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海老名サービスエリアでヒッチハイクしてる若者がwwな奴だった

現在42歳、海沿いの街に在住。
学歴なくても一流外資系企業に転職したジョンです。アナタのジョンです。
今日もアクセスありがとう。 

note見てると色々な記事があって楽しい。
そんな中でヒッチハイクの記事が目に入った。
実に興味深い。
この方の記事ね↓


私も若い頃に北海道にてヒッチハイクをした。

その記事はこれね↓


で、今回は私がヒッチハイクしてる若者を乗せた時の話をしよう。

2019年、2年前の話だ。

コロナに世の中が席巻される前の話だ。

名古屋に用事があった。
長男のスポーツの大会があり、
長男は選手で、家族3人は応援だ。
土曜日に名古屋入りして手羽先でも食べて宿泊し、翌日は大会みたいな感じ。
プチトリップだ。

海老名サービスエリアにて

家族4人で名古屋に向かう途中に
海老名サービスエリアに休憩で寄った。

海老名サービスエリアとは神奈川県海老名市にある超大型のサービスエリアである。
美味しいお店もたくさんあるのだ。

海老名サービスエリアに入り駐車エリアを探していると、白い紙を持った男性が立っていた。

ヒッチハイカーだ。

妻が言った。『ヒッチハイクしてるね』
私 『そうだね』

妻『乗せてあげたいの?』
私『そうだね、でも別にいいよ』

妻はあんまり他人がマイカーに乗るのを好まなそうな性格なので、別にいいよ、と私は答えた。

妻『子供達がいいならいいよ』
子供達『別に乗せてもいいんじゃん』

妻、素晴らしい!
そういう心意気が大切!

幸い我家の車はミニバンで7人乗りだから乗れるのだ。

妻が軽く車内の掃除と3列目のシートを用意いている間に、
私がヒッチハイカーに声をかけにいった。
ヒッチハイカー、以下A君。

私『どこまで行きたいの?』
A君『名古屋まで行きたいんです。』
私『名古屋ね。ウチ、家族で名古屋に向かうから乗っていく?』
A君『本当ですか!ありがとうございます!お願いします!』

車につくとA君は妻と子供達に
『今回はありがとうございます。Aと申します。よろしくお願いします。お邪魔します。』
と深々と頭を下げた。

とても感じのいい青年だ。

A君は大きめのバックパックを抱えトランクに入れた。

私が運転。子供達は2列目シート。
妻が助手席から3列目シートに移り、A君が助手席へ。

ウチは名古屋に長男のスポーツの大会で行くことを話し、名古屋駅近くのホテルに宿泊する。
A君は名古屋駅周辺で降ろしてくれたら嬉しいとのことだったのでほぼ乗っけていくことになった。
名古屋駅からは電車で実家の最寄駅まで行きますとのことだった。


というワケで家族4人プラスA君で名古屋に向かうこととなった。


wwな奴

聞けばA君は名古屋のとなり辺りの街の実家から大学に通っているとのこと。
2019年当時は大学4年生。
2020年に大学を卒業したら東京の企業に勤める予定。

今書いてて思ったのだが、A君はコロナ禍で大変な状況の中で社会人デビューしたんだな。
A君なら頑張っていると思う。



さて、A君がなぜ海老名サービスエリアでヒッチハイクをしていたか?
A君の最近の出来事を時系列に追うと下記のとおりだ。

アフリカ縦断→帰国→成田空港から東京の友人宅へ→友人宅で1泊→名古屋の実家に帰ろう→金がない→東京でヒッチハイク→海老名サービスエリアまで乗せてもらった→さらに海老名サービスエリアでヒッチハイク→親切なイケてるおじさん(私)に乗せてもらう


アフリカですか、、。

アフリカ!

しかも縦断!

ドロンズかい!
(電波少年でアフリカ縦断した芸人ね)


そうなのだ!
A君はアフリカ大陸縦断して帰国したのだ!
しかも1人で!

すごっ〜!

A君はタイトルにもあるとおり、wwな奴だったのだ。

wwって笑笑じゃないよ。

ww=WORLD WIDEね!

ワールドワイドな奴ってこと!


車内では私はもちろん、妻も子供達も興味深々。
色々場所での写真を見せてもらい、色々な話を聞かせてもらった。
おかげで沢山楽しませてもらった。

車内でも家族を笑顔にしてくれwwな奴だった。
         ↑
      このwwは笑笑ね。

帰国したはいいものの金の余裕がないのでヒッチハイクしたとのことだ。
そんな話聞いたらおじさん昼メシ御馳走するぜ!

おじさんになるとね、若者にメシ食わせてあげるのが楽しく感じるようになるのだ。
おじさん全員がそうではないかもしれないけどね。

ちなみに、おじさんって自分で書いているが、私は見た目35歳くらいだ。
実年齢よりはかなり若く見られる。
よく言われる。
今画面の前で読んでるアナタは、だから何?って思うかもしれないが、
伝えたかったのだ。
小さなプライドだよ。フッ。


まあ、そんなこんなで夕方頃に名古屋駅に到着した。
A君は何度も頭を下げていて、すごく感謝された。
『元気でね〜』
手を振り別れた。

A君は終始好青年だった。
こっちも乗せて良かったと思ったよ。


その後、私達家族はホテルにチェックインし、
手羽先を食べに名古屋の街に出た。
手羽先はとっても美味かった。


翌日になんと

翌日、長男のスポーツの大会で体育館へ。
出番までアップしたりしていた。

すると、
『ジョンさ〜ん!』

ん?

んん!?


A君!


A君じゃないか!

なぜここに?

A君『昨日はありがとうございました!◯◯体育館でやるってお聞きしてたんで、、コレ差し入れです!』

スポーツドリンクやカロリーメイト、お菓子などを持ってきてくれたのだ!

昨日はちゃんと実家にも帰宅でき、
久しぶりに親にも会えて嬉しかったとのこと。

『じゃあ、大会頑張ってください!僕はこの辺で失礼します。』

と言ってA君は去っていった。

いや〜、気持ちが嬉しい。
わざわざ来てくれて!
少しでも恩を返そうとしてくれたんだろうな。

その気持ちが嬉しかった。


wwな若者と出会ったという話だ。
A君が良い日々を過ごしていれば嬉しい。



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