高重量スクワットで担ぎを安定させる方法と、その為に重要となる部位の補助エクササイズ

スクワットで多くの人が見落としがちな重要な工程があります。
それが「担ぎ」です。

担ぎ一つで大きくスクワットの動作や使用重量が変わる事も多いので、今回はその重要性や方法に加えて、できる限り効果的に担ぎを可能にする為のエクササイズを交えて書いていこうと思います。

担ぎの位置

多くの人が、何となくしっくりくるポジションで担いだり、バーの高さ(ハイバー or ローバー)を気にしながら担いだりしている事が殆どかと思います。

スクワットにおいて、バーを担ぐ位置は動作中の重心位置を決めるとても大切な要素になります。一度担いだら、そのポジションを動作中に変更する事はほぼ不可能なので、良い位置に担げていない場合は、その他の部位(首、肩、手首、肘、腰、股関節、膝、足首など)で動作の代償をする事になります。

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