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「学校へ戻すことがゴールではない」不登校児童・生徒の状況に応じた適切な対応を

「学校へ戻すことだけがゴールではない」みなさんは、文科省が決めた新しい不登校対応の方針をご存知ですか?

2016年12月に成立した、教育確保法に「個々の不登校児童生徒の状況に応じた必要な支援が行われるようにすること」と定められたことがきっかけです。

それ以前の日本では、50年以上もの間、不登校の児童生徒を学校に戻すことを目標にしてきました。なぜなら、日本の教育が学校に依存した制度になっているからです。

「学校へ戻すことがゴールじゃない」文科省が不登校対応の歴史的な見直しへ』によると、全国に小中学校は約3万校あるのに対し、学校以外の場所、例えば、本人が安心して過ごせることを目的としているフリースクールは全国に500ヶ所しかありません。

「学校へ戻すことがゴールではない」法律の周知により、不登校の児童生徒が、学校以外に安心して過ごせる場所がどんどん増えることを願っています。

私たちNPO法人キーデザインでも、不登校に理解のある高校生や大学生などが子どもたちと関わるフリースクールを運営しています。

学校に行ってもいい。行かなくてもいい。それぞれに合う選択をした先に、その子が笑顔になれる未来を一緒につくりませんか。

学生ボランティアも募集しています。

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参考資料:石井志昂『不登校新聞』編集長 (2018)『「学校へ戻すことがゴールじゃない」文科省が不登校対応の歴史的な見直しへ

文:サポーター担当 大瀧 真優

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