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関学声研ブログ 第85回「宙に浮く近鉄」

久しぶり、ジョナサンです。今日は鉄道ネタです。すまんな。

さて、私達のサークルでは本日まで合宿があったようです。私は家族の都合で参加が出来なかったのですが、参加した会員みんなとても満喫したようで僕も行ければと悔やんでおります。合宿の話はそのうち他の会員が書くと思いますので気長にお待ちください。

というわけで、今日はアニメの中の鉄道について書こうと思います。タイトルの写真は『うどんの国の金色毛鞠』です。

『天気の子』が公開されましたが、今や日本映画界の巨匠となった新海誠先生は鉄道の描写も大変素晴らしいものがあります。『君の名は』においても鉄道がまあまあ大事な役割を果たしたように思います。やはり、詳細に描かれた繊細な絵に魅力があるのだと思います。

『秒速5センチメートル』でも鉄道が様々な場面で登場しました。序盤で女に会うために都内から栃木へ行くシーンは代表的です。後半では「急行待ちの踏切」が出て来ますが、ここは映画の根幹を成す重要な舞台になります。最後の最後のすれ違う場面、ここ一番熱いシーンだと思います。

この映画は心にドーンと来てつらくなるみたいですね。まあ僕は初恋もクソもないので関係のない話なんですが。ちなみに僕が若かった時この踏切が何線なのか分からなくて勝手に東横線かな、桜木町だし、って思ってましたがこれは小田急です。今なら分かります。

踏切といえば『踏切時間』ですね。まあ皆さん当然アニメを見ててこれは何鉄道の踏切とか考えないと思いますけど、僕には分かってしまいますね。キモオタなので。西武とか東武とか都電とかいろいろで見ごたえがあって、1人でテンション上げてました。はっさくの話がいまいちよく分からなかったので誰かに解説して欲しいです。

京都アニメーションで痛ましい事件がありました。とても残念な気持ちで一杯です。僕もファンの1人として、支援をできたらと思います。

京アニのアニメはだいたい舞台が関西付近になるので、そこがとても好きです。地元の近くがアニメになると親しみを感じます。『涼宮ハルヒの憂鬱』は西宮が舞台で、弊学からすぐ近所です。甲陽線とか西宮北口が描かれており、安心感があります。

今回のメインテーマですが、『境界の彼方』で一番好きなシーンが、4話の異空間で戦うところです。近鉄がアニメに出てくるのはこの作品くらいじゃないかと思います。あとは『ペンギンハイウェイ』くらいですかね。今調べたら『双星の陰陽師』というのにも出てくるようです。へえ。

なかなかシュールな光景じゃないかなと思います。電車を浮かして戦わそうとなかなか思いつかないと思うんですよ。

余談ですが、『神のみぞ知る世界』という革命的な作品がありましたが、キャラの名前は近鉄の駅名から取られています。名前的にもキャラ的にもエルシィが好きです。駅名からキャラ名を付けるのは結構あるようですね。

個人的にクロムクロは面白かったですね。いやロボットの戦闘とかストーリーもそうなんですけど。近未来の話でリニアみたいなのが山ブチ抜いて走ってるのに、地鉄っていう私鉄はふつうなんですよ。路面電車とか宇奈月温泉に行くやつ。まだ走ってるんだなーってしみじみ思いました。近未来ならAI運転とかになりそうですけど。あと僕は宇波先生が好きです。

ここまで来て、「RAILWARS」や「シンカリオン」の話はしませんでした。あれはテーマが鉄道そのものなので、僕から言うことは特にありません。

ところで「女子かう生」というのがありました。僕はこの作品の舞台は北九州だと確信しています。何か知っている人いればご連絡下さい。

ちなみに私の研究では最もアニメや漫画に出てくるのは西武沿線です。多分アニメ制作会社が西武沿線に多いからです。これは東京一極集中の弊害だと思います。しかし全国の鉄道は何かしらアニメに出てます。例えば長崎の路面電車も『幻影ヲ駆ケル太陽』に登場しました。鹿児島市電とか見たことないので舞台にしたらいいんじゃないでしょうか。

いろいろ紹介しましたが、現代日本の設定なら大半は舞台が設定されていて、鉄道も描写されます。ちゃんと調べられてるんだなあと感心します。僕くらいになると列車を見てここはどこだというのが分かります。こんなスキル要らないんですが。個人的にアニメを楽しむ要素かなと思います。アニメでも電車を詳細に描写しているものもたくさんあって、その度に感銘を受けます。皆さんもアニメの中の鉄道に注目していると何か新しい発見があるかもしれません。それではまた。

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