。だから間違いないく、人の心を動かせるスーパースターになると思う。
今回は配信ライブになってしまったが、リアルイベントは絶対にやると語っているのを聞いてるので、そんなワンマンライブが見られる日が来るときを楽しみに待っています。

以上、拙い文ですがここまで読んでくれた方、ありがとうございます。

セトリ

M1 彗星
M2 夢の扉
M3 星空のglitter
M4 GROUND-ZERO

(映像コーナー)
M5 ほしのうた
M6 Blue Star

(星乃めあ x 朝ノ瑠璃)
M7 ロストワンの号哭
M8 逆光のフリューゲル

(星乃めあ x コーサカ)
M9 call me now
M10 乙女解剖

M11 Brave it out
M12 スピカ
M13 Step up Super Star!!
M14 キミとミライ

(ENCORE)
M15 君の知らない物語 acoustic
M16 ドリームトリップ

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