Skyをはじめた時の話②
インストールした後の話をしようと思う。
流れてくるBGMを最初に聴いて思った事。
美しけどなんか切ない。
とにかくなんかわからないけど、切ない。
星の子が無表情だから、余計そう感じたのかもしれない。
或いはその時の私の心情が切なかったのかもしれない。
精霊解放も、なんか切ない。
石像から魂を呼び出すのに、またバイバイしてしまう。
鐘がなる場所へ飛んでいってしまう。
出会った途端、別れがきてしまう。
とても切ない。
ただ、孤島の神殿から草原へ向かった時の
Sky
という文字を見た時はとても感動した記憶がある。
その後の私は、盛大に画面酔いをした。
もう…やりたくない…と思った。
話は変わって、私の兄弟達はゲーム大好き人間である。
なので、物心ついた時には兄弟がテレビでゲームしているところを横でずっと眺めているのが日課であった。
今思うと常に実況動画生放送を先取りリスナーしていたという事で、考え方によっては大変に贅沢な子供であったにちがいなくもない。
もちろん自分でもゲームをプレイしていたが、どうしても兄弟の方が上手く、また自分自身もプレイするより見る方が断然好きだった。難しいステージやボスは全て兄弟にやってもらっていたのだ。
すごいね!かっこいい!よく倒せるね!と拍手喝采で兄弟のプレイを褒めるのが大好きだった。
話を戻そう。
つまり、今までの自分はゲームでつまずいた時、いつも助けてくれる兄弟がいた。
しかしSkyをはじめた時の私は既に実家を出ており、しかもコロナ禍で自粛を余儀なくされていた時だ。
ねぇ、画面酔いしちゃったから私のゲーム代わりにやってくれない?なんて言える状況ではなかったのだ。
しかもSkyときたら何と戦うわけでもなく、空を飛びながら光ってる子をポチッとするだけのゲームだ(その時の知識)強さを競うことが大好きな兄弟が興味を示すはずもないのだ。
だから私は、画面酔いに耐えながらひたすら空を飛んだ。
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