魔法使いの村 2
お話の続きです。
戦をくいとめるために、魔法使いの村からの
使者。
二人の年若い兄妹の魔法使いは、まず、王様に事情を話し、村を離れる許可をいただきに行きました。
この時代、まだ国や村を離れる時は、許可をとらねばいけませんでした。
更にいうと、この兄妹の父、母は、共に王様に認められた
偉大な魔法使いだったからです。
王様は、二人の兄妹の身をたいそう案じ無事に帰ってまいれよ!と、支度金や、地図やそれぞれの村や街の組合の情報をくれました。
王様やお妃様や二人の兄妹の両親や友人、村の人々は、皆、無事に帰ってきてねと送り出しました。
村の長の予言に従って、まずは、西へ行きました。
村からは、猫が一匹ついてきました。
兄妹は、猫に導かれながら、旅をすすめています。
猫の名前は、まだ、ありません。
やがて、自分で教えてくれるでしょう。
魔法使いの兄妹の旅は、始まったばかりです。
これから、何がまちうけているのか、、、。
旅が、よいものになりますように、
辛いだけのものだけでは、ありませんように。
魔法使いの兄妹の父、母からの言葉の贈り物は、二人を強くしました。
つづく。
お読みいただきまして、ありがとうございました。^^
二人の旅が、困難に満ちているものだけでは、なく、旅が、二人を成長させてくれますように。
さてはて、どうなってしまうのか。
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