プレビュー

13,211を超えろ!!~2019シーズン J2リーグ 第4節 ヴァンフォーレ甲府 vs V・ファーレン長崎 プレビュー

 ついにホームへ帰ってきました。しかも最高の雰囲気で。ここで迎えるのは昨年初めてJ1を経験して残念ながら降格してしまった長崎です。またあの舞台に戻るために争うチームの1つになるでしょう。そんな試合のプレビューとなります。

これだけは言っておこう、、、長崎の試合1試合もフルタイムで見ていない!!

◆予想スタメン・フォーメーション

 甲府は試合前日のサンニチに予想スタメンが出ていなかったため、わたくし予想スタメンになります。松潤氏の記事に薄っすら書いてあったのを参考にしました。

横谷、佐藤和は甲府の中ではパス本数が多い選手で、特に横谷は間で受けてリズムが作れるシャドーなのでウタカ、ドゥドゥへのパスの供給源として期待されます。また前節山本が怪我をしてしまったので、今季からその山本からキャプテンを引き継いだ小出が怪我から復帰し、全体にも参加していたのでスタメンになりそうです。
 対する長崎は今年ルヴァンカップに参加していて水曜日にも試合がありましたが、メンバーは総入れ替えでしているので、水戸戦に出場したメンバーで挑んでくるのではないか思われます。その中で控え組だった山梨県出身(トラベッソ)の長谷川悠が水曜日のカップ戦を回避しているので、まだフィットしていないイジョンホに代わって先発可能性もあると思われます。

◆長崎の注意しなければならない特徴

Football LABのヒートマップで緑が濃くなっている部分に注目してみると、過去3戦のデータですが左サイドが濃くなっているのがわかります。左サイドというと亀川・翁長の帝京三高コンビが担当していて、そこにDHの島田や黒木、FWの玉田などが絡んで1タッチ2タッチで崩すという形が見られました。甲府としては守備隊形5-4-1のとき、横谷、橋爪、小柳がマッチアップすることになるので、マークの受け渡し、相手にプレースペースを与えないことが必要になってきます。

長崎左サイド崩しのパターンの1つ

◆甲府が付け入る隙

 長崎は4-4-2のシステムです。4-4-2の泣き所はスペースを多く開けてしまうところです。とくに危険な箇所のチャンネル(CB-SB間)、あとDF-MFライン間です。長崎はボール非保持時にSHがDFラインに落ちたりしてる感じがハイライト見る限りしてなさそうなので、ウタカはこの間でボールを受けてプレーするのがうまいですし、横谷も相手の間、間で受けれる選手なので攻撃の時は比較的前にビルドアップしやすくなるのではないでしょうか。

 小出が1つ前へ出て2-3-5の形でビルドアップするのも1つありかなとも思いますが、山本がいない分すこし後ろのビルドアップの質が落ちるので無難に3-2-5で行く方がいいかな?
あと、ハイライトを見る限りカウンターの対応があまりよくないように見えるので、いつものように相手にボールを回させて奪ってカウンターでチャンスがあると思います。

◆まとめ

 今節は13,211を超えろ!!というのを目標に今週は選手らがいくつものメディア出演をして宣伝してきました。おそらく総合球技場の建設へのアピールであると思います。現県知事がしょうもないことを言い出している中、こういう取り組みは確実にいいアピールとなり、訴えになると思います。そしていい雰囲気の小瀬を今後も作り続けていくにはまず何としてもこのホーム開幕戦に勝たなくてはならないと思います。またしても初物チームですし、恩返し弾をよく食らうでおなじみの甲府ですが、そんなことも吹き飛ばして頑張ってもらいたいです。はい。

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