学費とは…

ひさびさの投稿となりました。

しっかりした文章を書くのにはエネルギーと気合いが必要で、
書きたいことはいっぱいあるのですが、
そのエネルギーと気合いを絞り出すことができませんでした。

新型ウイルスのせいでこんなことになってしまって、
仕事がなくなって大変な思いをしている人も多いと思います。

私も、出勤の必要がなくなって、少しはテレワークをしていますが、
今月4月に職場に行ったのは数回にすぎません。

そんな中、給料が支払われるのか?という不安が。
でも、大丈夫なのではないかという思いもあります。

というのも、学校には毎月なのか半年ごとなのかわかりませんが、
学費が支払われていて、これは休校中も払っているのでしょう。

では、休校中の学費は、返還請求ができるのでしょうか?

学費の中身はいろいろあって、施設使用料や保護者会費や、
その中で中心になるのが授業料ですよね。

授業が行われていないのだから、授業料は返さねばならないのか?

授業料とはいったい何のお金なのか、と大学時代に考えました。
本当に、授業をやってもらうことへの対価なのかと。

大学では、いわゆる「もぐり」という人がいます。
時には、他大から聞きに来る人だっています。学生ではない人もいます。

私も、他学部に紛れ込んで授業を受けました。

ただ、「もぐり」なわけですから、試験を受けることはないし、
その授業の単位がもらえるわけではありません。

大学を卒業してから、通信教育という形でも授業を受けました。
科目履修生という形で、1単位いくらという授業料を払って。

通信教育の多くは教科書が送られてくるだけで、
レポートを書いて、試験を受けて、そして単位が認定されます。

スクーリングや映像授業を受けたいときには、
別途、そのためのお金がとられます。

ん? 授業料は? なんで授業受けるのに別料金なの?

そこで思ったのです。授業料とは、授業の対価ではないと。
授業を受けさせてもらっているから払うものではないと。

では、何でしょうか。

授業料を払うことによって、テストを受けることができて、
それによって単位認定(卒業認定)がされるのではないかと。

つまり、授業料とは、単位認定料であり、在籍料であると。

となると、別に授業が行われなくても、
授業料は払う必要があるし、返せなんて言えないんじゃないかと。

休校期間中に学校から課題が送られてきて、それを家でやって、
学校が始まったら、それをやっていたことを前提に授業を受けて、
試験を受けて、それで合格すれば進級(卒業)ですからね。

そもそも、授業というのは学習時間の一部であって、
その授業時間と同じ時間または2倍の自習時間が前提となって、
学校における単位時間は決められているわけです。

なので、家での自習は十分に学習時間であって、
それを管理する学校には、相応の負担をするのが当然。

そんな論理展開になるのかなーと思ったのでした。