読書簡易メモ002:TVディレクターの演出術ー 物事の魅力を引き出す方法

元テレ東の高橋さんが面白いので、高橋さんの著作を図書館で予約してみた。なかなか面白かった。

面白いと思った部分

・会社を言い訳にしないで、アイディアと工夫で「形」にする。
・「人の行く 裏に道あり 花の山」
→懐かしい、証券会社時代に知った株の格言

調べてみると下の句もあるらしい「いずれを行くも散らぬ間に行け」
・「地獄への道は善意で敷き詰められている」
→高橋さんが早稲田の政経時代の授業で引用していた諺。
The road to hell is paved with good intentions

・「巧言令色、鮮し仁」
→論語(孔子)からの言葉

口先だけうまく、顔つきだけよくする者には、真の仁者はいない。

・インタビューなどでは「1つの問題に対して「なぜ」を5回掘り下げる」
→トヨタのなぜなぜ分析みたい

・台本をしっかり作る
→台本づくりの際は妄想しまくる(=準備しまくる、想定しまくる)

・文系こそ「エンジニアリング」を学べ
・日常の中で「構図・アングル」を考え、トレーニングしまくる
・常にアンテナをはる、無駄こそ大事

そのほか気になった点
・若手時代に先輩から数百カットからなる番組の1カットずつ「意味を説明するよう求められた」経験がある
・あまりに激しい演出指導で、ナレーション撮りの最中に泣いてしまった。

近所のファミレスで読んだ

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