10人10味?オリジナル“岩見沢ラーメン” SOZOは終わらない⁉企画の裏話シリーズ#2
2023年10月7日、雨風強めな時期の中、パッと晴れた日となりました。
そんな日に岩見沢市の駅横にて開催されたイベント”SOZO”。
10代のお祭りをテーマに様々な企画がブース出店を行ったこのイベントに、私たち社会連携サークルきづき・きずきからは3つの企画が出店しました!
今回の記事では、イベントの裏話を伺いながら、北海道大学社会連携サークルきづき・きずきがどんな取り組みをしていたのか?メンバーがイベントを通じてどんな気づきを得たか?ということについて、探っていきたいと思います!(第二回!)
”岩見沢ラーメンを考えてみよう!“企画を探っていこう。
今日は、”岩見沢ラーメンを考えてみよう!”企画の運営を担当した伴さんから、お話を伺っていきます!
名畑:伴さん、おはようございます(朝10時)。
伴:おはようございます。
名畑:初めに読者の方へ向けて、簡単な自己紹介と、最近考えていることを教えてください!
伴:はい。私は北海道大学1年の伴と申します。
最近考えたこと、何ですかね、何か熱中できるものをそろそろ見つけなきゃいけないな~と思っていまして。いろいろ新しい趣味見つけてみたり、来年は部活でも入ってみようかなとか考えてますね。
名畑:お、いいですねぇ!
どんな企画だった?
名畑:まず私から、今回の企画“岩見沢ラーメンを考えてみよう!”についてザックリおさらいしますね。
この企画は、Webサイトを見て岩見沢市の名産品・農業の現状などを学びながら、色鉛筆やシールを使って参加者オリジナルの「岩見沢ラーメン」をデザインするという体験を提供していました。
ブース前は参加者のオリジナルラーメンで彩られ、「美味しそう度」「特産品活用度」などで食べたいラーメンを選ぶ方々で賑わいました★
多くの若者が都心部へ流出する現代だからこそ、岩見沢の持っている魅力を見つめなおしてほしい。でも、岩見沢について考えようとしても何から考えればいいのか難しい。自作ラーメン企画なら取組みやすいのでは?
そんな考えから、生み出された企画でございました!
果たして、伴さんのこの想いは叶ったのでしょうか?
どんなラーメンデザインがあったのか!?
ではでは、聞いてみましょうっ!
お客の興味と、完成品への興味
名畑:さて、伴さんは、今回のイベントで初めて企画運営をメインで担当することになりましたね。担当するにあたって、不安だったことや楽しみだったことってありますか?
伴:やっぱり一番不安だったのは人が集まるか?っていうことでしたね。
名畑:うんうん。
伴:企画に興味を持ってくれる人がどれだけいるのかが全く分からなくて、そこが一番の不安でしたね。今回の企画は、「ただ参加していただく」という感じのスタイルだったので、参加することによるフィードバックで何かがもらえるとか、景品みたいなものがあるわけではなかったですから。
名畑:なるほど。逆に、楽しみに思っていたことはありましたか?
伴:楽しみだなあと思ったのは、オリジナルラーメンには作っていただく人の個性が現れるので、色々な作品が見られるのが面白そうかな~と思っていました!
名畑:確かに、作品を眺めるとめちゃめちゃ個性が溢れていましたね(後述)!
ラーメン企画の仕込み!
名畑:今回、SOZOでの企画を準備するにあたって、どんな日程で、どんな準備をしてきたのでしょうか?
伴:そうですね。 準備自体は2ヶ月前ぐらいから少しずつ始めていく感じでした。まずは、実際にお客様に作品を描いていただくための、専用のテンプレート用紙作りました。
それに、絵に自信のない方でも参加できるように、食材を模したシールを作成したりとか。あとは、お客様が描きやすいように作品例として、見本を描いておくとか。そういう感じで、少しずつ進めていきました。
名畑:なるほど。それらを準備する中で、ここが大変だったな~と印象に残っていることはありますか?
伴:一番大変だったのは、シール作りですね…。
シールと言っても、(シール紙に)プリントしてから、その型を自分で作る必要があったので、そこが一番時間がかかりましたね。
名畑:あ~、つまり、ひたすらハサミでシールを小分けに切るっていう時間があったってことですね?
伴:はい、そうです。3時間で終わるかなと思っていたのに、なんか6時ぐらいかかっちゃった(苦笑)。
名畑:それはお疲れ様でした…!その作業のおかげで、シール使っていたお客様は取り組みやすそうにしていましたから、とても良かったですね。
始めはオロオロしてたけど
名畑:そういった準備を経て、いよいよ本番を迎えたわけです。イベント一日を通じて最終的にどのくらいの方が参加されましたか?
伴: 18名分ですね。
名畑:おー!では、20種弱のオリジナルラーメンができたということですね!いろいろなラーメン案を作ってもらった中で、印象的だった参加者の方はいますか?
伴:はい。一番記憶に残っているのは、お子さん連れのお客さんですね。一番最初にいらっしゃった方なんですけど。
名畑:おお、第一お客様だ。
伴:(初めてのお客様で)何をどう言えばいいか、ちょっとよく分からなくなっちゃって…。オロオロしてたんですが、お母様がお子さんに「岩見沢市の名産品は○○なんだって~」と、アシストしてくれたおかげでスムーズに進められたかなと思います。
名畑:始めは結構助けられていたんですね。傍から見ていると、対応の経験値が増えるにつれてどんどん 説明が上手くなっていたと思います♪
ちなみに、実際に描かれたラーメン案は見られるのでしょうか?
伴:社会連携サークルきづき・きずきの公式X(リンク先)で公開中です!https://twitter.com/kiduki_kizuki
名畑:例えば…、私は「おひさま色どりミソラー」として岩見沢市の特産品、ひまわりをぶっこむというラーメンを描きました(笑)。名産品利用度においては評価されたみたいですね(笑)。
どれも個性あふれるもので見ていて楽しいですよ~!
もっと「岩見沢」ラーメンにしたかった!
名畑:参加してくれた方々の様子を見て、今回の企画で伴さんがやりたかったこと、達成したかったことは叶えられたと思いますか?
伴:いや、達成できてなかったかなと思います。
名畑:あれ、そうなの?それはどうしてでしょうか?
伴:自分の目的はラーメン作りを通して、岩見沢市について見つめ直してもらうことでした。でも、ただシールを貼って終わりという形になってしまう感じの方が結構多くて💦。目的のところまで繋ぐことが十分にできていなかったかなというのが一番の反省点です。
名畑:それは、こうすればよかったかな~など考えたりしましたか?
伴:岩見沢市の農業や特産品がまとめられてたwebサイトに繋がるQRコードを紙で渡していたのですが、それだと手間がかかり、面倒なので思うように見てもらえなかったのだと思います。なので、サイトをそのままプリントしておいて、直接見てもらった方が手軽で分かりやすかったりしたのかな?と考えています。
名畑:確かに、それだけで変化ありそうですね。 具体的な反省点で今後にも活かせそう!他にも企画運営にあたっての改善点などありましたか?
伴:自分が休憩に入るタイミングで、他の人に店番の対応をうまく伝えられなかったことですね。反省しています。事前に周知をしていたわけでもなかったので、ヘルプを任せたタイミングでわかりにくい説明をお客様にしてしまったかな?と。
名畑:実際に当日の運営をしてみたからこそ気づけた反省点ですね!
伴:そうですね!
準備の大切さに気づく
名畑:さて。今回の企画運営を通して、伴さん自身にも、新しく気づいたこと・築いたことがあったのではないでしょうか。企画を考えるところから、当日の運営までをやってみて。何か新しい気づき・築きはありましたか?
伴:そうですね。やはり時間配分の仕方が下手だったかな、準備の段階で。
名畑:というと?
伴:食クエスト企画(きづき・きずきから出した別企画)みたいに、準備に時間をかけた企画は人が結構集まっていた感じでしたから。
自分の場合は、ちゃんと「いつまでに何をやる」と決めて、それを報告するようなルーティーンを作らなかったので。後でいいやって感じになっちゃったのが一番良くなかったかなと思いましたね。それがキッカケで少し準備不足感が出てしまった。
名畑:なるほど。こちらもハッキリ見えている課題ですね。これから意識的に改善できるといいですね!!
次は気軽さマシマシで!
名畑:最後に、今回の経験を踏まえて、伴さんが今後「こんなことやりたい」とか「今度はこういう企画にしたいな」とか、これからのことについて教えてください!
伴:具体的にどういうイベントをしたいとか、今は無いのですが、やはり、参加者の方が気軽に立ち寄っていただけるようなイベントにしたいですね!
いきなり「○○やってください」と言われても難しいと思うので、気軽に参加できて楽しめるようなイベントがしてみたいですね!
名畑:いいですね★ 具体的なテーマが見つかる前でも、他のメンバーがやりたい企画をサポートしながら伴さんの経験を活かしていけたらステキに思います!伴さん、ありがとうございました!
伴:ありがとうございました!
編集者コメント:
今回は2023年10月7日に開催された"SOZO"イベントでの"岩見沢ラーメンを考えてみよう!"企画について裏側を聞くことが出来ました★
伴さんは様々な反省点を持って企画を終えられたようですが、どれもお客様の目線と、運営側の目線を両方得られたからこその良い気づきだったように思います。今後の伴さんの企画が楽しみですね(^▽^)!
次回は、SOZOイベント3つ目の企画、”SOZOして繋ぐ!食クエスト”についてインタビューしていきます!ではまた!(続く)
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