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「闘い」から「共存」へ

学校へ戻すことは「正解」ではないと
結論付けた私たち。

しかし…
どうやって前進すればいいのやら。
 
一度、担任から
別室登校を勧められましたが
長男君は「無理」と。

それ以外の提案はないし、
他の情報も得られない日々。
 
教室には入りたくないけれど
部活はしたいとの訴えを
どうすれば叶えてやれるのか。
 
個別懇談が近かったので
この機会を存分に生かそう!と
戦略を練りました。
 
ところがその懇談で開口一番、
「春休みの宿題がまだ出てませんね」

も~、びっくり!
えーっと…再来週からは夏休みですけど。
 
春休みの宿題を
今更、追及されるとは思いもよらず。
せっかく練った戦略はどこかへ
吹っ飛んで行ってしまいました(笑)
 
それはもう無理だと思います、
すみません。
きっと夏休みの宿題も
全部はできないと思います。
 
そう伝えると
ダメ出しをされましたが
長男君の状況を根気よく
細かく説明したところ、
 
とりあえずできそうなことをやってみる。
できなくてもOK
 
というところまで譲歩してもらいました。
なぜ「譲歩」してもらわなきゃ
ならんのじゃと思いつつ

 
そして、「教室には入りたくないが
部活は参加したい」と長男君が
話していることを
恐る恐る伝えてみました。
 
いいですよ~、そういうお子さん、
何人か居ますから!
 
なんともあっけなく許可が出たのでした。
 
こうして、学校へ行けない
理由を探したり、
どうやったら学校へ行ってくれるかを
考えたりする方向(闘い)から
教室で授業は受けずに
放課後に登校。担任に会って
やってみたプリントや提出物を
出してから部活へ参加して
友達と歩いて帰ってくるという
方向(共存)へと方向転換を
していきました。


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