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ムビナナ→ア二ナナ1期を見たミリP所感

ミリオンライブの沼に6年半ほど棲息している生き物です。
 ・ムビナナ day1
   ・アニナナ1期
を見終わり、ムビナナday2を見る前に自分がアイナナというコンテンツに対して感じたことをまとめておこうと思ってnote記事を書きました。

注意:
・ムビナナday1、アニナナ1期のネタバレがあります
・わりと腐っているのでその辺苦手な人はキャラ語り部は注意です


◆アイナナを見ることになったきっかけ

自分がアイナナに関わろうと思ったのは「#ミリアニムビナナ異文化交流」のタグが広まって楽しそうだったからというのが最後の一押しでしたが、もう少し遡るとまだタグが出来る前にアイナナ側のマネージャーさんがXで呟いていた以下ポストを見たことでアイナナ界隈の方達に対して好感度と興味が爆上がりしたのがきっかけです。

この短いテキストの中に凝縮された
 ・競う相手であるミリオン側の想いも汲み取って下さっている
 ・その上で「譲りたくない」とアイナナへの強い想いも持っている

というのが、自分がミリオンのことが大好きな主要因でもある
 「みんなライバルだけど仲間」
 「尊敬出来る仲間のことを見て自分も今よりもっと先に!」

というところとものすごくリンクしていました。

それでアニメファン賞を競っている相手がこんなに素敵な相手というのがめちゃくちゃ嬉しくて、
「こんなに素敵なポストをするような方がいるコンテンツは絶対素晴らしいに違いない!」
となり、「周りのミリPの方もみんなムビナナ見始めているし、自分をアイナナを知ろう!」と思ってムビナナday1の扉を叩かせていただきました。

ムビナナ視聴中にどうなったかというのは以下ポストでテキストペタペタしたので興味があれば見ていただければと思います

正直ムビナナday1を見る前までは「アイナナさんのことを知ると言ってもそんなに深入りしている時間はないからとりあえずムビナナだけ見ておけばいいかな。2日分でも3時間だし」という気持ちだったんですが、ライブがめちゃくちゃ楽しかったのと、陸天の関係性があまりにも気になりすぎて
「とりあえずアニメ1期は見ておこう」
となってアニナナ1期に踏み込みました。

………あれ?これはいわゆる沼にハマるというやつでは?
と気づいた頃にはもしかするともう何か取り返しつかない状態だったかも知れません。

◆アニナナ1期まで見ての感想

はい。というわけでここからが本題なのですが、まず言いたいのは
「めちゃくちゃにアイナナが自分に合ってて面白い!!」
ということです。

「曲がいい!」とか「アイドルみんな素敵!」とか「アニメ脚本が面白い!」とか、良いコンテンツに必要な条件は当然のように満たしつつ、その上にプラスして自分が好きな要素が詰まってるめちゃくちゃ面白いコンテンツという印象です。以下自分が特に好きだった要素について述べたいと思います。

①お互いに影響し合いながら前に進んでいく「強い」アイドル

なかよし好き…

個人的にアイナナというコンテンツに対して最高に好きだと思ったのはここです。

アイドルコンテンツというのは現在適当に石を投げたらどれかにはあたるぐらいいっぱいあります。そしてアイドル達がユニット内で支え合うというのはアイドルコンテンツというものにとってはあたりまえの要素で、それ自体が強みになることは基本無いものだと思っています。

それでもアイドリッシュセブンの、TRIGGERの、お互いに向けた関係性は自分にとって「大好き」と表現出来る心地いいものでした。

この関係性の心地よさは第一話から出ていました。

アニナナの第一話、いきなり社長から7人のアイドルから3人を選抜するよう言われて「それまで仲良くバスケしていた7人が敵対!」みたいな空気になりましたが、そこからがとても良かった。
 ・まず大和が誰かを押しのけてまで席が欲しくはないと言う
 ・それを止めようとしたマネを見て一緒にナギと壮五と陸も説得
 ・更に三月が譲られて手に入れた席なんてうれしくないと言う
 ・試験後、塞ぎ込んでるライバルである陸を気遣う壮五
 ・そのままみんなのために飲み物を買う流れ
 ・「あいつらいいやつら」っていう大和
 ・泣きそうな顔で選抜の結果を祈る三月
 ・トイレから戻ってきた三月に気楽に水投げる環
 ・どんな結果でも7人でラーメン食いに行こうという流れ

いや…めちゃくちゃいいが…

合間合間に曇り顔を差し込むことで、「アイドルになりたい」「アイドルにならなきゃいけない」という強い思いを感じさせつつ、それでもお互いのことを認めて、敵として蹴落とすんじゃなくて負けたら負けたであいつらにならしょうがないってサラって進んでいく空気…

マジ最高。大好き。こういうの好き。とても。

ナギも「あなた達はおもしろいですね」と言ってたけど、めちゃくちゃに同意。「いいやつらじゃん…。応援したいよ…」って1話目からなりました。

上の方にも書きましたが、私は
 「みんなライバルだけど仲間」
 「尊敬出来る仲間のことを見て自分も今よりもっと先に!」
という関係性がとても好きなんですが、アニナナ一話で描かれた
 ・仲間になる前のライバルだけどお互いをすごいやつらと思っている
 ・小細工で勝つんじゃなくて真っ向勝負で勝とうとする

という関係性はクリティカルヒットでした。

いや、それなんですよ…そういうのが好きなんですよ…
少年漫画的な関係性とでも言えばいいのかも知れないのですが、負けたくないけどどんな手を使ってでも勝ちたいんじゃなくて自分が納得出来る勝負をしたいみたいなそういう関係性。大好物過ぎて小躍りしました。

私は「強い人」が好きです。
「強い」とは決して肉体的な強さというわけでなく「なにかに立ち向かっていく人」「世界が地獄でも笑う人」と自分は定義していますが、1話で描かれた7人の姿は「強さ」を予感させるもので、そこで一気に引き込まれました。この「7人の強さ」をもっと見たいと。

「7人の強さ」というのが個人的にポイントで、単なる「個の強さ」でなく、「7人がいるからこその強さ」というのに期待しました。

ヴァッシュ・ザ・スタンピード

ミリオンライブというコンテンツの世界にドはまりする前、私は「個の強さ」こそが求めるべき到達点だと思っていました。私をオタクに叩き落したのはトライガンのヴァッシュ・ザ・スタンピードの圧倒的な「強さ」で、彼は今でも変わらず私の中の「強さ」の象徴ですが、
 ・たった二人の兄弟である兄が人類の9割以上を殺害している
 ・懸賞金、恨み、生きるため、様々な理由で人々が殺しに来る
 ・不殺の誓いを立てており、自分を殺しに来る相手も殺さない
 ・人を愛しつつも、人が同族を虫けらのように殺しているのを知っている
 ・人を愛しているが、愛している人同士が目の前で殺し合っている
 ・不老の存在だが兄に対抗するためには命を文字通り削らないといけない
とかいう「地獄のよう」ではなく、ただの地獄でしかない環境にいるヴァッシュの「強さ」に個として現実的に対抗出来る存在はいません。

それでもオタクをしながらヴァッシュの「強さ」に対抗出来る存在を探し続けているのですが、ミリオンライブを知ったことで「グループとしての強さ」というものは「個の強さ」を圧倒的に凌駕するものになりうると理解しました。


先程アニナナ1話で自分が感じたアイドリッシュセブンというコンテンツの持つ「強さ」の萌芽について書きましたが、アニメを見進めるに当たって、自分の感じた「これは自分が求めているコンテンツではないか?」という期待は確信に変わっていきました。
 ・ガラガラのステージでも楽しそうにしている姿
 ・裏方側がアイドル達の実力を信じてくれる姿
 ・本心を隠している相手に向き合う姿
 ・ライバルユニットに影響されて成長する姿
 ・失敗した相手の話を聞いて怒りつつも認める姿
 ・みんなが全力を出せるようサポートしあう姿
 ・ファンの子達に力をもらう姿
他にも色々あるんですが、どんな障害があっても、失敗しても、それでもお互いに背中を押したり、手を引っ張ったり、エールを送って、前に進んでいくその姿は、アイドリッシュセブンというコンテンツの「強さ」をひしひしと感じさせるものでした。

アイナナを知った後、「ストーリーがしんどい」という情報が流れてきました。アニナナ1期を見て確かに色々しんどいストーリーになっていました。

でも、です。たしかにしんどいストーリーではあったのですが、自分はさほど見ていて「つらい…」とは思わなかったです。だって「彼らなら多分大丈夫」と思えましたから。

あまりにも良すぎる集合絵

弱っているメンバーがいたらみんなで支えに行ったり、言ったら誰かの負担になったりすると思ってたことを開示しても「なんだそんなことか」と受け入れてくれたり…、アイナナもTRIGGERも「強い」。

しんどいストーリーではあります。それだけで1クール作れそうなほどしんどい設定があったりします。だけど1話に見せてくれた姿から「彼らなら大丈夫」と信じられました。そしてその一方的な信頼は、ストーリーの中でちゃんと成長という形で返ってきました。1話進むごとに。

1話ではぼんやりとした「なんとなくお互いをすごいやつ」と思っている程度の関係性でしたが、話数が進むごとにお互いの強さも弱さも見えてきて、「彼ならやってくれる」「ここはサポートしなきゃ」「負けたくない」という想いが積もりに積もって行きました。

その関係性はアイドリッシュセブン、TRIGGERというグループ内だけの関係にとどまらず、お互いを尊敬し、負けたくないって想いがグループ間でも強め合って、1期の最後のライブではなんかもうすごいことになってました。

………いや、ほんとに

けど、これで全然終わりじゃなくて、これは物語の第1部でしかなくて、アニメは3期あるし、アプリの方だと物語は6部までもある。

なんだ?最高か?
先を知りたいって思えるコンテンツを見つけられたの最高に嬉しいんですけど。

②恋愛方面な感じの物語ではないけどほんのりドキドキする

これはまぁ個人の好みの話でしかないのですけど、自分はキャラクターの男女問わず、プレイヤーの分身であるキャラクターとの恋愛要素というのが公式から強めに押し出されるのがあまり好みではありません。アイマスで言うならアイドルとプロデューサーの関係に強めに恋愛要素を入れられると「ん~…」となります(ただミリオンのPこのは早く結婚しろと思ってますけど)。
 ※二次創作ならむしろ好き。あくまで「公式から」「強めに」が苦手。

なので「これは恋愛要素あるかなぁ…」と思ったコンテンツは少し避け気味で、とっても失礼なんですがアイナナもそういうコンテンツだと思ってました。

けど全然違いました。

紡ちゃんかわいい

確かにマネージャーである紡ちゃんは乙女ゲーの主人公ちゃん達みたいにかわいくて強い子だったりしたのですが、イケメンたちに囲まれても恋愛というより親愛という感じで大変よい距離感でした

とは言ってもまったくドキドキしないわけでも、何一つモーションをかけられないわけでもなく、大和とか楽君の顔が近かったり、いおりんがデレたり、ナギに腰に手を回されたり、なんというか、ちょうどいい塩梅でイケメン達のエスコートがあって大変よろしいと思いました。えぇ。

基本は親愛だけど要所要所でドキドキさせてくるのが一番好きかもなぁ…って。紡ちゃんかわいいからちょっと照れさせたいし。

③関係性で!?となれるのが多かった

前項で「恋愛要素苦手」みたいな事書いておきながらなんですが、自分は重度のカプ厨です。しかもNL、BL、GL全部美味しく食べれてリバ、相手違い全然ありの節操の無いロクデナシタイプのやつです。

要は「壁になって周りの拗れた恋愛を見ていたい」というタイプな訳ですが、まぁ美味しそうな関係性が多いこと多いこと。

公式Xに貼られてたやつだけど、いおりんなにその目…

ムビナナday1を見て気になって陸天に和泉兄弟、あるとは思ったけど「かわいい人だ」とかいう爆弾発言のあったいおりく、大人組で支え合っている感じがしたみつナギやまにMEZZOにTRIGGERにもだし、楽紡も大変おいしい。

特に和泉兄弟は元々兄弟に弱いものがあったのと、お兄ちゃんであるはずの三月が一織にご飯を食べさせて貰うムーブとかしているのが大変ダメでした。えぇ、ダメでした。こんなかわいいお兄ちゃんを見て育ったらそりゃいおりんも可愛いもの好きになるし、なんかジトッとした目をしたりします。

いおりんは陸君に「オレがお兄さんのことなんて忘れさせてあげますよ…」とか言うし(言ってない)、深夜に火照った身体で陸君の寝室に向かうし(これは事実)。

あと、そういうの無しにしても、陸君と三月お兄ちゃんが並んでいるのが大変可愛らくして健康に良いのとか、幼女であるところの環ちゃんが落ち込んでいるとお兄ちゃん達が総出でよしよししに行ったりとか、MEZZOが定期的に不仲芸してきたりとか大変かわいくてよいです。

自分の住処であるアイドルマスターというコンテンツはシンデレラは190人、ミリオンは52人、SideMは49人でシャニは28人という感じで、基本大所帯で一番少ない元祖のASですら13名でキャラクター同士の繋がりはどうしてもド濃厚にするのがむずかしいところがありますが(そのせいで狂気を発症したりもするし)、アイナナは人数が比較的少ないためアイドル間の関係性をじっくりと積み上げていけるというのが強みだなぁ、とか。

積み重なった関係性大変おいしいです。

※これは単なる布教ですがミリオンにおけるマイフェイバリットカプのあんロコを貼っときます。かわいいのです。あんロコは親愛です。

④まだまだ成長途中であるということ

アイナナのアイドル達、大変強くて素敵なのですが、それと同時にまだまだ不安定な印象を受けます。

アニナナ1期を見た限りでは三月お兄ちゃんとか大和とかナギの内面の部分はあまりわからないし、天ちゃんが家を出ていった理由も明かされていません。16話で想いを一つにしてステージに臨むことは出来ましたが、彼らの抱えている問題は正直ほとんど何も解決してないといっていい状態でムビナナday1で見た彼らの姿からまだまだ大きな差がある印象です。

そしてそこがとてもいい。

アニメ1期であれだけのステージを見せてくれた彼らが、まだまだ伸びしろが、先があることを自分は知っています。そしてその差異の大きさが、自分が見たムビナナDay1ですらまだ通過点でしか無いことを教えてくれます。

アニメ1期みただけではまだまだここには遠い

「アイドルを何故応援したいと思うのか?」
色々な考えがあると思いますが私は
「彼女/彼等の行き着く先が見たいから」
です。

ありふれた成功やありふれた楽しいだけじゃなくて、
まだ見ぬ景色を、
まだ知らない喜びを、
今いる場所から飛び出して知った新しい何かを、
積み重ねて、
交わって、
新しい何かを生み出して、

そうやって止まらず進んでいくアイドル達の軌跡が作り上げていくバカみたいに素敵が膨れ上がっていく世界の行き着く先を見たい。

アイドリッシュセブンが、TRIGGERが、まだ詳細がわかってないRe:valeとZOOLが、どんな世界を描いていくのか。それが見たい。

そう思わせてくれるコンテンツに出会えたのが嬉しい。
とても。

しかも現段階で見れてない物語が大量にあるのわかってるし。
やったね!

これはミリオンの好き絵。ステージに駆けてくみんなが好き。

⑤やっぱり三月お兄ちゃんが気になる

三月お兄ちゃんかっこいい

キャラの名前すら見てない状態でムビナナ見てなんとなく動きとか、周りを見ているときの態度とか、一番小さいのにそれに負けないぐらいに身体動かしているところとかが気になっていたのですけど、アニナナ1期みて今のところやっぱり一番アイドル個人として気になるのは三月お兄ちゃん。

元々基本的にかわいい人が好きというのはあるのですけど、それに加えてかっこいいところを見せられると容易に陥落する傾向がミリオンライブによって開発されていまして、三月お兄ちゃんがだいぶツボ。

アニメ1話もさ、ほぼ間違いなく「自分は選ばれない」って思ってたんだよなぁ、って。だから大和が抜けようとしてナギとかそーちゃんとか陸君が紡ちゃんと頭下げても、三月お兄ちゃんとその事情を知っている一織は頭下げれなかったんだろうなぁ、って(環は別事情で)。それでもさ、それでも環のこと気遣ったりさ、諦めたくないけどもう無理だって思って泣きそうな顔で顔洗ったりしても戻ってくる時には元気な顔してさ、「どうなってもみんなでラーメン食べような」って自分から言ってて、もう…もう…「好きぃ…」ってなった。

いおりんが失敗した時はっさきに頭撫でてあげたしさ、夜の庭での大和との会話でいつも本気の姿見せて大和の心動かしたりさ、環とかナギも叱りつつもやさしくてさ、いや…うん…とってもお兄ちゃん。かわいいけど最高にかっこいい。

それでかっこいいと思っているとかわいいとこ見せてくるしね…。陸君と並んでいるとかわいさが増加するよね…。いいよ…とてもいい…。いおりんがブラコンになる理由わかるよ…。そりゃ、なるよ…。

アニナナ1期だとそこまで三月お兄ちゃんの内面に踏み込んでいないような気がするから多分ここからだよね。2期以降を見るのが楽しみだよ…

◆作品外の体験としてよかったところ

はい。というわけでアイナナというコンテンツの好きだったところについて書きました。まだまだ鑑賞の途中なのでこれからまた色々見方も捉え方も変わると思いますが、とりあえず現時点の自分のアイナナに対する所感は前項までに書いた通りです。

で、ここからはアイナナというコンテンツそのものではない点について少し書きます。

①知識0の状態でコンテンツを知れたこと

アイナナの扉を叩いた時、自分はアイナナに関してほぼ知識0の状態でした。キャラ名も知らない。作品がどういう作品かも知らない。ムビナナがライブをキャラクターで作り上げた作品ということも知らない。

本当に大変に失礼なんですが自分にとってアイナナは完全に認知の枠外にあったコンテンツでした。オタクとして自分はそこまで視野が広いタイプではなく、アニメもさほど積極的に見ないオタクではありますが、こと音楽に関してはひたすらに雑食に聴き漁っているのに今までアイナナの音楽に気づいていなかったのは、まぁ無能です。

で、知ってからまずサブスクでアイナナの曲を聞いたのですが、まぁ…「良い」のです。というか「この曲良いな」と思って制作サイドの名前見るとなんか知っている神達がボコスコと出てきて「なんで今まで自分これ聴いてないの!?」となりました。アホです。大変無能です。以下ポストの内容見てあまりの自分の節穴ぶりに唸りました。

ですが、この「何も知らない状態から神コンテンツに出会う」という体験は自分は過去にも経験があります。ミリオンライブとの出会いがそうでした。

自分のミリオンライブとの出会いは「たまたま残業時間対策で取らされた有給を消化した時に」、「たまたま金曜日にやるライブを調べていた時に見つけたアイドルマスターのよくしらないブランドのライブがあり(当時はシンデレラしか知らなかった)」、「まぁ、声優がやるライブって今まで見に行ったこと無いしどうせ大したことないだろうけど見てみるか」みたいなノリでミリオンライブ4thライブをライブビューイングで見たのが最初です。

そしてライブを見て驚愕しました。

「なんかものすごいものを見た」
ミリオンライブの4thライブというそれまでのミリオンの歩み的になかなかにスゴイライブを事前知識ほぼ0の状態で浴びてしまい、1日目で衝撃的に震え、2日目にはペンライトを振り、3日目にはボロボロに泣いてました。

で、そこから「このコンテンツは、自分があの時のライブで泣いたのはなんだ!?」となって、ミリオンライブを調べ始め、過去のBDを買い、まとめブログ等で文化を学び、ちょうどリリースしたミリシタをプレイして、気づけば6年半立って立派に頭の先までミリオンに沈んだオタクになって遂に去年フィギュアまで買ってしまいました。ほんの1年前まで「キャラグッズは部屋の調度に合わないからあまり欲しくない」とか言ってたのに。

この体験は自分のこれまでのオタクライフの中でもかなり特異的な体験で、多分墓に入るまで永遠に言い続ける話だと思っているのですが、これと似た体験を今回することが出来ました。

・ムビナナ day1を見て「なんだアレは!?」となって
・その後答えを知るためにアニナナ1期を見てもっと知りたくなって
・とりあえずムビナナまでの文脈を知りたいと思う

いや、とっても楽しいです。
ミリオンは知った時は4年の文脈でしたが、今回は7年分です。
なかなかのボリューム。ミリオンも1年半かかったし、単純計算で追いつくには2年半の時間が必要です。

単純にアニメだったりアプリのストーリー見るだけならそこまで時間はいらないでしょうが、積み重なった文脈を咀嚼するのはそれぐらいかかるでしょう。けど、それが嬉しい。

多分完全に追い切ることはミリオンライブですら追いきれていない自分には無理だと思うのですが、まだ自分が知らない面白い鉱脈が手の届く範囲にあることが知れたのは最高に嬉しいです。

あまりキャパが無いのでどうやって追うかは色々考えないといけませんが、とりあえずアニメ完走を当面の目標としてちまちま体制を整えていこうと思います。

②たくさんの人とミリしらで追えたこと

自分は音楽コンテンツというものに関してはかなり雑食です。
アイマスの765ASから876、デレ、ミリ、M、シャニを始め、ラブライブのμ's、Aqours、虹、Liella、蓮のアニメ、曲は聴けるものは全部聴いてますし、電音部、あんスタ、ヒプマイ、アイプラ、プロセカ、うたプリ、マクロス、テニミュあたりもだいたい押さえています。

で、そうなってくると「新たな素敵コンテンツを知る」という体験がなかなか出来なくなってきます。

アイドルマスターでは5ブランド集合ゲームであるポプマスや合同フェスによってブランド間交流があったり、つい先日行われたアイマス×ラブライブの異次元フェスで知らなかったブランドに出会うことで活発な交流が起きたりしましたが、残念ながら自分にはその時に「新しい素敵コンテンツに出会う」という体験が出来ていませんでした。みんなが楽しそうに新しい世界を知ってわちゃわちゃしてるのを積極的に「教える」という体で絡みに行くことも苦手なため見ていることしかしていませんでした。

でも今回、自分が節穴だったおかげで完全に知識0の状態の素敵コンテンツに出会えました。しかも、見知ったミリPの人たちが一緒にわちゃわちゃしている中で。

それがなんかとっても楽しかったです。積極的に交流するタイプでは無いので、誰かに声かけたりしたりはしませんしする気もないですが、それでも同じような場所を走っている人がいるのをぼんやり見るのは自分にはとっても楽しい体験でした。超楽しかったです。


◆総評

アイナナ、知れて嬉しかったです。
作品そのものもですけど、体験としても「自分はもうこれ二度と体験出来ないだろうなぁ」と思ってたことを追体験出来て大変よかった。

いい音楽と素敵なアイドル達とそれを繋ぐたくさんの関係性、めちゃくちゃよいです。作品の色の方向性もだいぶ好みだったし、まだまだ知らなきゃいけないこと山程あるし、「7年目のコンテンツを新たに知る」ということの楽しさを満喫しています。

完全新規のものを知るのもそれはそれで楽しいのですけど、自分は多分積み重ねがあるものを後から追いかける方が入り口としては好みなんだろうな、とか思ったり、ミリオンとの違いでまたミリオンのことを別角度で知ることが出来たり、とってもいい出会いでした。

多分交流タグを使って何かを文章化するのはこのnoteが最後になるのですけど、だらだらと引き続き追いかけて、自分の中のムビナナの姿と整合性が取れる状態までまずは追いかけたいと思います。

今回の交流でミリオンライブのことを知ったマネージャーさん達も、ミリオンライブはめちゃくちゃ最高なコンテンツなのでよければ引き続き見ててくださると幸いです。楽しいですよ。

種村先生のこの絵とかもいいですよね…
いいコンテンツだよまったく…


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