関学声研ブログ 第74回 「小学校の頃使っていたヘルメット」


鳥です。突然なんですけど、皆さん記憶ってどれぐらいもつもんだと思いますか?

僕はそんなに記憶力のいいオタクではないので、5年前の事を思い出せって言われてもすぐには思い出せません。あの時のあの日~みたいに出来事を具体的に話してもらうと、ああそういえばそんなこともあったなみたいな感じでぼやっとはその時の光景もイメージできるんですが、如何せん人から話を聞いてから思い浮かべるイメージなので、つまりそれってほとんど捏造された記憶みたいなもんじゃないですか。たぶん人に5年前に借りた3億いいかげん返してくれとか言われても、本当に5年前に3億を借りてない確証が持てないのでもやもやしつつも信じちゃうと思います。そういうわけで僕は自分の中の昔話とか思い出話とかのレパートリーが非常に少ない方だとは自覚をしているんですが、今回はたまたま棚から小学生時代に使っていたヘルメット(自転車に乗る際によく頭に被っていました)が見つかり、僕がまだアニメを見ていなかった懐かしいあの頃の記憶がサルベージできたのでその話をしたいと思います。

さて、その小学校の時に使っていたヘルメットなんですが、ヘルメット業界に革新の波は押し寄せなかったのか昭和の香りを色濃く残したような形状をしており、記憶の中では真っ白だった色彩も、すっかり日に焼けて黄ばんでしまっていました。いつの時代もどんな場所においても、時の流れは平等に残酷で抗いがたいものであり、大切にしていた真っ白なスカーフもいつしか黄ばんで、鉄は酸化して赤錆になってしまいます。

"赤錆"と"サルベージ"。自分が何を主張したいのか皆さんもうお分かりですよね?(アニメの話をしています。声優研究会のブログなので)

そうです。水没した世界に赤錆た巨大船。海中から古代文明の遺産をサルベージして利用する人類。

「彗星のガルガンティア」を見てください。

内容に関してはまあ全く覚えてないんですけど、なんというか世界観が好きだったんですよね。滅びを待つだけの世界とか、スークとかバザールみたいな感じの西アジア風の赤っぽい街とか、そういうの好きな人はハマると思います。opもいいです。高校生の時のテスト期間に見てうわーつってました。今でも夏前になるとたまに見たくなります。

終わり。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?