見出し画像

チル(chill)な日本語Hip Hop①

昨今のフリースタイルMCバトルブームの影響もあり、
日本語Hip Hopの人気も上昇しているようですが、
いまだに世間の印象としては、
「Hip Hopってパリピの人たちのやつでしょ」
的なイメージを持っている人も多いと思います。

なので今回は、自分が普段聞いている
チル(chill)な日本語HIP HOPを紹介したいと思います。
chillというのは落ち着く、リラックスするなどの意味があるようです。
chill out と呼ぶ方が一般的かもしれませんが、
今回はチル(chill)と表現させていただきます。
Hip Hopが素晴らしい音楽だと感じてもらえると幸いです。

初回となる今回は既にYouTubeで
100万回以上再生されているものを5曲選びました。

①BASI/ 愛のままにfeat. 唾奇

現在(2020年8月2日)までに、
なんと900万回以上再生されている人気の楽曲です。
「韻シスト」のメンバーの一人でもあるBASIさん
アルバム「切愛」に収録されているもっとも人気のある楽曲です。
「Pitch Odd Mansion」 にも所属する唾奇さんを迎えたこの楽曲はまさに、
   This is chill.です!
BASIさんと唾奇さんのコンビが本当に素晴らしいです。
焼酎と塩辛、赤ワインとチーズ、ビールと枝豆くらいに相性がいいです。
唾奇さんとBASIさんのHookが入れ替わるところも気に入っています。
とにかく騙されたと思って聞いてみてください!

②GeG/ Merry Go Round feat. BaSI, 唾奇, VIGORMAN, WILYWNKA

上記の「愛のままに」のBASIさんと唾奇さんだけではなく、
「変態紳士クラブ」のVIGORMANさんとWILYWNKAさんも加えた
4人のマイクリレーです。
ビートは同じく「変態紳士クラブ」のプロデューサーGeGさんです。
こちらも、700万回以上再生されています。
「愛のままに」は午前中や昼間のイメージがありますが、
「Merry Go Round」は夜のイメージがあります。
当然いつ聞いても素晴らしい楽曲ですが。
こちらはMVの完成度も高いので、ぜひご視聴ください!

③舐達麻/ BUDS MONTAGE (prod. GREEN ASSASSIN DOLLAR)

2020年7月28日にYouTubeにアップされわずか3日で100万回再生
超えるという圧倒的な再生回数を記録しています。
埼玉県熊谷市を拠点とする舐達麻による楽曲です。
メンバーはBADSAIKUSHさん、G-PLANTSさん、DELTA9KIDさんです。
ビートはGREEN ASSASSIN DOLLARさんです 。
上の2つの楽曲に比べると様相が異なるように感じるかもしれませんが、「落ち着く」という意味では、自分の場合、
舐達麻の楽曲が一番「落ち着く」楽曲だと思います。
嫌なことや落ち込むようなことがあっても、
舐達麻の楽曲を聞くとネガティブな気持ちが昇華され、
リラックスした気持ち
になります。
他の舐達麻の楽曲を含め、ぜひ聞いてみてください!

④BAD HOP/ これ以外 feat. YZERR and Tiji Jojo

BAD HOPのYZERRさんとTiji Jojoさんによる楽曲。
BAD HOPは2018年には最年少での武道館ワンマンライブを成功させ、
2020年3月には横浜アリーナで無観客ライブを開催しました。
日本のHip Hopシーンのみならず、
日本の音楽シーン全体から注目を集めているHip Hopクルーです。
2ndアルバム「Mobb Life」の楽曲の中では、
最もチルな楽曲ではないかと思います。
彼らのバックグラウンドから生み出される
チルなビートと彼らのフロウにより、
偽りのないリリックが心地よく耳から浸透してきます。

⑤BIM/ BUDDY feat. PUNPEE

Hip Hopレーベル「SUMMIT」のBIMさん
同レーベルのPUNPEEさんを客演として迎え、制作された楽曲です。
PUNPEEさんは先日、秋元才加さんと結婚を発表され、
大変注目されていましたね!
お二人ともソロとしても素晴らしい楽曲を何曲も発表されていますが、
この曲も本当に気持ちいい楽曲です。
PUNPEEさんがHookを担当するとすべて名曲になる気がします!

今回は5曲だけご紹介しましたが、
まだまだチルな日本語ラップはありますので、
今後もこのテーマに関して執筆したいと思います!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?