考えることの大切さ。私の小、中学生時代を振り返り思ったこと


 ふと最近、自分の学生時代について思ったことがあるので、書いていきたいと思います。

 私は小中学生の時、頭はよくなかったですが、クラスでも一応ムードメーカーで学校の体育祭では、応援団長、サッカー部のキャプテンなどをしていました。自分で言うのもなんですが、いわゆる先生のお気に入りの生徒だったと思います。学校生活はそれなりに楽しく、過ごしていました。そして時がたった今、私は昔を振り返り思うことがあります。

なぜ自分はお気に入りの生徒だったのか

 私がなぜ先生のお気に入りだったのか、そしてそれはいいことだったのか、考えていきたいと思います。それを考えるには私の生い立ちから話す必要があります。私は兄弟がいます。姉、兄、私の三人兄弟です。末っ子ということもあり、昔から姉、兄の失敗をみて、どうすれば親から怒られないですみ、なおかつ楽をして生きていけるかを考えていました。その結果、幼い私がたどり着いた答えは、親のいうことには逆らわない、ということでした。反抗をしている兄や姉をみて損をしていると思ったからです。学校生活でもその考えは現れます。先生の言っていることは聞いた方がいい。反抗をすればめんどくさいことになり、損をするだけ、従っていればいいと思っていたのです。

考えることをしなくなった

この上記の考えは、言われたことをやっていれば怒られないという考えが、最低限言われたことだけしてれば怒られない、と言う考えに変わり、私から思考力を奪っていきました。めんどくさいから考えることをやめてしまったのです。物事には全て原因があるはずにもかかわらず、その結果だけをみて満足し、なぜそうなるのかに興味を持たなくなったのです。これが一番恐ろしいことだと二十歳になり、今更ながらわかりました。今から、大人になると言うのに、重要な能力が欠けてしまっているのです。

考えるトレーニング

 私は考えるということにフォーカスし、日々考えるトレーニングを行なっています。その方法は、「なんで??」を増やすことです。みなさん日々生活をしていて、なんで??と思うことはないでしょうか。そのような現象に陥った時、自分なりに仮説を立てて、それが正しいかを検証することです。例えば、なぜ日本の信号は、赤、黄、青の順番なのか。あの順番じゃなければいけないのか。など、目に入ったどうでもいいこと全てに疑問を持つのです。どんな小さなことでも構いません。めんどくさがらず、自分で仮説を立ててそれがあっているのか検証することで考える癖が付いていきます。これは子供の頃にやっていた方がよかったと思いました。頭の良い子はすでにやっているのでしょうね。


最後に

私は自分の自己成長が自分にとって一番の喜びだと思います。そのためには、日々トレーニングを続け、自分の中で様々な物事を自分なりに解釈し、それを正確に人に伝えると言うこと、自分の中で自分科学を作ってしまうことが、大切なのだと思います。


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