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北大祭イベントの裏側!きづ/ずきの活動を知ろう~①イベント大枠編~

北海道大学 社会連携サークルきづ/ずきが企画・運営をしました、北大祭イベント"Culture & Sports Fes!"が無事に大盛況で終了しました!

この記事では、そんなイベントの裏話を伺いながら、北海道大学 社会連携サークルきづ/ずきがどんな取組みをしているか?そして、サークルのメンバーがイベントを通して何を気づいた・築いたか?ということを探っていきます!よろしくお願いします。


はじめに

今回は、初回記事として、"Culture & Sports Fes!"全体の企画・運営について、社会連携サークルきづ/ずきの新井さん・岡田さんにお話しを伺っていきます!

聞き手を務めるのは、函館からサークルに参加している名畑です!よろしくお願いします!

名畑:新井さん、岡田さん、こんにちは!
まず、読者の方向けに簡単なお二人の自己紹介をよろしくお願いします。自己紹介、何しゃべってもらおうかな?名前と所属と…、企画にちなんで、「好きなこと」でお願いします!

新井:はい。新井と申します。工学部4年です。好きなことは…、真面目に言うと、既にある機能のものとかを、よりよい構造にするためにどんなものが必要か?とか、より効率的な構造はなにか?っていう感じで、ものを構造として捉えて考えていくのがまあ好きです。もっと緩い感じに行くと漫画が好きです(笑)。

名畑:ありがとうございます(笑)。岡田さんも自己紹介をお願いします。

岡田:法学部二年の岡田です。好きなことは、おいしいものを食べることと作ることが好きです!真面目に言うと、人の気持ちを想像したり、便利グッズとかを見たり、仕組みを考えたりするのが好きです。

名畑:ありがとうございます!真面目な好きなことを伺えて興味深いですね。

北大祭イベントの概要・テーマ

名畑:ではでは、早速ですが…今回の北大祭イベント"Culture & Sports fes!"が、どういう企画だったのかを、簡単に教えてもらえますか?

新井:では僕から。スポーツ体験やものづくり、鑑賞などの体験を通して、自分自身がこれ好きだな、とか、これ楽しいなあ、っていう感覚に出会ってもらって、そこで自分の好きなものが広がったり、深まったりするような楽しいイベントにしたいなということで、色々なコンテンツを詰め込んだ企画でした。

新井:お客さんは様々なコンテンツの中から選んで参加するのですが、最後には自分の楽しかった経験とか、一番好きだなって思った経験について、自分の感想を書き記したカードを“スキ科のきづ木”に貼ってもらうという流れになっています。

名畑:ありがとうございます。ここからは、イベントの企画や運営のことについて深堀して聞いていきますね。まず、そもそもの話を聞いてみたいのですが、 Culture & Sports fes!、どうしてやろうっていう話になったのでしょうか?

新井:そうですね。まず、最初はCulture & Sports fes!じゃなかったんですよ。最初のアイデアはスポーツ体験だったんです。

名畑:Only Sports fes!だった?

新井:そう。何か北大祭で企画したいとなった時に、僕がやりたかったことがスポーツ体験で、でもそれだけだと面白くないよねという意見があって。岡田さんは色んなものづくり体験をやってみたい。松田くんは別にスポーツとか体を動かすものじゃなくて、鑑賞できるものがいいな。とか。そういうふうに色んな人のやりたいこと・好きなことが集まってきて、じゃあ最終的に一つのストーリーを作るとしたらどうなるだろうと考えて、Culture & Sports fes!として一つにしようっていう流れになったんです。

名畑:岡田さん補足とかあります?

岡田:実際に北大祭にきづ/ずきで出店しようってなったときに、屋台って言うよりは、自由度が高くて、自分たちの好きなことができる企画がいいね!となりました。それで、それぞれがやりたいことを持ち寄ったんです。きづ/ずきの理念で、「それぞれが自分の好きなことをやる」っていうのは大切にしたいから、誰かに合わせるだけじゃなくて、それぞれが好きなことを持ち寄ろうって言って、いろんな要素を詰め込んだんです。でも大枠ではきづ/ずきとして繋がっていよう!と思い、テーマをもつことでメンバーが同じ方向を向けるようにしました。

名畑:なるほど~。それで企画テーマに繋がるんですね!良い流れなので、テーマについてもお話し願います!

岡田:はい。Culture & Sports fes!には色々なコンテンツがありましたが、それらをつなぐテーマとして「出会いを通して自分の好きに気づく」がありました。
最初、各々でコンテンツを持ち寄った時には、なんかバラバラじゃないか?って心配があったんです。各企画者3人で話し合う中で、何かにまとめようか?という話も出ましたが、自分たちの好きなことを曲げるのはこのサークルの理念に背くよね、となって。これはこれで、自分たちの自分らしさが現れてるんじゃないかな?という話になったんですよ。

その時に、「出会いを通して自分の好きに気づく」というテーマに。
「出会いを通して」というのは、きづ/ずきが元々“場作り”を大事にしていて、大学内だけじゃなく、色々な出会いが生まれる場を作りたいという考えが共通のものとしてあったので。「自分の好きに気づく」という要素は私が入れたかった要素で、これを入れたいなと思ったのは、ちょっと個人的な話になるんですけど…、

名畑:ぜひ伺いたいです。

岡田:私、シンガポールにインターンシップに行っていたんです。その時に一緒にインターンシップに行っていた友達が、自分の好きなものにすごく敏感というか、すぐに自分の好きなものが分かる子だったんですよ。「あ、私これ好き」というのがはっきりしてる子だったんです。「私これ好き、私これあんまり好きじゃない」っていうのが。

私は、自分が何を好きなのか、ちょっとわからなくなっていたことにその子と接して気づいたんです。周りの期待とか、親が喜ぶとか、そういうことを考えて生きてしまうと、自分が好き!やりたい!というものよりも、これをやったほうがいいんじゃないか?という考えになっているな…、と、そこで気づいたんですよね。そういう人って、もしかしたら他にもいるかもしれないと思って。

自分の、自分自身の、「好き」という気持ちを、企画に来た人にも大切にしてほしい。…そんな思いを込めて、「出会いを通して自分の好きに気づく」というテーマにしました。

名畑:このテーマ自体が、本当に自分がやりたかったこととして出来上がってるんですね。

岡田:そうですね。テーマはちょっとゴリ押ししたかもしれないです。合意の上ですけど(笑)。

名畑:でも、どこか、きづ/ずきっぽいなというか、皆さん好きなことバラバラでも、根底のところがちゃんと結びついている感じがあっていいですね。

イベントの発案は?

名畑:さらに遡ると…、北大祭で出店しようというのは、どう発案されたんですか?

新井:2月、ですかね、北大祭の4か月前ぐらいから、飲食以外の企画募集があったんですよ。その枠で出すには2月中旬ぐらいが締め切りだという話をサークルに持ちかけて、サークルとして出店するかしないかも含めて議論する会をつくり…、そして出店することになりました。

会議の様子

名畑:なるほど~。それは、お2人が北大祭の運営経験があったから情報を掴めたんですかね?

岡田:公式SNSでちゃんと全員に周知されてるんですけど、運営側に所属していた時から、引退したら参加者として出店したいなっていうのは思っていました。で、情報を掴んだっていう感じです。なので、別にウラルートとかではないです(笑)。

名畑:大丈夫です、そこ疑ってないです(笑)。

どんな準備をした?

名畑:そこから、いざCulture & Sports fes!で行きましょうってなった後に、どういう日程で、どんなことしてきたのかな?という話をざっくり伺ってもいいですか?

新井:そうですね。申し込みが2月中旬に締め切りで、出店すること自体は表明して、そこからちょっと企画を練る時間がありました。

名畑:あ、じゃあ、出店します!と決めてから、内容を考えたみたいな?予算はどうしたんです?

新井:そうです。まあ1週間くらいの誤差ですけど。出店の表明が先で、1週間後ぐらいに さっきお話しした会議をして、スタートでした。3月あたまには企画の骨格が出来ていて、連携団体を決める・集めるまでが4月。5月初めに広報を始動しました。そこから北大祭当日までは急ピッチで、1ヶ月で企画準備を仕上げました。
予算に関しては、基本的に自分たちのお金で出資して利益分が戻って来る形でしたね。

名畑:なるほどなるほど。予算は北大祭の出店では割と一般的なやり方ですね。(もう一つ、きづ/ずきは社会連携サークルということで、準備段階の大切な要素として、連携団体との連携経緯なんかも是非伺いたいと思っていますが…、こちらは後日アップされる個別の企画についての記事の方で深堀りしますね!)

名畑:ちなみに企画運営の全体を通して連携した団体…というのはありました?

岡田:北海道大学のCOI-NEXT(リンク埋め込み)の皆様からは、会議時にアドバイスを頂いたり、物品面でサポートいただく形でお助け頂きました。

名畑:確かに。COIの皆さんには、普段からサークルの活動を通してサポート頂いていますね!

新入生とともに?

名畑:ここまでお話しを伺ってきて、準備段階には、企画立案や内容詰め、連携先の確保など、色々な試行錯誤があったことが見えてきました。

お2人的に、企画全体として見た時に、楽しかったこととか辛かったこと、印象に残っていることってありますか?

新井:そうですね。印象に残っていること…。一番は、後輩たちがめちゃくちゃ全体を通して手伝ってくれたこと。本当にそれに尽きるなって感じです。後輩が毎回手伝いに来てくれたり、サークル一体として作れたなという感じが結構あり、「みんなで作り上げる」ということが実際に体感として感じられたのが、印象に残ってます。

岡田:元々、この企画の立案は後輩じゃなく、私たちだったので、4月から入った後輩が北大祭の準備に強制されないように~というのは考えていたんですよね。

名畑:確かに、ミーティングに参加していても、そこはかなり気遣ってやっているなと思いました。

岡田:参加したい人だけ参加してもらって、そうじゃない人は普段のミーティングの活動=自分のやりたいことを見つけるっていう活動を進めてもらおうと思っていたんです。

岡田:でも、みんなやりたいって参加してくれて。なんなら定例会の曜日以外にも私たちが作業をする時には、後輩が忙しいのに来てくれたりして。自分からやることを探したり、言われたことだけじゃなく、「自分これやってみたいです」っていう風に名乗り出てくれたりした後輩もいて。本当に楽しんでくれているんだなあって分かりました。北大祭の準備時期が新歓の時期とちょっと被っていてバタバタした分、後輩もちゃんと楽しんでその準備に参加してくれたのがとても印象的でうれしかったです!

新入メンバーも準備に積極的に参加

名畑:なんか後輩たちが読んだら泣いちゃうんじゃないですか?

岡田・新井:(笑)

新井:普段から言ってるので泣かないと思いますよ(笑)

名畑:それも良いことですね!
後輩と言えば…、4月の新歓を通じて、今まで少人数だったサークルが倍の人数になりましたよね?その点で、今までと違うこととかありましたか?

新井:全部が全部違いますよね(笑)。

岡田:少人数の時は、友達3人で集まってやっているぐらいに感じていましたが…。

新井:なんて言うんですかね。僕たちが道を示してあげる~じゃないですけど、僕たちでサークルとしての活動方針を提供して、それに則って活動するようになりましたね。後輩が入って少しはキチっとしたってことですね、前はグダグダだったので(笑)。

名畑:では、今回の北大祭のイベントは、後輩さんたちの大活躍があって!という感じだったんですね。

新井・岡田:うん。そうですね!

ついにイベント当日!

名畑:そうした準備を経て、6月の2・3・4日に北大祭となったわけですね。最終的に、イベント全体としてはどれぐらいの方が参加されたんでしょうか?

新井:3日間を通して、大体1000人ぐらいのお客さんが来場してくれました。

名畑:1000人!スゴイな!
年齢層とか、どういうお客さんが多かったのでしょう?

新井:そうですね…。本当にもう、色々な。北大生に限らず、家族連れ、中学生、高校生、大学生も来てくれたし。すごく色々な人が楽しめた企画だったのかなと思います。

岡田:老若男女問わずでしたね。

名畑:シニア世代も?

岡田:モルック大好きなおばあちゃんも来ましたよ!背中曲げて歩きながら、「モルックしたくて来たの~!」って。
*モルックはsportsフェスで体験できる競技の1つです。

名畑:へぇ~!!
ちなみに、今回の企画にはターゲット年齢層の設定などあったのでしょうか?

新井:Sportsフェスに関しては、中高生をメインで狙おうかなとは思ってました…けど、そこまで特別に絞ったわけではなかったですね。

岡田:しおり作りは自分の予想で、お子さん連れが多いかなと思っていました。でも、全体的に小さな子から大人の方まで楽しめる!っていうのを意識してた部分がありました。

名畑:ある意味いろんな企画が混ざっていたからこそ、みんな楽しめたのかもしれないですね。

新井・岡田:そうですね…!

イベント目的は達成?

名畑:今回のテーマだった、「出会いを通して好きに気づく」という部分については、お客さんの様子を見ていて、達成されましたか?印象に残っている参加者の様子などありますかね?

新井:始めの方に、「スキ科の気づ木」の話をしたと思うんですけど、その気づ木が最終的に満開(=お客さんの貼り付けた感想で一杯)になったんですよね!それを見た時に、みんな楽しんで、これ楽しいとか好きとか、そういうのを感じて会場を後にしてくれたんだなあ…というのを感じました。

名畑:では感触として、今回のイベントの目的は達成!!という形で結論付けてもいいんですかね?

新井:まあ…(笑)。

名畑:え、自信もって良いんじゃないですか(笑)?

岡田:何が好きとか、どういうところが好きかっていう感想を書いてくれる人は多かったですよ~!

中でも様子を見ていて、一日目の最後の方にしおり作りに参加された親子連れのお客さんがいたのですが、「もっと自分のこだわりを詰めて作りたい」とおっしゃって、2日目の北大祭が開場して真っ先に来てくれたんですよ。「今日は2回目です!昨日よりもじっくりゆっくり可愛くつくれたよ」という感想が残っていて、これは多分その親子だろうな~と思って。
自分の好きなものを詰め込む機会には、確実になったんじゃないかなというふうに思いました!

ある男子大学生の方は、隣のお友達が面白いしおりを作っている中で、その方は綺麗な可愛いしおりを作っていて、「自分はものづくりが好きなんですよね」という話をしていました。 自分の好みを再確認できたんじゃないかな。

名畑:気づ木って、すごく良いアイディアでしたね。形に残るものをみんなが書いて終わるというのが、企画者側にとってもフィードバックになっていて。参加者みんなでイベントを作っている形にもなりますもんね!

岡田:ありがとうございます!

想定外もあった?

名畑:想定外のことに色々と対処したというお話も、サークル内ではチラホラ出ていましたよね。そういう部分もちょっと、エピソードとして聞いてみたいな。

新井:そうですね~。イベントは金曜日のお昼に始まったんですけど、開始1時間半ぐらいかな?お客さんが誰も入ってこなかったんです。

名畑:おお…!?

新井:あれ、始まってないのかなぁと思って外を見に行くと、屋台の方にはお客さんが行き交っているんです。けれど、体育館の方にはお客さんが流れて来ていなかったんですよね。体育館の中に入る段階で一つハードルがあるな、というのを感じました。さらに体育館に入ったとしても、僕らの企画の存在が入った人から見ると超わかりづらい場所にあったんですよね。

これはどうにかしなきゃっ!てことで、まず体育館の入口にポスターを貼ったんですね。体育館の中に企画があることを伝えて。で、さらに会場内にあった受付を、外の廊下のスペースに出すことで、なんとか企画があることをお知らせできるようになりました。そうしていなかったら、おそらく誰にも気づかれずに…、だいぶお客さんが減っていたはずです。

受付場所の変更など、工夫によりお客さんを呼び込む

岡田:事前に気づけなくはなかったはずですが、いざ企画をやってみると思っていたよりも奥まった位置にあったんですよ、企画スペースが。ちょっと想定外のことでしたね。

それから、企画の一番存在感のある広報手段に立て看板があるのですが、
模擬店が実際に立ち並ぶと、立て看板が模擬店に隠れてメインストリートから見えないっていう想定外のことが起きまして。なので立て看板の移し替えをちょっとお願いしつつ、自分たちでもできるアピールの仕方を試していった感じでしたね。

名畑:なるほど。金曜日にそう言う対処をして、土日はお客さんが増えて、そして紙問題が発生したんですね?

岡田:そうですね(笑)。新井さんのすきっぷ(sportフェスのチケット)は500枚用意していたんですけど、なくなってしまって…増刷したというね。

名畑:すごいですね。それだけお客さんが入っていたら、混んでいて色々体験できないお客さんとかいなかったんですか?割といい感じに回ってたんですかね。

新井:そうですね。多少待ち時間は生まれてましたが、基本的にキャパを超える人数が一気に来ることは無かったです。おそらく並んでいたら他のスポーツ体験に行くということができたので、うまくバランスが取れたのかな。

岡田:そうですね。それぞれのスポーツを行き来することも自由にできるし、再入場することもできるし。スポーツがもし全部埋まっていたとしても、一年生が作った診断ゲームがあったりして。

名畑:診断ゲーム?

岡田:はい。もともと前にきづ/ずきがイベント出店した時に、新井さんがプログラミング で作った診断ゲームに一年生が少し手を加えたものです。質問に答えていくと自分の才能がわかるという。

診断ゲーム

名畑:今までの活動が活きている感じがいいですね。

新井:そうですね(笑)。何度でも使えることに気づいちゃいました。

名畑:やってみたいな(笑)。今度是非教えてください。

新井:はい!

北大祭イベントを経て?

名畑:今回、こうして北大祭イベントを振り返ってきたわけですが、来年も北大祭でイベントしよう!ということは考えていたりするのでしょうか?

新井:そうですね。きづ/ずきとして、何か出せたらいいな~とは思っています。
この北大祭での一番の成功は、企画が成功したこともそうですけど、きづ/ずきのサークルとしての成長があったと思うんですよね。入ったばかりの人が、まず先輩の手伝いをやってみて、そこでいろんな気づきを得るっていうのが、サークルの活動として、きづ/ずきのメンバーにとって、好循環かなと思います。そういった意味で、きづ/ずきとしては北大祭への出店タイミング=6月というタイミングに一つ企画をやるというのは続けていくと素敵なんじゃないかなと思ってます!

岡田:そうですね。企画内容についてはまた私たちが決めてしまうと、それぞれ自分のやりたいことをやるっていう理念に反することになってしまうので、また次の代というか、次に北大祭に出店したいっていう人に企画内容を決めてもらうことになると思います。

名畑:なるほど、ありがとうございます!確かに、4月に入って、じゃあ企画を考えてください!って一年生に投げてもなかなか難しいから、先輩方の姿を見ながら活動イメージを築けるのは、すごくいいタイミングですね。

北大祭以外では、現段階で企画されているイベント、何かありますか?

新井:イベントとしてはまだ確定しているものはないんですけど、秋頃に出店する企画を練っています!あと、イベントではないですが、高校と連携して、高校生が「自分らしさ」に気づくことをテーマにした企画の準備が進んでいます。

名畑:ありがとうございます。
それでは、最後の質問になります。北大祭イベントでの経験を踏まえて、今後の企画や運営に活かせることがあれば教えてください。

新井:そーです…ね…。

名畑:ここ大事ですよ(笑)。

新井:うん、1つは、ストーリー性って大事だなって思いました。最初の話に戻りますが僕らは別々のコンテンツを最初にやろうとしていたんですよね。そこは別々でいいじゃんって考え方は結構最初ありましたが、COIの方々との会話とか、いろんな人の意見を聞く中で、

『きづ/ずきとしてのストーリー性…、今回の場合はきづ/ずきの活動には「自分らしさの中で、自分の好きなものを大事にする」という共通の考えがあり、だからこそ、きづ/ずきはこんなイベントします!というストーリー性が重要だよね。』

というアドバイスを頂いたんです。それが結局は大事なんじゃないかなと思います。
企画の細かい部分を作るときもそうですし、企画を最終的にどう評価するか、どんな体験を提供したいか、みたいな、企画の本当の狙い・コンセプトをブラさないためにも、ストーリーをちゃんと考えるのが大事だなって。

岡田:私も。
社会連携サークルはこれからも色々な人たちと連携していくと思いますが、まず達成したい目的=こういうことを自分はやりたいですっていう目的を共有して、共感できる人たちとプロジェクトを作り上げるっていうのが大事なんだなっていうのを感じました!
実際に、Cultureフェスの連携先の皆さんも、私が企画を通してお客さんに体験して欲しいことを尊重して、少し体験内容をアレンジしてくれた部分がありました。目的を共有しているからこそ、より良くなっていたり、深まった部分があったなと思います。

あとは やっぱり気づ木が感動的で。お客さんそれぞれが感じたことをフィードバックとして見られるものがあるっていうのは、次にも活かせるし、大事だなと思いました。きづ/ずきと連携した団体さんとの結束力が高まる要因にもなったと思います。

名畑:お二方、ありがとうございました!今回はきづ/ずきの北大祭イベント、Culture & Sports fes!の、大枠の部分について裏側を聞くことが出来ました。きづ/ずきの活動を通して、企画者自身が好きなことに取り組み、その中で様々な気づき・築きを得ていったプロセスが見えてきましたね。

実は、インタビューはもう少し続きます…!
次回の記事からは、各企画のさらに内側のお話や、先輩方がベタ褒めしていた新入生目線のお話など、引き続き掘り下げていきますよ~★(続く)

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