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今だからこそデュエルマスターズを始めよう。

⚠︎販促でもプロモーションでもなくシンプルに趣味について書きたいと思っただけなので、身構えずに見てくれればと思います・・・

突然ですが「デュエル・マスターズ」というカードを知っていますか?

今年で発売から17年を迎える子どもから大人まで大人気のカードゲーム。
第一弾発売当時、まだ7歳だったぼくもすぐに夢中になった。

神秘的でただただかっこいいカードデザイン、戦略と運が混ざったルール、
手に汗握る対戦に心躍らされたたくさんの子どもたち。
何よりも楽しいのは、5,000種類以上あるカードから40枚を選び自分だけのデッキを作り、友達とデュエルすること。

いつもデッキを作るときに思うけど、これが本当に大変。
だって、使いたいカードは山ほどあって、戦略なんて無限にあるんですよ?

その中から厳選して厳選して、やっとできたデッキも試しに練習したら「あれ、思ってた動き方じゃない・・・」ってなり作り直しになることもしばしば。
数時間、時には構想から構築まで何日も費やしたデッキが大会の初戦で散ることもあります。(過去に多々あり)
小学生にボコボコにされることもあれば、年上のお父さんに勝つときもあります。

こちらのデッキは全国大会出場をかけた店舗予選で使用したものになりますが、実に1ヶ月以上、時間を見つけては細かい枚数調整と友達との練習を繰り返し、当時の環境(流行りの戦術、とここでは説明します)に適応した手応え抜群!で挑んだら初戦で一番苦手とするデッキに当たってしまい初戦敗退したものになります。今思い出してもめっちゃ悔しい・・・

そんなこんなで私、25歳現役デュエリストなわけです。

余談ですが、好きなデッキは相手の行動を制限し、ジワジワとコントロールしつつこちらは追加ターンと特殊勝利を狙う割と陰湿なものです。本当に余談だな。

『小学生の時と今の違い』

ぼくが最初にデュエマに触れたのは8歳の時。
そして中学生に上がる頃に周りの友達がデュエマをやめたのを機にぼくも一度カードから離れました。よくありますよね。

で、復帰したのが大学4年の時だから22歳。
きっかけは岡山にいるある友達からの電話でした。
これについてはまた別の記事で詳細を書きますが、色々あって地元でデュエマの大会を開くことになり、最近のカードを知らないと何もわからんぞ!ということで再びデュエマの世界に戻りました。

だいたい14年のブランクを経たわけだけど、復帰当初の浦島太郎感はすごかった。
「え、なんで両面にイラストがあるの?」
「ちょっと、待って、そのカードの効果見せて?」
「え、もう負けたの?てかなんで負けたの?」
小学生にボコボコにされる大人の姿はなかなかシュールでした。
そしてその度に今のカードの特徴やらデッキタイプを小学生から教わることを繰り返し、やっと近所の小学生をメッタメタにし合うくらいにはなりました。

(ひどい顔してやがる・・・)

とまぁこんな感じで遊んでいるわけですが、子どもの時と大人になった今で感じるデュエマの魅力について。

『子ども〜大人まで幅広く交流ができるツール』

子どもの時って周りの同世代と遊ぶのがほとんどで、大人でカードやってる人と遊んだことってなかった。いま思うと多分周りにも大人でやってる人いたんじゃないかな。地元で開催している大会に来てくれる保護者に聞いてみても「実は私もプレイヤーなんです」と言ってくれた人は数は少ないが何人かいたし。「子どもと遊べるツールならスポーツとかでもいいじゃん」という意見ももちろんあるけど、じゃあ逆に聞きたい。ハンデなしで子どもと本気で勝負できますか?

デュエマは、本気で子どもたちと勝負できます。

ドキドキする攻防が、切り札が引けなければ負けるような状況が、ギリギリの勝負がそこにあります。子どもだから負ける、大人だから勝つ、なんて甘いことが絶対ではないのがデュエマです。

そして、お互いの本気を出し合った勝負の先に「友情」がありました。

デュエルの前後はしっかりと握手。こうした姿勢も学べるのがカードです。

こうしてカードを通して繋がった友達は今や全国にいます。
半年に一度、南三陸で開催している大会に来てくれたり、公式大会の会場で会ったり、カードがなくても遊んだり、町で見かけると「カードのにいちゃん!」と声をかけてくれるちびっこたちもいたり。

昨年、友達と出場した全国グランプリ。惜しくも予選8回戦中、6回戦目で敗退しちゃったけど、あの時の高揚感は宝物。

『遊びの中にあるもの』

スポーツもカードも楽しむぼくだから言えること。
楽しければそれを思いっきり楽しめばいいじゃん。
年齢も何も関係なしに。楽しいと思えることに出会えるのってすごく幸せだと思う。インドアでもアウトドアでも、夢中になれるものがあるだけで日常ってカラフルになるよねと。

ただ、怪我をしてる時でもカードは遊べる。(無茶苦茶)
特に、親御さんで自分の子どもが遊んでいるカードが気になっているとかって人はぜひそのカードで一緒に遊んであげて欲しい。子どもは親とのコミュニケーションにカードも使えるんだってことを知れるし、子どもから教わるって新鮮でとっても楽しいです。近所の小学生に教えられただけですがとっても嬉しかったし楽しかったなぁ。

「難しそうだから」「今更恥ずかしい」「興味はあるけどよくわからない」
ナンセンスです。まずは触れてみましょう。ぼくは大人のプレイヤーを増やしていきたいです。一緒に遊びましょう!


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