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はじめてのワークショップレッスンを終えて

2023年9月14日に開催されたKFFワークショップ(撮影指導野辺地ジョージ氏)に参加された翠川 羽香葉さんの感想です。(表紙写真:翠川 羽香葉さん撮影)
ワークショップは、軽井沢を巡りながら、野辺地氏による「コンポーズ&ウエイト」の極意を学ぶというものでした。

なお、翠川さんは、スマホで家族の写真を撮る以外、カメラでの撮影ははじめてだそうです。

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はじめてのワークショップレッスンを終えて
                     翠川 羽香葉

今回はフジフィルムのX100を実際に使わせていただき、写真家の野辺地氏のレクチャーをうけられるということで、なかなか経験することができないフォトワークに参加させて頂きました。
とはいっても、私は初心者を通り越して未経験者。周囲の方についていけるのか、先生が伝えたいことを理解することまでたどりつけるのか、様々な感情を抱いてスタートしました。

レッスンでは「コンポーズ&ウエイト」構図を決め、決定的瞬間を待つ。という手法を作品とともにレクチャーして頂き、カメラを持ちながら旧軽井沢を歩き、フォトスポットやヒントを教えて頂きました。しかし簡単なことではありません。シンプルに聞こえますが、複雑で忍耐力が必要なうえに様々な要素がはいりこみます。なにげない日常や一瞬が特別であることを、身をもって学ぶ体験でした。その場の景色を撮るということしか知らなかった私には、とても衝撃的なレッスンになりました。


翠川さんによるコンポーズ&ウェイトによる作品。富士フィルムX-T2で撮影。

現代では、当たり前にスマホで撮影ができます。その場の記憶を簡単に保存でき、行きたい場所も簡単に検索し、見ることができます。しかし、記憶に焼き付いているかというとそのような感情が最近の私は乏しくなっていたかもしれないと思いました。ファインダーから覗く一瞬はそのときの私しか感じられません。同様に、家族と過ごしている日常も当たり前に過ぎていきますが、とても特別で奇跡のような瞬間の集まりであることを感じられた一日でした。


撮影:翠川 羽香葉

レッスンの参加時には初対面の人同士で緊張感がありましたが、写真を撮りだすと特別な一枚にむけてみんなが共感し、感じあえる、一体感のある雰囲気に包まれた時間になりました。
カメラに関してはわからないことだらけですが、もっと学んでみたい!私の感じた決定的瞬間を撮ってみたいと感じ、カメラへの興味が深まりそうです。


撮影:翠川 羽香葉
撮影:翠川 羽香葉

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軽井沢フォトフェスト2024の公募が11月1日より開始されます。
【第2回 軽井沢フォトフェスト2024 募集スタート】募集期間は2023年11月1日から2024年1月31日までです。今回は撮影エリアが拡大し、軽井沢町・御代田町・小諸市・東御市・嬬恋村、長野原町・佐久市、安中市のエリアにて撮影された作品が応募できます。作品の撮影期間は2023年1月1日〜2024年1月31日までです。皆様の多種多様な写真を募集しております。写真の楽しさ、魅力を伝え、軽井沢に集いましょう。詳しい応募要領は、こちらからご参照ください。https://www.karuizawafotofest.jp/submit


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