どうしましょ⁉1998年ワールドカップフランス大会 ①


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今でこそ、地元にJリーグチームもでき、サッカーに親しんではいるが、当時は、サッカーに全く興味もなかった。そんな私だから選ばれたのかもわからない。

当時、私は小さな旅行会社に勤めていた。前年11月「ジョホールバルの歓喜」の後、当時、付き合いのあったいくつかの旅行手配会社から、まことしやかに私の勤める旅行会社に「ワールドカップチケット」の購入を進める連絡が相次いだ。日本代表がワールドカップに出場することは、初めての出来事。旅行会社やチケット手配・購入は全てが初めての経験だった。私の小さな会社での判断は早く、チケット購入依頼をすることで、チケットの販売。さらには、観戦ツアーの企画など、利益が得られると考えて、すぐさま飛びついたのだった。

何とかお金をかき集め、チケット購入を依頼するも、チケットはすぐに手元には届かない。購入できるかもわからない。わからないことだらけで、ツアー企画がスタートすることになったのでした。

 これまで、日本代表がワールドカップに出場した経験もなく、今でこそ、チケット関連の情報はちまたに溢れているし、ネット検索でも情報は得られるけど、インターネットの普及が、今ほど検索できる状況ではなっかたあの時代。日本的感覚では、「チケットはすぐに発券して手元に届くだろう」と思っていたから、さあ大変。いざ購入の手配をしても、直ぐにには手元に来ないと後から知らされた。ええええええええー。って感じ。(なんでも、チケット偽造防止のため、チケット発券は大会1ヶ月前後しかも、主催国から独自の偽造防止の工夫がされたものが送られてくる。)

当時はそんなことも知らずに購入したものだからさあ大変。もともと私が勤めていた会社は従業員5人程度の小さな旅行会社。ツアーを組んでお客さんを参加してもらってがやっとの会社。そんな会社が、手元に来るかどうかも分からないチケットを買ってしまい、チケットを裁かなければ大赤字。来るかもわからない状況で、ツアー作ってお客を集めても、チケットが手元に無かったら旅行約款にも抵触しちゃう。どないしよう!?って話になった。

続く。




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