10月4日VTuberの音楽シーンを引っ張てきた1人であるAZKiがメジャーデビューを果たし、EP 「3枚目の地図」がリリースされました。
EPながらバラエティに富んだ1枚の感想を書き留めておこうと思います。
メジャーデビューおめでとうございます！！！！！

Tr1 エンドロールは終わらない

決して平坦ではなかった道のりが詰まっていて、活動の名刺代わりとも語る本EPのリード曲にぴったりだと思いました。

床を避けて聴けない1人ですが、特に「このまま終われば誰かの美談として消費されていくのでしょうか」というフレーズは、ある形をもって活動を終えるとされていたルートαや青い夢でも歌われるようなアーティストとして美しくあろうもがく姿が重なってすごく心に刺さりました

またこれまでの瀬名さんの曲に比べ「間違いになんて絶対にしない」など心に決めたことが増えたことが伺えるところも、INNK解散以後自分自身で悩みながら進んでくることが増えた証に、強く頼もしくなった姿が表れていると思いました。

Tr2 藍深く

keenoさんの悲恋の切ない曲に、バラードで映える綺麗な歌声の相性がよかったです。
ドストレートなバラードもちょっぴり新鮮で、広く展開していくメジャーデビューEPに収まる曲らしいなとも思いました。

Tr3 FreeGeo

YouTubeメンバー限定のデモのカット聞いた時からビビっときた曲です。フルで聞いても跳ねたくなるようなエレクトロポップで最高でした。

より広く知られるようになったきっかけのGeoGuessrに因んだ地図要素も散りばめられて、3枚目の地図を軽やかにそして明るく踏み出していく姿が浮かぶリード曲の裏のタイトル曲のように感じました。

Tr4 ω猫

「猫のなり方ググってもでないし 本出して欲しいし スクール作って欲しい」と歌っていた猫ならばいけるから完全に猫になってしまった曲…で、"これまでのAZKiを壊して"と作られた曲からリビルドされてきて広がっているのが素敵だと思いました。「αβγ変遷たどれば～目指すはω 君と行きたいから」とあるようにこれからも広がっていって欲しいと願います。

猫コール満載の曲を聴いて、会場が猫で埋め尽くされた4thライブの猫ならばいけるに思いを馳せ、早くAZKiのライブに行ってこの曲でもと思いました。