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関学声研ブログ 第46回 「書体学概論」

 どうも熱です。今回は数学から離れようと思います。別にネタ切れというわけではないです。嘘です。

 皆さんは、次の画像を見てまず最初に何の「情報」が入ってきますか?

「R○seliaのアレじゃん」「バ○ドリ!のヤツやん」「黒い」「白文字」などなど様々な印象を持った方が多いと思います。しかし、ある"病気"を持っている僕はまず初めにこう思います。

「A1明朝やん」

 僕の脳内には真っ先にフォント名が入ってきます。街中にある広告や、テレビのテロップなどを見たときに、高確率で「あーあのフォント使ってるなぁ」と思ってしまう病気を僕は患っています。

 さて、今回は僕が愛してやまない「フォント」の大切さを皆さんに伝えたいと思います。フォントには様々な種類があり、どんどん新しいものが日々増えつつあります。また、各々独自の表情を持ち、適材適所が重要となっています。なので、使うものを誤ると与えたい印象とは違う印象を与えてしまうことになりかねません。次の画像を見てください。

もし我が関西学院大学声優研究会のチラシがそれぞれのフォントで書かれていたとしたらどういう印象を持ちますか? まず、上のフォント「創英角ポップ体」ですが

「なんかアホそう」

みたいな印象ありませんか?(個人差あり)このフォントは、ネットでもクソダサフォントの烙印が押されているようなフォントです。下のフォントは「マティス」という名前のフォントで、上に比べスマートな印象があります。あのエヴァンゲリオンで使われていることで有名なフォントですね。このように、フォントの選び方を誤ると痛い目を見ることになります。

 テレビや書籍で用いられる有名どころのフォントは大概有料で、意外と高額なものも多いのですが、「フリーフォント」と呼ばれる無償のフォントがネット上に多く転がっています。無償とはいえ、普通に使えるようなフォントが多数転がっていますので、いろいろ探してみてお気に入りのフォントをあなたのPCにダウンロードして使ってみて下さい。

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