ファッションの「コスパの洗脳」にかかっていませんか?

モノを購入する際に、何かと気にするコストパフォーマンス、略してコスパ。

価格の割にクオリティが高い時なんかに「コレ、コスパが高いよね」なんて使ったりしますよね。そりゃあ、同じ金額を出すのであれば、コスパが低いよりも高い方がいいですよね、私もそう思います。せっかくお金を出して購入するものですから。

ファッションの世界で言うと、コスパが高い洋服の代表といえばユニクロ

今や「国民服」と言っていいくらいの知名度で、価格に対する質の高さは他のアパレル企業も真っ青です。私もユニクロは好きなブランドの一つで、常に動向はチェックしています。特に、エクストラファインメリノシリーズや、シームレスダウン、セルビッチデニム、ユニクロUあたりは本当にコスパが高いなと感じます。

高いお金を出さずとも、そこそこのクオリティの洋服が手に入る時代。

「ユニクロっていいよねー」

「ユニクロで十分だよねー」

「ユニクロ最強」

私もそう思います。

10年20年前よりも圧倒的にかっこよくなっていますし、細かいこだわりがなければユニクロで十分おしゃれは楽しめます。また、価格に対するコスパを考えれば、最強なのではないでしょうか。まさにハイコスパのユニクロ。

でも、

コスパが良い=おしゃれなんだろうか。

そして、コスパの良いものを身につけること=最強で幸せなのか。

昨今のコスパ至上主義や、「コレがハイコスパアイテムだ!」のような特集を見ると思うのです。

コスパが高いアイテムを身につければおしゃれかというと、必ずしもそんなことはないはずです。もちろん、質の悪いものを身につけるよりは品良く見えます。おしゃれかどうかは、コーディネートや髪型、その他諸々のバランスによって成り立つので、アイテムのコスパのみでは成立しません。

そして、ユニクロが本当にコスパが高いか?というと、必ずしもそんなことはないと思います。

価格に対してのコスパは、疑う余地もなく最強ですね。ただ、それは素材の質による面が大きく、洋服をトータルで見たときに最強かというと、必ずしもそうではないかなと。 シルエットなんかは、万人をターゲットにしている分、ブカッとしているものも少なくありませんし、「もう少しここのサイズがこうだったらなあ」なんてものも少なくありません。

また、優秀なニット類も、着用・保管方法によっては、毛玉ができやすいような気がします。また、セレクトショップのブランドに比べると、あまり気分が上がらないというのも悩みなポイントです(この辺は完全なる主観ですが…)

(散々ユニクロを批判していますが、ユニクロ好きだからこそのツッコミということで…)

そう考えると、初期の出費は大きいですが、セレクトショップでそこそこのブランドのものを購入した方が、総合的に満足度が高い=コスパが高いなんてこともあるのです。

例えば、私がファッション解説動画でよく着ている「ジョンスメドレー 」のニット、3万円。「なんで、ユニクロと似たようなニットがこんな高いんだ…」と昔は思っていました。

が、試着をしてからは価値観をひっくり返されました。

ツヤがある品の良い素材、きれいな色味、タイト過ぎずゆる過ぎない絶妙なシルエット、圧倒的な着用した際の気分の高まり。「コレだけのものを体験させれてくれるのなら、決して高過ぎないな」と感じ購入を決めたのです。

それ以来、数年愛用していますし、(ブラシできちんとケアしていることもあり)、毛玉もあまり発生せずにきれいに着用できています。シーズン終わりにクリーニング店にニットを持っていくと、お姉さんに「きれいに着ていますね!」と褒められたこともあります。上質なものを持つことで、ものを見分ける力(審美眼)も磨かれるんですね。

結果的に、ファストファッションのニットを購入するよりも高いお金を払っていて、人によっては「コスパ悪くない?」と感じる方もいるかもしれません。

でも、私はジョンスメドレー を選んだことによって色々な体験と成長ができた。コレって、ものすごくコスパが高いなと感じるのです。


別に、高い洋服を買えというつもりもありませんし、ユニクロがダメだというつもりも全くありません。(むしろ、ユニクロ好きです)試着してみてしっくりこなければ、無理して高額なものを買う必要もありません。洋服に使える予算も限られていますから。

ただ、自分にとって、ただコスパが良いものを着ることが幸せなのか、いや、それ以前に、自分にとってコスパが良いとはどんなことなのか。普段、じっくり考えてみる機会は少ないと思うので、見つめなおしてみる。自分にとって何が必要で、何が必要でないのかがクリアになってくるかもしれません。価格の数値だけでは、コスパの良さは計れませんからね。


まとめ

・自分にとっての「コスパが良い」の定義を明確にする。

・たまには、普段選ばない価格帯のものなどにも挑戦して審美眼を磨く。(審美眼がある方が、結果的に自分にフィットしたものがチョイスしやすくなるから)

・トライ&エラーで、自分にとっての不必要なものは切って、自分にとって大事なものにお金を使い楽しむ。

自分基準のコスパの良さを追求できるようになったら、日々の暮らしはもっと楽しくなってくるかなと感じるこの頃です。


◾️「隔週刊 コーディネーター厳選メンズファッションアイテム特集 」更新中!(おしゃれには興味があるけど、洋服の失敗が多い男性の方におすすめです)

https://note.mu/kfkstyle/m/m613cfeb8df02


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コメント2件

ほんとにそうだな、と面白く読ませていただきました♪

つぶやきにて紹介させていただきました☆事後承諾にて失礼します。
シャンドルールさん
お読みいただきありがとうございます。
そう言っていただけてうれしく思います!
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