前略、

親愛なる君へ。

少しばかり君は優し過ぎた。

だからこそ愛されたんだ。

その自覚は無さそうだけど。

大丈夫、

いつでも帰国を待つているから。

道中、お体だけは、どうぞ大事に。


友人より

ようこそ、奇人の記憶へ…