みなさん、ご無沙汰しております。

代表の土橋です。

コロナウイルスの影響で
学校休校の要請が国から出され
現場もご家庭も
対応に追われていることと思います。

日々、本当にお疲れ様です。

キーデザインでも、不登校の状態にある
小中学生向けにフリースクールミズタマリを
運営しているのですが

今回の国の要請を受け
オープンするかどうか
内部でも議論しました。

様々な情報を収集しつつ出した結論は

通常通り、運営する

でした。

この結論を出した理由は下記の通り。

〇今回のコロナウイルスは、子どもへの感染は少なく、重症化した例もいまだ出てきていないこと
〇学校休校の要請が、科学的知見に基づいたものでない可能性が高いこと（「この臨時休業の要請については直接専門家の意見を伺ったものではありません」という首相の発言あり／朝日新聞の記事こちら）
〇休校になった場合、子ども達の居場所がなくなり、ひとりぼっちになる、もしくは保護者の方が仕事を休むなどしなければいけなくなる（それによって家計への負担なども増える）

ここ数日、この判断を下すまでは
中々落ち着くこともできませんでした。

ただこの判断に踏み切れたのは

〇相談に乗ってくださった支援仲間のみなさん
〇消毒液など、ご自身も在庫が手薄な中、快く譲ってくださってみなさん
〇子ども達の居場所づくりのために、今まで通り現場で子ども達に寄り添ってくれるスタッフのみんな
〇不安が０ではない中、代表である私の判断に賛成してくれたスタッフのみんな

のおかげです。
本当に感謝しています。
ありがとうございます。

今回、通常通り運営するにあたって
以下のことも決めました。

〇この状況のため、ご家庭で自粛の判断をした場合、お月謝をいただかないこと
〇除菌系の物資の購入や、清掃作業時間を設けること
〇今月中は、不登校関係において、保護者の方との対面での相談対応をしないこと（電話、メールなどはあり）

今までキーデザインでは
安心できる居場所づくりを常に念頭に置き
子ども達と寄り添ってきましたが

今回のことを通して
「安全な」居場所であることも
とても大切なことだと改めて痛感しました。

コロナ騒ぎで世の中が不安にさらされる中
「ひとりにならない社会」をビジョンに掲げる
私たちはどうあるべきか、考えた結果です。

もし県内において
コロナの影響が大きくなっていった場合など
ミズタマリをお休みにする場合もありますが
引き続き温かなご支援と応援をいただけますと
幸いです。

また今回の影響で
収益減や物資などの調達により
概算で30,000円近くのマイナスが出ました。

もしキーデザインを
応援してくださる方がいましたら
ご支援いただけますと幸いです。

🍀友達とあーだこーだ言いながら、ジグソーパズルをすること
🍀普段ひとりでやっているゲームを、大学生のお姉さんと一緒にすること
🍀部屋にある丸みを帯びたクッションを意見交換しながら積み上げて「やったー!!」とみんなで拍手喝采すること
🍀大好きなうさぎと戯れること

子ども達にはこんな日常の積み重ねが
とてもとても大切なんです。
（写真は2月末と3/2のフリースクールの様子）

学校に行かない＝ダメ、じゃないんです。
学校に行かない選択のその先に
未来を指し示すのは
私たち大人の役目なんです。

今日来ていた中２の女の子が
本を読んでいました。
「なに読んでいるの？」と聞くと

これでした。
しかも確認してみると
７，８割は単語の意味をわかっている。

過去にアメリカに何年もいた経験があるので
英語の発音も本場仕込みです。
「今度、試験受けるんだ～」と言っていました。

「不登校の子」という言葉で
子ども達を切り取った時に
見えてこないものがたくさんあります。

子ども達は可能性の塊なんです。

私たちはそんな子ども達の
安心できる居場所をつくり
可能性を引き出すお手伝いをします。

ご寄付はこちら↓（月々1,000円からのマンスリーサポーターも募集中）

お金ではなく、物資（アルコール消毒液、除菌シート、マスクなど）でのご支援もとてもありがたく思います。下記までご連絡ください。

TEL：080-1853-6296（代表土橋直通）
MAIL：npokeydesign@gmail.com

どうぞよろしくお願いいたします！！