キタバ@164cmのイエナプラン

しょーもないことを、一緒に楽しみたい。イエナプランの理念と日々追いかけっこして学んでい…

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しょーもないことを、一緒に楽しみたい。イエナプランの理念と日々追いかけっこして学んでいます。https://linktr.ee/kitabababa

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夏休みを、‘’つくる‘’

夏休みを、‘’つくる‘’ . 児童ホーム(学童)の夏休みが終わりました!! ふぅと、息をついているところです。 さて、今回の夏休みも、僕にとっては特別な、素敵な時間となりました。そして、面白い夏休みでした。そんなことを文章に書き残したいと思います。 まずは、夏休み前に、2023年のうちの児童ホーム(学童)は、どのような夏休みにするか考えていたか、背景を書いていきます。別のnoteで、その結果を書きたいと思います。 〇背景 \人間として、「生きてて良かった」と、思え

    • わたしとあなたは、どうやったら、一緒にいる人と、思えるのだろう。

      わたしとあなたは、どうやったら、一緒にいる人と、思えるのだろう。 . 私は、いつも歩行者信号に、命を救われている。今日も、車とぶつからずに1日を過ごすことができた。 よく信号機の前で、「まだ、仲良くなれていない人」と一緒に待っている。そして、私はいつも「この人と、どうやったら、‘’一緒にいる人‘’として、手を取り合える日が来るのだろう」と考える。 あなたを、ただの風景として、そう見ない世界がやってきたらいいのに。 . . 今日は、2〜3ヶ月前から温めてきたイベント

      • しょーもない悩みから、何か大切なことを思い出せた、そんな話

        私は、ノートを出した。そこに記したのは「最近、飲み会で、自分を出せないことについて」というお題を書いたのだ。 最初に書いた時、少し恥ずかしさも覚えた。最近、COTENラジオにハマり、歴史を勉強している。フランス革命、宗教改革、オスマン帝国などの歴史に登場する、カッコイイみなさんが、「人間とは」「社会とは」「生きるとは」を命懸けで考え、実行している。そんなアツいラジオを聴きながら 「最近、飲み会、自分だせてないんだよなぁ」と悩む27歳、私。 はずかしぃ。 しかしながら、

        • 「学童保育とはどのような場所か?」と問われたら、「それは自己を磨く仕事だよ」と答える話

          こんにちは、キタバと申します。私はかつて小学校の先生を務め、オランダのイエナプラン教育を学び、現在は非常に活気あふれる学童保育の運営をしています。 今日のテーマは、「学童保育とはどのような場所か?」と問われた際に、「それは自己を磨く仕事だよ」と答える話についてお話ししたいと思います。 私は元々小学校の先生をしていました。小学校の目的とは何かと問われれば、その中に「人格の形成」という言葉が含まれています。人格を磨くことは、学校の先生の一つの仕事です。現在は学童保育の仕事をし

        夏休みを、‘’つくる‘’

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        • パーマとイエナとテルコ
          16本
        • キタバの本の日記
          1本
        • オランダ日記〜おざつ編〜
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          32本

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          中田敦彦さんの動画「強いメンタルの作り方」について、それが子育てにおいても非常に重要!

          こんにちは、児童ホーム(学童)を行っているキタバです。小学校の先生を経験し、オランダのイエナプラン教育を学び、現在はパワフルな学童保育を運営しています。 本日のテーマは、中田敦彦さんの動画「強いメンタルの作り方」について、それが子育てにおいても非常に重要であるという話をしたいと思います。 あの、中田さんのYouTubeチャンネルで「強いメンタルの作り方」という動画が公開され、それを朝、アイロンをかけながら見ていました。とても面白かったです。中田さんの動画といえば、松本さん

          中田敦彦さんの動画「強いメンタルの作り方」について、それが子育てにおいても非常に重要!

          キタバの取説

          仕事をされる皆さんと、一緒にビジョンを目指すために、働くために書きます! できること・得意なこと・試すこと(知ったら、すぐやる) 本を読んだり、これだ!と思うことは、明日からやっていることが多い。 ・教育などの「本質」や「これからの方向性」を探求すること・考えること 本を読んだり、考えたりすることは、1日考えることができる。時間を忘れる。 ・新しい人と繋がること、話しかけること 先生時代は、2000人以上の教育関係者と繋がったり、勉強会に参加したりした。 ・ルーティン

          心の声コーヒー。

          こんにちは、尼崎で学童保育をしているキタバと言います。私は、心の声コーヒーという、コーヒーの新たな楽しみ方を考えてみました。説明するのも難しいので、一緒に体験してみましょうか。下に進んでみてください。 どうでしたか. 「朝から問われるなんて勘弁してほしい」 「ゆっくりコーヒー飲ませてよ」 なんて声が聞こえてきそうです(笑) しかし、待ってほしいのです。私は、コーヒーのおかげで自分を取り戻すことが出来ました。その経験を通して、ちょっぴりヘンテコなコーヒーカップを作ろうと決

          エデュマル

          やりすぎ教育 最近、武田信子さんの「やりすぎ教育」と言う本を読んで「エデゥケーショナル・マルトリートメント」と言う言葉を知った。 エデゥケーショナル・マルトリートメント。略してエデュマルとは、「大人が子どもに対して教育のつもりで行う、子どもの発達や健康にとって不適切な行為」(健康教室 Information Plaza 東山書房 2019年11月)だそう。 くそう。「エデュマル」ってめちゃめちゃ可愛い名前なのに、見えづらくて、子どもを傷つけてしまうなんて。。。 それは

          先生の独立という選択肢

          先生の独立という選択肢 先生もお医者さんのように、独立をし、開業するという流れが生まれているし、もっと生まれたら、面白いなぁ。 多様化する時代、きっと教育も長い目で見ると多様化すると思う。公立小学校はじめ、色んな場所で、独自の理念を持った学び場が増えていくのだと思う。 しかし、現状、先生から一旦離れるとき、転職が多く、自ら独立して起業等を選択肢に入れている人は少ない。そこには、2点課題があると思っていて ①起業、経営スキルなどを学べる機会を知らない ②事業を起こしてい

          先生の独立という選択肢

          「みんなこうですよ口調」と「あなたはどうですか?口調」

          「みんなこうですよ口調」と「あなたはどうですか?口調」 . ✳︎「アルコール消毒は大丈夫でしょうか?」✳︎ 本日は、西宮市で木村泰子さんの講演会があった。少し早くついたので、近くのカフェに入る。入って早々、優しそうな店員さんが「アルコール消毒は大丈夫でしょうか?」と、私に話しかける。その時、私はなんだか、ポカッと心が温まった感覚があった。 ✳︎「あなたはどうですか?」と尊重された感覚✳︎ なぜ、心が温まったのか考えてみた。そこには、アルコールが肌に合わない人やアルコール

          「みんなこうですよ口調」と「あなたはどうですか?口調」

          オンラインでの探求の可能性

          オンラインで探求学習を行うQILOT 本日は、名古屋で遊びで人がつながる「タマリバ」を運営しているまーてぃさんとお話ししました。 そこで、面白かったのが、オンラインで探求学習なども行うQILOT https://qilot.co.jp/?gclid=Cj0KCQiAsdKbBhDHARIsANJ6-jfDUO_6lRXUJHEIy3GzL7BPKItryHDFovg8mQKzAYtUnQgcs6bH-Y8aAodDEALw_wcB その子の興味関心から始まる学びに対して

          オンラインでの探求の可能性

          正解が分からない時代に大切なのは「花」ではなく、「土」

          多様性の時代。どう生きるかのが正解か分からない時代。ぼんやりとした孤独が付き纏う。「私は、どう生きたらいいのだろう」「どう生きるのが正解なんだろう?」私自身、日々の生活で考える。『私の「花」はなんだろう、、って。』 そして、教育者として、目の前の子どもに何を教えたら、その子は、多様性の時代で、幸せに生きて行けるのか考える。そして「正解」が分からない。『あなたの「花」はなんだろう、、って。』 そんな中、諸富さんが書かれた「カール・ロジャーズ カウンセリングの原点」を読んだ。

          正解が分からない時代に大切なのは「花」ではなく、「土」

          「だっこ」のバトン

          「だっこ」とは、少し面倒だ。 なぜなら、忙しい私(大人)の手足を不自由にするからだ。 しかし、それは大人の都合なのかもしれない。 「だっこ」の価値とはなんだろう。 . . 15時ごろ。学校終わりの子どもたちが帰ってくる。「ただいまー」と、元気よく帰ってくる。ここはとある学童保育である。 今日は6時間目の子どもが多く、しっかり遊べない日でもある。短い時間でも外の世界に触れるために、散歩をすることがある。宿題が終わった人で、散歩に出かける。 RさんとKくんでお散歩に行

          「やらかし」が難しい社会

          「ラジコンで、駅まで行こう!!!」 ハイテンションのK君が、僕に言う。 僕は思う。「えええ、、」 . 学校終わりの15時。「ただいまー」と子どもたちは、やまびこを期待しているくらいの声量で叫ぶ。 そんななか、地域のある子が、ラジコンをもってきた。案の定、K君が興味を持ち、ラジコンを器用に動かす。このように「やってみたい!!」をすぐ行動に移せることは、実はすごいことだと思う。 感心していたのは、つかの間。K君はこんなことを言う。 . . 「ラジコンで、駅まで行こう

          「やらかし」が難しい社会

          祝られていい存在なんだ。

          「自分って、祝られていい存在なんだ」 そんな風に感じた日がある。 2021年の1月4日に私の誕生日会を開いてくれた。 「誕生日だからキタバの好きなもの買うからね!」と一緒に買い物に出かけたものの、割と好きな唐揚げの要望は届かず、「えっ、かに食べたぁい」とか「海鮮おいしぃそう(ヨダレ)」とかとか、そんな感じで誕生日会の品物が決まっていった。 テーブルには、 かに鍋,、イシツブテみたいな甘い苺、愛がつまった飲みやすい赤ワイン、にぎにぎ寿司巻などなど、統一性のない、でもみんな

          祝られていい存在なんだ。

          楽しく学ぶってどうしたらいいのだろう?

          『楽しく学ぶには、どうしたらいいんだろう?』 私が社会人1年目の小学校教員時代に感じた問いでした。 当時私は、小学2年生の30人以上の子どもの学力保障のために、一斉教授後、必死にプリントをやらせ、必死に解かせていました。結果は、学年でもテストの点数は高く、保護者さんに喜ばれていました。 しかし子どもは、どこか辛そうに学んでいます。 子どもは一生懸命プリントに食らいつき、プリントが終われば次のプリントをこなし、テストの点数がいくら良くても、どこかしんどそうで辛そうに勉強をし

          楽しく学ぶってどうしたらいいのだろう?